今日は朝からすさまじい雨であった。これほどまとまった雨が降るのは久しぶりであった。靴が濡れ、靴下までびちょびちょであった。たまには雨もいいかなとも思ったりもした。
昨日のブログで文化祭のことに触れたので今日もそのことについて書こうと思う。私の高校の文化祭のことである。2年生の時、私のクラスは劇で『オズの魔法使い』をしたのであった。小道具や衣装、音響や照明まで何から何まで自分たちで作り上げていった。私は音響係であった。昨日も書いたが裏方の役である。と言っても、私は表の役にはなりたくなかった。理由は簡単、恥ずかしいからだ。音響係をしたのであったがこれがかなり難しい。タイミングがずれると終わりである。MDの入れ替えや音量の上げ下げなど、何度も練習して体に覚えこませた。結果は大成功であった。終わった後、泣いている友達がたくさんいた。何十人もの人が一つの目的意識に向かって全力で取り組むというのはすばらしいことである。もちろんうまくいかないときもあった。議論し合った。そこをみんなで乗り越えた。集団行動で難しいことは一つになるということである。その一つになったとき、感動が生まれるのである。あの感動をもう一度体験してみたいものだ。
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