2011年9月9日金曜日

高校担任の先生のところへ

 今日は天候が崩れるという予報であったが,昨日と変わらず晴れであった。


今日は,高校の時の担任の先生のところに会いに行くことになっていた。その担任の先生は,私の高校から転勤されて,今は違う高校H高校で教えている。ということで,H高校まで行くことにした。H高校は私が高校生の時に,クラブ活動の関係で何度かお邪魔させてもらったことがあったので,訪れるのは初めてではなかった。しかし,晴れていたということで自転車で行くことにした。自転車で行くのは初めてである。何もなしにいきなりH高校に行くのはあまりにも無謀であり,迷って約束に時間に遅れてしまってはいけないので,おおざっぱに地図を見て向うことにした。
何度か迷いながら無地にH高校にたどり着くことができた。正門で待っていると,先生が現れ,手を振ってくれた。先生と会うのは半年ぶりである。そのまま喫茶店へ行き,先生が忙しいので,1時間話をした。先生もやっとこのH高校に慣れてきたらしく,めちゃくちゃ楽しいと笑顔で話をしていたので,私も安心した。私もこれからどうしていくのか,の話をした。先生が言うには大阪で教員をやるのはやめておいた方がいいというのだ。大阪の教育は崩れていくという話をされた。今大阪が行っている教育方針は間違っていることを説かれた。私もなるほどと思いながら話に聞き入った。私は大学を卒業してそのまま大阪に帰る予定はないので,そこまで重要視はしていないのだが,今大阪の教育現場がそのような方向に向かっていることに不安を感じた。
今ボランティア活動をしていることもお伝えした。私がこれからどうしていくべきか話をしていると,学生ならば学生同士で討論すればいいという。それは答えが出なくても全く構わないという。学生なのだから議論するだけでもいい。先生も昔,学生のころ,下宿に共産主義の学生がいたそうだが,その学生と朝まで日本の政治について語り明かしたそうだ。結局答えも何も出なかったそうだが,それが学生なのだという。私もそう思うところがある。私が浪人していた時の倫理の先生が言っていたことだが,今の学生はおとなし過ぎると。学生紛争とは言わないが,自分が思う道,考えを持ち続けることが大切と言っていた。私がこうしよう,ああしようといって,メンバーが何も言わずついてくるのはおもしろくない。徹底的に話し合えばいいという。一度メンバーと話し合ってみようか。
私の高校の同級生は今みんなどうしているのか先生に聞いてみたら,みんな活躍しているらしい。アフリカに行った人もいる。大学院に行く人もいる。フランスから帰ってきた人もいる。結婚した人もいる(笑)。これには私も驚いた。国際結婚らしいい。とにかくみんな頑張っているらしい。私も頑張らなければ。みんな元気そうで何よりであった。
1時間しか話ができなかったが,先生の元気な顔が見ることができてよかった。また春,会いに行きたい。

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