先日、友人とご飯を食べに行き、これからのことや学生生活のことを振り返っていた。この友人は北海道の札幌出身で、卒業後は札幌にある百貨店で務めることになっている。この友人とも話が合うところが多いので、気軽に話ができる。私は2月から東京で研修があるが、彼は4月までは何もないらしい。4月までどうするのか尋ねると、まずは彼の友人数人で函館に日帰りで遊びに行くらしい。そして山陰とか行こうかなとも言っていた。彼はちょくちょく関西方面に遊びに行っていた。神戸に彼の兄が住んでいるので、そこを拠点にして大阪、神戸、広島など回っているそうだ。一人で回るというのは素晴らしい。
私もよく一人でどこかへ行く。趣味の一つに一人旅があるが、その良さはこのブログでも何度か紹介している。外国ともなれば絶対に一人で行きたい。同じ所へ行くなら友人や家族といってもいいが、初めてのところは出来るなら一人で行きたいものだ。
私は2年前、一人旅としてアメリカのニューヨークとワシントンD.C.に行ったが、何をしたのかや面白かったこと、学んだことは必ず周りの人に話をしている。日本も広いが、世界はとてつもなく広い。アメリカのほんの一部しか見ることができなかったが、人生が変わる刺激的な経験だった。
アメリカでは必ず美術館や博物館は絶対行くことにしていた。日本とは全く違うスケールで、アメリカらしい展示の仕方で興味がなくても楽しむことができる。絶対に行くべき場所はやっぱりD.C.にあるスミソニアン協会、そしてホロコースト記念博物館だ。誰かと一緒に行って、こういう場所を回るのもいい。それも楽しみ方の一つである。私もいつか家族を連れて行きたい。しかし、私は友人とは話をするときは、「一緒に行こう」とは絶対に言わない。もちろん一緒に行きたい気持ちはあるが、そこはあえて抑えている。思いを共有する、というのは一緒に行かなくても出来ることだと思っている。私が周りの人に伝えて、誰かが私の話に興味を持ってくれ、その人がいつか私が行った場所と同じ所に行く。そこで初めて私と共有ができる。一緒に回るのもいいけれど、こうして時間や空間を超えてつながるのも、私は大好きである。この方がある意味、“夢”がある感じがする。
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