2011年7月15日金曜日

ウォールストリート

 今ブルックリン橋を渡っているが、かなりくたびれながら渡っている。やはり先ほどの遠回りが効いてきているようだ。マンハッタンに向かっているが、右手にはマンハッタン橋が見える。こちらの橋も美しい。マンハッタン橋は通行できなさそうであった。よく見ると電車も走っている。遠くにクライスラー・ビルが見える。昨日近くを通った。昨日はあそこら辺を歩いていたのかと思いながら風景を見ていた。橋の上から見るマンハッタンの景色も最高である。高層ビルだらけだ。
 ブルックリン橋はアメリカで一番古い吊り橋であり、同時に鋼鉄のワイヤーを使った世界初のつり橋である。
 やっと渡り切った。疲れた。そしてお腹がすいた(笑)。ニューヨーク市庁舎の前に広場があったので、そこで少し休憩する事にした。ベンチなどはなかったので、適当に座れるところを探して腰を下ろした。そういえば今日でニューヨーク生活も終わりか、と急にそう思ったのだ。一昨日来たばかりで、昨日はいろんなところを訪ね、今日も歩き回っている。時間の流れるスピードが速い。楽しいことは一瞬で過ぎていく。昨日はホテルのドアを開けるのに恐れを抱いたが、今はこうやってニューヨーク生活を満喫している。
 さぁ、次は自由の女神を見に行こう。ニューヨークに来たらこれは外せない。東京のお台場にも自由の女神はあるが、やはり本物を見なければ。腰を上げ、そちらの方へと向かった。ブロードウェイに戻り、南下する。ここはロウアーマンハッタンと呼ばれるエリアだ。経済の中心地。歩いていると、教会が見えてきた。トリニティー教会である。映画「ナショナルトレジャー」では、このトリニティー教会の地下に財宝が眠っていた。そしてその前の道路は、ウォールストリートである。今私はブロードウェイとウォールストリートの交差点にいる。そのことにも感動した。
 ウォールストリートに入る。表通りなのかと思っていたが、裏通りみたいであった。しかし、ウォールストリートに入った時、一瞬にして空気が変わった。「世界経済の中心」のオーラが漂っている。ウォールストリート独特の雰囲気である。ニューヨーク証券取引所を見たりした。連邦準備銀行もここにあるのだが、以前のブログでも書いたように、予約でいっぱいだったので、今回は行くことができない。
 歩いているだけでも興奮が収まらないニューヨーク。楽しいの一言。決して日本にいても味わうことのできないこの興奮、楽しさは、やはりここに来なければわからない。貴重な経験をしているということを忘れずにいなければ。
 その後、お腹がすいていたので今回もコーラを飲んでごまかすことにした(笑)。といっても、もうごまかしきれないところまできているのだが。

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