2011年1月10日月曜日

感謝の気持ちを忘れない

 今日も一日中部屋にいたのだが、昼からベランダの雪かきをした。ほっておけば窓の半分くらいは積もってしまう。雪の重さでベランダが落ちそうだ。シャベルで雪を下に投げ捨てていたのだが、下の人に迷惑がかかっていなかったか心配である。最高気温がマイナスの日が続き、明日もそれが続きそうな予報が出ているので、気分が萎えてしまう。寒さに負けないようにしたい。


 何とも平和な3連休であったが、「初めてのお使い」というテレビ番組を久しぶりに見ていたが、とても面白かった。小さい子供が初めてお使いに行くというテレビ番組であるが、笑いあり、感動ありの自分が小さかった時のことを思い出しながら見ていた。機嫌良く出発したが、しばらくして泣きながら帰ってくる子がいたり、親から頼まれたことを、忘れないように口ずさみながら歩いている子がいたり、兄弟や友達と一緒にお使いに行く子供たちは喧嘩をしながらも無事帰ってくることができたりなどと、見ていてハラハラするのだが、自分にもこういうときがあったのだなと、本当に懐かしく思えた。
 ここで描かれているのは子供たちだけではない。その影で見守っている親の姿も描かれている。心配で心配でこっそり見ている親の姿は何とも面白いのだが、それほど心配してくれているということだ。影で涙を流しながら、「がんばれー、がんばれー」と囁いている姿は、感動的だ。おそらく私の親も私の知らないところで、涙を流しながら応援していることもあったのだろう。いやそれは今も、そしてこれからもそうなのかもしれない。どれほど大きくなっても、その親の子供であることには変わりはないのだから。そんな心の底から応援してくれている親に向かって、悪口や反抗的なこと、自分のせいなのに親のせいにしていたこと、親を泣かせてしまったことは今まで何度もある。謝ったことってあったっけ…。
 親の一番の楽しみというのは、自分の子供の成長を見守ることなのかもしれない。どれだけ辛いことがあっても、厳しくも温かいまなざしでずっと見守ってくれている。どれだけ離れた所に住んでいても、私のことを思ってくれている。言いたいことがあっても、それをぐっとこらえ、我慢しているときもあるだろう。私のために涙を流してくれる。そこまで思ってくれる人がいるというのは、これほど幸せなことはない。そんな親に恩返しはできるだろうか。今の私にはできない。でも久しぶりに帰って、親の顔を見るときは、私の精一杯の笑顔を見せてあげたい。

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