年末、高校時代の友人(K)と久しぶりに会った。この友人とは長期休暇で大阪に戻った時に毎回会っている。彼は今、進路のことについて悩んでいて、私がアルバイトしている塾の先生と話がしたいというので、その日に私とその友人とでその先生に会いに行ったのだ。友人とその先生は一度面識があり、友人の弟がその先生にお世話になったことがあり、弟の保護者面談の時に話をしたことがあるという。なので会う数日前に先生に時間をとっていただけるか聞いてみると、「あー、K君か。いいよ。弟はあかんけど(笑)」と言ってくださったのだ。
彼は高校教員を志望しており、去年大阪の教員採用試験を受験し、一次は通ったのだが、二次でだめだったらしい。今大学に通いながら地元の個人塾でアルバイトしていいる。今進路が決まっておらず、今年卒業するのか、もう一年留年するのか、または他にどこか働ける場所はないかをその先生に相談したのだ。今年、もう一度教員採用試験を受けると言っていた。私の意見としては彼に是非とも教員になって欲しいと思っている。彼は教師になるために生まれてきたといっても過言ではない。それくらい教師に向いていると思う。だが、教員採用試験の壁は厚い。そう簡単に乗り越えられる壁ではない。しかも高校教員である。難関中の難関だ。去年一次試験だけ通っただけでもすごいと思う。私は東京の一次でダメだったが(笑)。今年は一次試験免除ということで、二次試験を集中して勉強しなければならない。結局もう一年留年して、今年教員採用試験に合格できるようにする、という結論になった。「人間所属がなくなるとしんどいからな」と相談してくれた先生が言っていた。
その日は主に高校時代の話になった。私は英語科で、彼は国語科で違う学科だったのだ。しかし、部活で一緒になり、そこから交流が始まった。剣道部だったのだが、指導者はおらず、一番経験豊富だったのが私で、私が指導する形であった。格技室で活動していて、しこに倉庫があり、そこを部室代わりに使っていた。格技室は私たちがやりたい放題に使っていた(笑)。私が家から使わななくなったラジカセを持ってきて、格技室のドアを開け、しかもほかの部活の生徒も格技室で活動しているのにも関わらず、大音量でガンガンに音楽を流していた。しかも長渕剛(笑)。誰も聞いてない!(笑)。というか迷惑!(笑)。そのラジカセは去年私が教育実習に行った時、まだ格技室の部室の中に大切に置かれていた(笑)。また、ダンボールが何個も置いてあり、その側面にいろいろ落書きをしたのだ。当時、U先生というのがいらっしゃり、私たちはその先生に敬意を評し、私たちの中で勝手にU組というのを結成した。そしてそのダンボールの「U組」と書いたのだ。全く意味がわからん(笑)。なんやねん、U組て!(笑)そしてそのダンボールも、U組も大切に保管されていた(笑)。私たちの足跡はまだ残っている!!もっと違うことで足跡残せや!!(笑)
実に楽しい一日だった。
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