2010年11月9日火曜日

『TRY AGAIN』

 今日は雨であった。少しだけ太陽が顔をのぞかせたが、ほぼずっと雨が降っていた。暗くなるとかなり寒くなった。明日も雨だそうだ。

 今日は私の好きなアーティスト、長渕剛のニューアルバム『TRY AGAIN』の発売日で、早速買いに行った。授業の合間を縫って買いに行ったのですぐ聴くというわけにはいかなかった。授業が終わり、家に帰って聴いてみた。さらに進化=深化したような感じであった。今年からバンドメンバーがすべて変わり、新たな道を歩みだしたのだ。変わり続けることが彼のテーマである。1年3カ月ぶりとなるアルバムだが、彼にとっては早いペースで次のアルバムを出した。
 彼の唄の魅力は真っ直ぐな言葉である。どのアーティストも言わないようなことを言うのだ。おそらく彼にしかできないであろう。言うなら社会的メッセージだ。個人名もたくさん出てくる。何年か前にNHK紅白歌合戦に出場し、その社会的メッセージの唄を歌い、NHK出入り禁止となっている。しかし某有名作家からは、よくぞやった、と伝えられたそうだが。みんなが嫌がることを彼がやったまでだ。中学校や高校の時もいたと思うが、生活指導の先生である。朝から制服が乱れている生徒には怒鳴り散らかす。朝からうるせーよ、と言いたくなるくらいだ。しかしその先生も好きでやっているわけではないと思う。嫌われる仕事をその先生がたまたましているだけだ。それと同じである。誰かがやらなければいけないことを、彼がしているだけだ。今回のアルバムでは『知らんふり』がそれである。秋葉原の無差別殺傷事件のことについて歌っている。先ほどそれを聴いたが、背中に寒気が走った。私でも恐くなった。
 長渕剛のファンはかなり熱烈である。中途半端はない。しかしアンチもかなり多い。両極端である。彼は私たちファンに命を懸けてくれている。私も彼に命を懸けている。もう少ししたらコンサートが始まる。彼のコンサートはただのコンサートではない。決起集会だ。絆を確かめ合う場所だ。喜怒哀楽の感情がすべて存在している。そしてファンと共に作り上げるコンサートだ。まさに「戦争」である。おそらく世界一の迫力である。よかったら聴いてもらいたい。

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