2011年1月7日金曜日

冬休み、アルバイト

 今日もかなり寒い日となった。吹雪いて、前を見ることができないほど厳しいものがあった。これが青森の冬かと実感しているところだ。
 その反面、良いところもある。それは景色が美しくなる。木を見てみると、まるで桜が咲いているかのようだ。そして静かになる。雪が音を吸収して車の走る音も近くに来るまで気付かないくらいだ。雪がしんしんと降る音しか聞こえないのだ。これは雪国しか味わえないことだろう。それにしても寒い。まだまだ寒さが続きそうだ。


 今日の午後、アルバイトをしていたところから電話がかかってき、提出しなければならなかった書類を書くのを忘れている、とのことだった。やってしまったという感じであったが、郵送でこちらに送ってくれ、それを返送するということで、事は収まりそうだ。
 そのバイトの話だ。小学生では1年生と2年生の算数を教えた。みんなかわいらしく、私もそのころのことを思い出しながら、算数を教えていた。午前は勉強で、午後からは社会見学の様なもので、出かける授業であった。出かけるといっても遊びに行くようなものだ。
 1日目は海遊館という水族館に行った。ちょうどクリスマスの日で、多くのカップルが遊びに来ていた。入るために並ばなければならず、海遊館には何度か来ているが、並ぶことは初めてだった。入っても人が多すぎて、肝心の生き物が見えない。子供たちもどうにかしてみようと、人と人の隙間を縫って、入って行ってしまう。見失わないようにと、どれほど気を使ったことか。かなり疲れた。私はほとんど生き物を見ることができなかったが、それはそれなりに楽しかった。
 2日目は、自然史博物館というところへ行った。長居というところにあり、私は始めていくところだなと思っていたのだが、中に入ってみると、小さい頃来たような覚えがあった。小さい頃は恐竜の化石が好きで、どうしても見たいということでこの自然史博物館へ連れてきてもらった。しかしその恐竜の化石は1体か2体くらいしかなく、不満で泣いたことがあった。かなり懐かしく思えた。
 3日目は、クラフトパークというところへ行き、陶磁器を作る体験をした。もちろん初めてである。粘土で自分の好きな形にしていく。私は湯飲みにした。初めてだったので難しかったが、良い体験をすることができた。
 4日目は塾内で、工作や実験をした。正月に合わし、兎年なので、ウサギのお面を作ったり、コマを作ったりした。

 小学生が終わって、夕方からは中学生の英語を教えた。今回の生徒は私が去年の夏休みに教えた生徒達だった。久しぶりという感じで、その時よりもかなりスムーズに授業を進めることができた。夏休み教えた時よりも進歩していて、頑張っているなと嬉しく思った。生徒達からも積極的に質問をしてくれるので、こちらもやりがいがある。時々面白い話をして笑わせたり、生徒達が笑わせてくれたりなどと、たった4日間だけであったが、かなり充実した時間であった。次に会えるのはいつか分からないが、もっともっと成長した自分を見せてほしい。

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