2010年11月11日木曜日

故郷

 昨日は英語のレポートをしなければならず、ブログが書けなかった。それにテストも近づいてきているので、書けない日があるが許してもらいたい。今日もテスト勉強があるので短めに。

 今日はとても寒い日となった。吐く息が真白である。明日は雨だそうだ。

 この前は長渕剛のことについて書いたが、今日も少しだけ書きたいと思う。一昨日買ったアルバムの中に、『俺たちのニライカナイ』という唄がある。これは沖縄をテーマにしたものだ。今沖縄はアメリカ軍基地の問題で揺れている。そういう時こそ、みんなで手をつないで走って行こう、というメッセージが込められている。この唄には社会的メッセージはない。優しい唄だ。この唄の中に、心にしみる歌詞がある。

 どうか忘れないで
 心が傷ついたら
 いつでも帰っておいで
 この島へ
 あなたを抱きしめるのが
 この島さ
 
 もちろん私は大阪出身で沖縄とは何の関わりもない。しかしこれを自分に関係するものとして置き換えている。大阪の家を出て、一人暮らしだ。その中で辛い経験もした。何度も帰りたいと思った。しかしそれは自分でも許せない。自分で選んだ道だからだ。しかしそれでも辛い時はある。そんな時に、歌詞ではないが、心が傷ついたら、いつでも帰っておいで、と言ってくれるとどれほどうれしいことか。それだけで十分だ。もちろん帰ることはない。しかしそれだけで頑張ろう、という気持にさしてくれる。私には帰る場所があるのだ。それは故郷だ。何年たっても故郷は、優しく迎え入れてくれる。忘れないでほしい。いつでも故郷は必ず、あなたを抱きしめてくれることを。

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