2011年7月26日火曜日

国立公文書館

 アメリカの旅の続きでも書こうか。ホロコースト記念博物館の後、国立公文書館に行こうと思った。国立公文書館というのは、独立宣言書、合衆国憲法、人権宣言というまさに国宝級の文書を展示しているのだ。ここも無料で見学できる。入場待ちなのか、列をなして並んでいたので、私もそれに並ぶことに。セキュリティチェックを済ませ、中へ入る。ここもかなりの観光客である。国立公文書館も映画「ナショナルトレジャー」の舞台となったところだ。ニコラス・ケイジが独立宣言書を盗んだところである。
 ここで展示されているのはもちろんレプリカではなく、オリジナルだ。独立宣言書、合衆国憲法、人権宣言の3つは、自由の憲章と呼ばれ、中央広間のロタンダにある。そのロタンダには観光客でいっぱいですぐに入れなかった。この3つの文書を見るのには順番はないと言っていたが、なぜか観光客は順番に並んで一点一点見ている。私は列に並ぶのが億劫だったので、その列を無視して真っ先に独立宣言書を見に行った。これがあの独立宣言書か、と鳥肌が立つくらいであった。やはり本物は違う。教科書で学ぶよりも明らかにインパクトが違う。各文書が展示されてあるケースに横には警察が立っている。どれほど重要かがうかがえる。
 上の自由の憲章以外にもマグナ・カルタが展示されてあった。世界史で習ったのを思い出す。その世界史の先生がいつか本物に触れて来て下さい、と言っていたことを思い出す。その後、ギフトショップに行き、お土産を買う。独立宣言書のレプリカも置いてあり、シャレで買おうかと思ったが、少し高かったのでやめた。
 国立公文書館を出た。博物館はだいたい17時で閉まる。今日行くところはこのくらいにしておこうと思い、ホテルに戻ることにした。帰る途中にホワイトハウスを見ようと思い、歩いてそちらの方に向かった。ワシントンにはリスがいて驚いた。普通に歩いていたら、何処からか現れるのだ。まじかで見たのは初めてである。
 ホワイトハウスに着き、正面玄関では何やらデモが行われていた。そこには、SWATが。いろいろなモノが見ることができてラッキーである。このホワイトハウスにオバマ大統領が住んでいるので、出てきてほしかったが、そこまで夢がかなわなかった。

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