2011年6月28日火曜日

MoMA

 今日は一日激しい雨であった。明日も雨らしい。靴が濡れてしまい、かなり気持ちが悪かった。土砂降りの中を大学に行くのは久しぶりであった。




 さて、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に着いた。開館は10時30分からであり、ちょうどその時間に到着したが、すでに大勢の人でにぎわっていた。おそらく世界中から来ているのだろう。私もそれの一人なのだが。チケットが$20と少し高かった。このMoMAは実は日本にも関係している店があるのだ。東京の表参道にあるのだが、東京に行くときは必ず寄る店で、MoMAデザインストアという店があるのだ。雑貨やアクセサリー、キッチン用品、家具など様々なものがある。この商品一つ一つにデザイナーが存在していて、どれもユニークな品物ばかりで見ているだけで楽しいお店だ。少し値段は高いが私もそこで買い物をしている。そして今回、ニューヨークでその美術館に来られて本当にうれしかった。本物を見ることができたのだから。
 館内は想像していたのよりかなり広い。自分がどこにいるのか分からなくなる。管内で何キロ歩いたかというくらい広い。しかしその作品や展示物は素晴らしいものばかりであった。作品の数がかなりたくさんあるので、説明できないのだが、面白いものばかりである。これが見れただけでもニューヨークに来た価値はある。小学校の教科書に載っている絵もあった。中には何を表現しているのかわからないものもあった。しかし、なぜだか楽しくなる作品ばかりだ。
 その後、道路を挟んで向かいにMoMAデザインストアがあったので、やっぱり行くことに。値段はやはりこちらに来た方が安かった。置いてある品物の数もこちらの方が多い。本場で買う方が気持ちが良い。あまり高いものも変えなかったので、記念に一つ買って帰った。
 このMoMAは行くかどうか迷っていたのだが、高校の担任の先生は言った方がいいと勧めてくれたので、行くことにしたのだが、やはり行った方が良かった。世界的に有名な理由がわかる。ますますMoMAが好きになった。今度東京に行くときもまた寄ってみよう。品物の価値も少しはわかるような気がする。
 その後、国連本部に行こうと思った。ガイドブックによると日本語ツアーがあるらしいのだが、毎日はやっていないらしい。時間も不規則。電話してから参加した方がいいと書いてあったが、何もせずに行くことにした。しかしその前に問題が発生した。
 昨日のブログで、警察がたくさんいたと書いたが、今日はパレードがある日だったのだ。何のパレードかというとセント・パトリック・デーであったのだ。アイルランド人のお祭りである。アメリカの祝日の一つなのだ。セント・パトリックはアイルランドにキリスト教(当然カトリック)を入れた人で、アイルランドの守護神でもある。誰もが緑のものを身に着けていた。そのパレードはあまり見ていないが、祭りへのテンションの高さには驚かされた。誰かが叫べばそれに答えて誰かが叫ぶのだ。やはり日本と違う。あれくらいやれば本当に楽しそうに見える。これぞ「祭り」という感じだ。
 それは良いのだが、パレードをしている道が5thアヴェニューだったのだが、私はウェストサイドにいて国連本部はイーストサイドにあるのだ。5thアヴェニューでパレードをしているため、ウェストサイドからイーストサイドに行くことができなかったのだ。困った。さぁ、どうする!?

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