2010年11月26日金曜日

生き続けるもの

 テスト後も、いろいろレポートとか何とかで忙しくてブログが書けなかった。今日は久しぶりに書ける。
 忙しかったから書けなかった、と言えば嘘になる。というのも、書こうと思えば書けたのだが、他のことが頭にあり、ろくなものが書けないと思い、書かなかったのだ。あまりに低レベルな文章で、低レベルな内容だったら書く意味が無い。こういう理由で書かなかった。申し訳ない。
 もう早いもので11月も終わりに近づいてきた。そう思えば冬休み、クリスマス、お正月、と楽しい行事が連続する。やはりクリスマスは恋人と過ごすという人が多いのではないだろうか。残念ながら私は一人で過ごすことになるだろうが…。しかし私にはそれよりも?楽しいことがあるので、なんとか大丈夫だ(笑)。
 ブログが書けなかった間で、冬が進み、かなり寒くなった。来週は雪が続きそうな予報が出ていた。寒いのはあまり好きではない。雪が積もればなおさらだ。私は昼食を食べるために、いちいち下宿に戻っているのだが、今は自転車ですぐなので何の問題もないのだが、雪が積もれば徒歩になり、時間もかかるし寒いというのが難題だ。雪が積もらないことを祈るしかない。無理だが…。


 今日は久しぶりに時間が取れたので、映画を観ることにした。ちょうどテレビで金曜ロードショウが入っていたのでそれを観た。今日は『ゴースト ニューヨークの幻』という少し昔の映画だった。私はこの映画が大好きで、何回も観たことがある。内容は簡単に言うと、主人公が殺され、その恋人に危険が迫り、その恋人を守るためにこの世に残った、という話である。一番心打たれるのは、死んでも自分の愛しい人を守り続ける主人公の優しさ、強さ、であろう。
 以前にもこのブログで書いたが、死んだ後のことは死んだ人にしかわからない。生まれ変わるのか、神の元へと帰っていくのか、天国か地獄に行くのかなど、私にはわからない。今まで生きてきた中で何度か、家族や親しい友人との永久の別れをしてきた。死別というのは言葉では言い表せないほどの悲しみ、辛さがある。親しければ親しいほど辛くなる。生あるものは死から逃れられない。いつか死ぬ。私も死ぬ。しかし私がここで言っている死は肉体が滅びることであって、魂が滅びることではない。人間は二度死ぬ。一度目は肉体が滅びること。二度目は魂が滅びること。魂が滅びることと言ったどういうことなのか。それは人々の心の中から、自分に対する思い出が消えたときである。その時初めて人は死ぬのだ。つまり人々の心から自分の思い出が消えなければ、自分は生き続けられる。愛は消えない。永久に生き続ける。愛は何よりも強い。この映画は私にそう教えてくれた。

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