2010年10月18日月曜日

仲間

 今日は昨日と比べて一段と寒くなった。午後6時からはサークル活動がある予定だったのだが部員がこなかったので中止になったので、自転車で出かけることにした。一応手袋を持って出かけたのだが、これが正解だった。手袋なしでは手がかじかんでしまうくらいであった。もう冬もすぐそこまで来ている。

 読者を増やそうと昨日様々な友人にメールで知らせたのだが、うれしいことにメールが返ってきたのだ。それは私が浪人していたころの友人である。
まず一人目はM君である。M君とは浪人していた時の9月頃に出会ったのだ。私と彼は世界史を取っていたのだがその授業がとてもユニークというか厳しいというかなかなか表現できないものではあるが、ペアを作って授業を進めるというスタイルなのである。そこでたまたま同じペアになり、その日から彼と仲良くなっていったのだ。彼とは授業が終わった後いつも問題を一緒に解き、答え合わせをし、間違えたところを徹底的に復習したのだ。その世界史の授業の一環として文化史というプリント(計6枚)を覚えているかを先生が口頭テストするというものがあった。これを私は彼と一緒にクリアしていき、最後までたどり着くことが出来たのだった。なので文化史なら完璧という状態であった。今は忘れてしまっているが。彼と最後まで受験勉強を頑張った。私は青森の大学に進学することになったが、彼は志望校通りK大学に進学することが出来たのだ。合格したという連絡を受けた時は本当にうれしかった。今彼はK大学のESSサークルに所属し、日々頑張っているということであった。
 二人目はY君で、彼とも世界史の授業で出会ったのだ。彼とは開門前から予備校に行き、ホームルームまでの時間までのわずかな時間でも自習室へ行き、勉強した。途中からは一緒に帰るようになった。私は自転車だったが、彼は地下鉄と私鉄を利用していた。地下鉄から私鉄に乗り換えるところに私が住んでいたのでそこまで一緒に帰った。彼が走る時もあったし、二人乗りをして帰る時もあった。お巡りさんに注意された時もあったが。そして別れ間際に話が長くなることが多かった。様々な事について語り合った。気がつけば1時間、2時間と軽く超えてしまう。時には私鉄の駅を5駅くらい行ったところまで二人乗りをして送ったこともあった。帰るとき暗かったので道に迷ってしまったが。彼とも志望校合格という一つの目的意識に向かって共に戦った仲間である。彼はR大学に合格し、今も相変わらず元気だという。
 私の浪人生活はたったの1年だったが、濃密な1年だった。そこでたくさんのいろんな仲間たちと出会った。あれほど勉強したのは初めてだった。共に悩み、共に励まし合い、共に喜び、悲しみを分かち合った。1年遠回りをしたが後悔などしていない。なぜなら最高の仲間に出会えたのだから。
浪人、バンザーイ!!

 
昨日私のブログにコメントをいただいた阪神ファンさんがいるのだが、彼も浪人仲間である。彼も私と同じ大学に通っている。と言ってもこの大学に来て初めて彼と出会ったのだが。私が通っていた予備校はSU校なのだが、彼はSK校だったのだ。つまり校舎違いだったのだ。私は夏期講習や冬期講習など時々、K校に通っていたのでもしかしたら同じ教室で学んでいたのかもしれないのである。そのことで彼と話が盛り上がったことがあった。彼とは同じ関西出身で話が合う。やはり通じ合うものがある。彼のコメントの返答としても書いたが、彼とは将来いつになるか分からないが、お互いが関西に戻ったときは一緒に杯を飲み交わそうと約束したのだ。本当にいつになるか分からない。しかし私はこの約束を守るため、今をもっと大切にし、今やるべきことを確実にこなしていきたい。近道など存在しない。浪人という遠回りをしたが、その遠回りが私を勇気づけてくれた。

共に走ろう、夢に向かって

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