2011年1月19日水曜日

昭和の伝言

 昨日カンニングペーパーを作っていると書いたが、なかなか進んでいない。進んではいるのだが、量が多すぎる。困った。しかしやるしかない。日曜日には完成している予定だが、できるかどうかわからない。


 今日テレビを見ていたのだが、東大事件のことについてのニュースであった。この東大事件についてはまた改めて書きたいと思っている。それを見て思ったことを書きたい。それは昭和と平成の違いということについてだ。

 昭和の時代、大人たちは子供顔負けにはしゃいでいるのをよくテレビで見る。「ムキ」になることが格好悪くなったのはいつごろからだろうか。
 着物姿でボウリング。今から見るととんでもなく不格好だが、それはそれでよかったんだと思う。まるで疲れを知らないように、何事にも一生懸命な大人たちから子供たちは何かを学んでいたのだと思う。
 高度経済成長と呼ばれていた時代、街はどんどん新しく建て替えられ、所得倍増という言葉が流行し、人々はがむしゃらに生きていた。新しいことや遊びにも熱中した。格好いいとか悪いとか抜きにして。
 誰もが胸の内側から熱かった。しかし近ごろでは時代も大人たちも「ムキ」になることを避けているみたいだ。なぜだろう。確かにその時とは時代も変わったけれど。
 でも泣いたり、笑ったり、はしゃいだり…。もっと人間してもよいのではないか。大人たちを見つめる子供たちに今。たまには「ムキ」になっていいと語ってあげるべきでは子供たちのいちばん身近な教科書として。

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