2011年9月22日木曜日

首相演説、自然災害

 今日は少しだけだが、太陽が顔を出した。雨は少しだけで、ほぼ曇りの天気であった。明日は晴れるだろうか。



 つい先ほど、野田首相がニューヨークの国連本部で演説を行った。主に原発事故についての話であった。私はそれを見ていて、野田首相の演説よりも、その演説している場所、国連本部に私も今年の3月にいたのだなということを思い出していた。重要な機関を訪れていたのだなということが今頃になって実感がわいてきた。
 それにしても日本は首相がコロコロ変わり過ぎである。アメリカのニューヨークタイムズ紙はこのことを「回転ドア」と例えているらしい。オバマ大統領が就任してから日本の首相は3回も変わっている。個人的な友好関係を築く前に首相が変わってしまうため、日本の信用度はかなり落ちてしまうことだろう。外交ではやはり友好関係を築くことは大切である。外交に限ったことではないが、仕事にしても、私たちのような学生生活にしてもだ。外交をうまく進めるには、友好関係を築くことが一番の近道なのかもしれない。

 ニュースばかりになってしまうが、台風15号が日本を通過した。そしてまた深い傷跡を残した。東京では再び「帰宅困難者」が。私がついこの間訪れた渋谷駅にも人であふれていた。その様子を見ていて、恐ろしいと思うほどだ。さらに、東日本大震災で被災した方々が避難している仮設住宅にも台風が襲い、川が氾濫し、再び被害を受けている。逃げても逃げても自然は逃がしてくれない。ボランティア活動をしている私だが、人間の「無力さ」というのを感じてしまう。自然に勝つことなど不可能である。地震が起きて当たり前、台風がきて当たり前、大雨が降って当たり前・・・、その中に私たち人間が生きているのである。自然災害が起きないことの方がおかしい。最近では、「防災」から「減災」という思想に変わりつつある。もちろん両方を行えば効果は拡大する。被災を防ぐにはどうしたらいいのかというよりも、どうやって被害を最小限にするのか。そのことが重要になってくる。

 私も次のボランティア活動に向けて今考え中である。来週にはメンバーを集めて会議を行う予定である。自然災害のニュースばかりを聞いていて、どうしたらいいのかと困惑してきそうである。とにかく目の前のことに全力を傾けていきたい。

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