明日からの連休はセンター試験である。受験生の今の心境はいかがだろうか。「準備万端いつでもきやがれ」、という受験生もいれば、「ヤバイヤバイヤバすぎる」という受験生もいるかもしれない。とにもかくにも、ここまでくるとあとは自分を信じるだけだ。
1月中旬過ぎから本格的な受験シーズンとなる。地方の大学へ受けに行く人は、宿泊場所を確保したりと勉強以外にも気を使うのが面倒だ。しかし、勉強以外にもこういうところもしなければならない。私の浪人時代の友人も、2週間ほど東京のホテルの滞在していたのを思い出す。
センター試験は、受験の中で大きな壁の一つである。国公立大学を受験する人は、このセンター試験の結果次第で大きな影響を及ぼす。足切があるところは結果が悪ければ、受験することさえも許されない。また、私立大学のセンター利用にも影響が出る。だいたい私立のセンター利用は教科が少ないので、みんな高得点を取ってくる。早慶上智、MARCH、関関同立ならば、9割前後は必要になるのではないか。うーん、難しい。
センター試験を受験したあと、次の日の新聞に問題と答えが掲載されるので、それで答え合わせをする。私も答え合わせをした。一問一問に重みがあるのがわかる。私はため息ばかりであったが。
うまくいく人もいれば、うまくいかない人もいる。うまくいった人はそれだけ努力をしたということだろう。それではうまくいかなかった人はそれだけ努力をしていなかったということだろうか。そうかもしれないが、そうじゃないかもしれない。私不合格になった場合、こう考えるようにしている。“落ちたということは行くなということ”。今回の就職活動でもそうだが、結果収まるところに収まった。私は就職活動中はいつもこう自分に言い聞かせていた。“嵐の中でビッグウェーブを待て”と。
受験もそうだが人生において、実力や才能だけでは勝ち進めないところもある。何かしらの運も必要だと思う。しかし、それは実力や才能があってのこと。奇跡を起こせるのも実力があってのこと。困ったときの神頼みは通用しない。ひたむきに日々努力を積み重ね、ひたすら合格を夢見た人にそれはやってくる。
ついに明日は決戦の時。私が実習に行った高校の生徒たちも受験すると思う。「とける↑とける↑うかる↑うかる↑できる↑できる↑」と自分に言い聞かせて、わからない問題があればこっそり隣の人の答えを見て(笑)、試験官が「やめ」というまであきらめないで。絶対にあきらめないで。そして受験シーズンはまだまだ続く。最後の最後までやり抜いて欲しい。遠くから見守ることしかできないが、応援している。
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