2011年6月12日日曜日

コンサートスタッフ

 一昨日のブログで昨日用事ができたと書いたが、その用事とはコンサートスタッフなのだ。友達から金曜日にバイトに出られなくなったから、代わりに出てほしいと前日に頼まれたのだ。朝7時30分に集合で、解散が夜中の1時と書いてあり、特に用事が無かったので、引き受けることにした。それにしても集合時間が7時30分とは早い。
 昨日、朝5時30分に起きて、6時30分過ぎに下宿を出た。まず最初の仕事は、椅子の上にチラシを置いていくことであった。その後、コードの上からテープを張ったりする仕事をした。コンサートが始まるまではそれほどきつい仕事はなかった。コンサート開演と開演中はロビーで待機する事であった。開演前はロビーでお客さんを案内する仕事をした。今までコンサートに何度も足を運んでいるが、今回は迎える側だったので、不思議な感じがした。よく聞かれたのは、「トイレはどこですか」であった。始まる前にトイレを済まさなければならない。しかし女性のトイレにはかなりの列ができていた。それはどこへ行っても同じ光景を見るが大変そうだ。
 開演中はロビーで待機であったが、中の様子も見たかったので、入口付近にも行ったりし、ちょうど入口の仕事を任され、かなり中の様子を見ることができ、コンサートに行った気分になった。やはりコンサートは素晴らしい。私はよく「生きた音楽」と表現する。そう、コンサートは生きた音楽だ。CDで聴くのとは全く違うのだ。音もすさまじい。体が揺れる。地面が揺れる。音の破壊光線だ。
 コンサート終了後、バラシという仕事があったのだが、ステージを解体する作業だ。私は照明の仕事を任された。これが大変な作業で、体力と時間との勝負であった。専門の方について、やることを指示される。間違えればすぐに檄が飛ぶ。私も何度か怒鳴られた。どれも重いものばかり、しかも慎重に扱わなければならないものばかり。休む時間もなく次から次へと仕事がある。照明の仕事であったが、気が付けば違う仕事していた(笑)。それだけやることばかりで、考えている時間はなかった。私は朝から来ていたので、22時で終了であった。昼から来た人はまだ仕事をしていた。それにしても辛い作業であった。私たちに指示を出す人の中に、男性だけでなく、女性も何人かいた。かなり偉そうに指示をしたり、私のようなバイトの人たちを役立たずみたいに扱ってくるので、こっちもやる気がなくなってしまう。まぁ、彼らも時間との勝負で、切羽詰まっていたのはわかるが、もう少し気持ちのいい表現の仕方はないのかと思ってしまう。コンサートを見ることができたので、プラマイゼロというところかな。

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