2010年10月25日月曜日

親友との休日

 金曜日、土曜日とブログを更新できなかった。お許しください。更新できなかった理由は私の小学生時代からの友達がわざわざ青森まで遊びに来てくれたのだ。彼は今東京で公務員をしている。社会人だ。剣道仲間でもあり、良きライバルでもある。そして彼は私の一生の友達である。そういう理由で更新できなかった。今日はその友達と過ごした金曜日、土曜日のことについて書きたい。
 金曜日、私は授業が終わった後すぐに彼を迎えに行くために友達の車で青森駅まで迎えに行った。そこで彼と合流し、とりあえず私の下宿に戻った。彼が青森に着た一番の理由は私と一緒に剣道をするというものである。高校までは少しではあるが時々一緒に稽古したが、ここ3年くらいは全く竹刀を交えていなかったので久しぶりにやろうということだった。そして彼と学校へ行き、剣道をした。本当に久しぶりだったので面白かった。部長に彼と試合がしたいと言ってみると許可をもらい、試合をすることになった。試合となると勝ち負けがつく。負けるわけにはいかない。久しぶりだったのでやはりお互いに剣道スタイルが変わり、先読みしにくくなっていた。まず私が引き面で先取した。もう一本入れてすっきり二本勝ちしてやろうと思ったが、甘くなかった。私が面に跳んだ時に、彼に読まれていたのか小手を打たれた。しまったと思ったが後の祭り。一対一となり勝負となった。再び小手を打たれるのを恐れたのか、なかなか面に跳ぶことが出来ない。彼はそれに気付いていたのか、ぐんぐん攻めてくる。私はさがるしかなかった。しかし時間となり、結果は引き分け。部長は決着付けてもいいよ、と言ってくれたが私は、お預けにします、と言ってまた次の機会にまわした。しかしあの勝負、彼が優勢だった。いつになるか分からないが次は今日のようにはさせない。
 その夜、明日(土曜日)はどうしようかという話になり、彼は函館に行きたいと言い、函館に行くことになった。青森から函館は近いのだが私は行ったことがなかった。なので私もそれはいいと思い、大賛成であった。私も彼も北海道初上陸であった。電車の時間などを調べ、準備を整えた。
 土曜日、午前5時に起き、行く支度をし、630分過ぎに下宿を出発した。休日だったので朝早くのバスが無かったので、自転車で青森駅に行くことにした。駅に着き、切符を買い、乗車した。結構ぎりぎりであった。指定席だったのだが私たち以外のお客さんは乗っていなかった。なので一車両貸し切り状態だった。足を延ばしてかなり快適だった。そして函館に上陸。気分が高ぶった。まず五稜郭に行くためにバスに乗った。私は新選組に興味があるのでかなり楽しみであった。新選組副長、土方歳三が最後に活躍した場所である。五稜郭の中に入ってみると箱館奉行所がありその中を見学することが出来た。その後、五稜郭タワーの上り、今度は五稜郭を上から見てみることに。タワーの最上階から五稜郭を見てみるとそれは感動的であった。本当に写真の通りの形をしている。それは美しい。新撰組ファンにとってはたまらないものだろう。その後駅前に戻り、路面電車に乗り、元町の方へ。そこには昔の外国風の建物があり、国の重要文化財となっているものが多い。さらにそこにはCMの舞台にもなった八幡坂がある。どれも美しい。気分上々だった。ベイエリアで昼食を済ませ、赤レンガ倉庫群あたりで買い物をしたり、甘いものを食べたりなどと最高の気分であった。そしてフィナーレはやはり世界の三大夜景を見なければ。これ無しでは函館に来た意味がない。ロープウェイが整備中だったのでタクシーを捕まえ山頂へ。夕方くらいに登ったので暗くなるまで少し時間があった。山頂はかなり寒かった。弾だんだん暗くなるにつれて街の明かりがつき始めた。そして気がつけばおなじみの景色に。言葉を失った。何と表現したらいいのか分からない。とにかく全てを忘れさせてくれるようなそれくらいの美しさである。すばらしい。時間も忘れる。これほど感動的な景色は久しぶりであった。来てよかった、そう思った。しかもこの親友と来れた。感謝とはこういうことを言うのだろうか。最高の思い出の一つになった。しかしかなり疲れた。帰りの電車はもちろん…
…おやすみ。

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