2011年11月9日水曜日

次の旅へ

 今日は授業が休みの日だったので、午後から少し買い物に出かけた。駅前まで行き、本屋で時間をつぶしたりしていた。行くところいえば本屋くらいしかない。その他の買い物を済ませ、下宿に戻った。いつもの見慣れたところばかりしか行くところがないので、もっと他に違うところへ行ってみたいという気分になる。しかし、自転車しかない私には他のところに行くのは不可能に近い。面白いところが見つかるといいのだが。


ニューヨーク近代美術館(MoMA)にて
  本屋へ行くと最近は旅行の本ばかり見ている。1週間で人生が変わる旅であったり、初めての世界一周の旅であったりそんなモノばかりだ。日本では東京の本ばかりを見ている。そういえばこの前ボランティアに行ったときに、東京のO女子大学の物理を教えている先生と出会った。その先生も世界のあらゆるところに行っていて、話がとても面白かった。35歳という若さなのに、どうしたらそこまで経験ができるのか不思議なくらいであった。生きている間にアフリカには絶対行った方が良い、と言っていた。私も行きたいと思っているし、友達も今頃アフリカを旅している頃だ。今どこら辺にいるのだろうか。“長生きをするものは多くを知る。旅をするものはさらに多くを知る。”ということわざか言い伝えか忘れたが、その様な言葉があったのを思い出す。“日本”という狭い国の中でいつまでも居続けるのは息が詰まってしまう。海の向こうにはとてつもなく「大きなモノ」が待ちかまえている。自分のくだらない価値観をぶち壊すのにはちょうどいい。私もアメリカへ行ったが、世界の大きさに圧倒されてしまった。今までどれだけ小さな枠の中で物事を判断していたのだろうか。今最近、よくあんな遠いところへ行ったものだと思ってしまう。距離感がまた大きく感じるようになってしまった。何度も行けば近くに感じるようになる。大阪、青森間は近く感じるようになった。東京、青森間など近過ぎるくらいだ。日帰りでも十分。そんなことはどうでもいいのだが、世界を知ることはどれほど素晴らしいことか。そしてこの国がどれほど小さいか。どれほどつまらない固定観念にとらわれているか。やることがすべて終わったらどこか旅をしに行こう。就職が決まれば日本にいる必要もない。この若い時分に世界を見ておこう。必ず将来につながってくるから。次はどこへ行こうか。

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