2011年10月31日月曜日

ラジオ出演

 今日は11月2日~6日にかけて行われるボランティア活動の事前研修を行った。今回参加するのは全員で13名で、そのうち私の大学は11名である。2名はほかの大学から。そして初めてボランティア活動をするのが10名である。リピートも大切だが、初めて参加するのはもっと大切である。1歩踏み出すのだから。これほど集まるとは予想していなかった。本当にうれしい。今回も新たな発見ができたらと思っている。今被災された方々は何を思い、何を望んでいるのか。私たちの次の活動のヒントとなればいい。


8月下旬の宮城県気仙沼市
 先日、大学の事務局に行ったときに、事務局にいた女性の職員の方から、「ラジオ聞いたよ」と声をかけられた。私はその1週間前に、FM青森から取材を受けていたのだ。もちろん内容はボランティア活動についてだ。そのFM青森の方は、“ネットワークを図る”ということに興味を覚えたらしく、まず初めて文化祭の展示の時にご挨拶に来て頂いた。その文化祭の日に、また改めて取材に来ますという約束をしたのだ。ゼミ室を借りて、マイクと録音機が出されて、インタビューされる内容の紙が渡された。この紙をあらかじめ渡してくれていればよかったのにと思った。ラジオに出るのは初めてではない。夏休み前に、大学のサークルか何かの催しにださせていただいた。それは微弱な電波を利用するというもので、何やら法律上決まりがあるらしく、詳しいことはわからないがそれが初めてのラジオであった。その時も、行った岩田足の声をどれほどの人が聞いているのだろうと思った。さらに今回は、FM青森ということでより多くの人が聞いている。そのラジオ内容を作り上げるのは、インタビューする人と私の立った二人であるが、その先には何百人何千人という人が耳を傾けている。そう考えれば、声が出なくなってしまうほどの緊張感に見舞われる。話すないような何かを評論するわけでもなく、ただ私が今までやってきたこと、思いを語ればよかったので、批判されることはそれほどないはずである。取材は40分くらいで終了した。あっという間に終わったので何を話したかはほとんど覚えていない。とりあえず最後にラジオを聴いている人に向けてのメッセージをお願いしますと言われた。これは難しい。何と言えばいいのだろう。とにかく今ボランティアが不足している、まだまだやらなければならないことがたくさんある、是非ボランティアの参加をお願いします、というようなことを言ったような気がする。
 新聞でも私の名前が3回載った。そして今回はラジオだ。次は何かはわからないが、このボランティアを通じて本当にたくさんの経験をさせていただいている。新聞に私の記事が載った時も信じられなかったし、ラジオに出たことも信じられない。立ち上げ当初はそのようなことは思いもしていなかった。私が願っていることは、新聞を読んでいる人、ラジオを聴いている人が、私の声を通して、「よし、参加してみよう」「私もたやってみよう」、そう思ってくれる人が一人でもいてくれることだ。復興はまだまだ先である。一日でも早く、復興できることをひたすら願う。継続的な支援ができるようにしていきたい。
 私は自分が出ていたラジオを聞いていない(笑)。

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