2010年11月7日日曜日

勉強

 今日もいい天気となり、過ごしやすい一日となった。今日も外には行かず部屋で過ごした。天気は良かったのだが、少し困っていることがある。それはテントウムシが大量発生していることだ。私のベランダから見える景色は木しかない。きれいと言えばきれいなのだが、春、夏、秋、は様々な昆虫に悩まされるのだ。カメムシ、クモ、そしてテントウムシだ。1匹や2匹くらいならまだ可愛いものだ。しかし10匹以上いるので気持ち悪いくらいだ。死骸もたくさんある。勝手に死なないでほしい。掃除するのは誰だ。私だ。知らないうちに部屋に侵入している。困ったものだ。網戸の意味をなしていない。もっと寒くなればいなくなるのでそれまでの我慢だ。

 昆虫と言って思い出したのだが、私は昔、カマキリを飼っていたのだ。昆虫が好きでしょっちゅう虫かごをしょって出かけたものだ。特にカマキリは大好きだ。バッタを捕まえる瞬間は最高である。まさに瞬殺。一瞬の出来事である。飼っているときはいつも観察ばかりしていた。餌のバッタは兄が捕まえるのを手伝ってくれた。家の中でそのバッタが逃げ出して飛び回ったこともあった。
 今思えば貴重な体験だった。現代では昆虫と触れ合う機会は激減していると思う。外で遊ぶことすら減ってきている。これはあくまで私個人としての意見であるが、子供の仕事は遊ぶことである。遊ぶとは部屋にこもってゲームをすることではない。外で走りまわることだ。人と触れ合い、動植物と触れ合い、風を感じるのだ。五感をすべて使うことによって成長していくのだ。今はそれが無い。昔は社会問題にならなかった、いじめなんかもそうである。遊んだり喧嘩したりしていく中で、限度というものを学んでいくのである。今は殺してしまうという始末だ。一体どうなっているのか。受験の早期化や習い事などで「ヒマ」がなくなっている。こういう時代にしてきた最大の犠牲者は私たちだ。机の上の勉強も大切だ。しかしそれだけでは良くない。外で遊ぶことも勉強だ。
 これからの時代、どうなっていくのだろうか。心配しすぎなのは私だけなのだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿