2010年11月6日土曜日

新幹線

 今日は小春日和となり、気持ちのいい一日となった。出かけようか、と思ったが、掃除や何とかで出かけなかった。夕方くらいまで少し寒かったが、窓を開けて過ごした。新鮮な空気を入れようと思った。空気の入れ替えは重要である。寒いからと言ってそのままでいるのは良くない。菌が繁殖してしまう。これからもっと寒くなり、窓を開ける機会が少なくなると思うが、できるだけ空気の入れ替えは心掛けたい。

 昨日、12月4日、東京行きの切符を購入した。12月4日と言えば新青森駅が開通する日である。一昨日のニュースでは、12月4日東京行き始発の切符がわずか30秒で完売したというニュースを聞いた。これには驚いた。私はとある理由で東京に行かなければならないのだが、切符が取れなかったら大問題になるのだ。開通初日だから乗る、という鉄道マニアが言うような理由ではない。本当に必要としているのだ。そのニュースを聞いた時、かなり動揺した。
 そして昨日、以前に一応予約と言うのだろうか、その様なものをしていたのだが、5日に確認に行かなければならなかったのだ。第3希望まで予約しておいた。取れなかったら午前中に電話しますということだったので、電話がかかってこなかった。少し安心して青森駅に行ったのだ。きっちり取れていた。往復で予約し、どちらも取れていた。心配事が吹き飛んだ。
 新青森駅が開通すると初めて聞いたのは去年の春だったような気がする。その当時はあと1年以上もあるやんけ、とまだまだ先のことだなと思っていたが、もう1カ月を切った。早いものだ。現在は八戸駅まで特急電車に乗り、そこで乗り換えをしなければならなかったのだが、新青森駅が開通すると、乗り換えなしで東京まで行くことができる。4時間以上かかっていたのが、3時間15分くらいで行けるようになるのだ。こう思うと今まで遠いと思っていた東京も近くなった。
 私が青森まで来るのに、まず利用した交通手段は寝台列車である。大阪駅発青森行きである。約15時間ほど乗り続ける。大阪を夕方、出発するので、青森に到着するのは次の日の朝である。走っているときは、夜なので景色も見ることができない。消灯時間になると廊下の電気が消える。ベッドの電気が付いてあるのだが、あまりにも暗すぎるので本も読めない。寝るしかないのだ。良く揺れるので寝るといっても、ぐっすりとはいかない。目が覚めると、だいたい秋田か青森に入ったくらいである。弘前に着くと降りる用意をする。初めて青森に来た時は雪景色であった。
 あれから1年以上経つ。もうおそらく寝台列車は利用しなくなるであろう。次からは新幹線にお世話になる。遠かった故郷も少しは近くなるだろう。うれしい。
 しかし開通当日にたまたま乗れるというのはラッキーだ。もしかしたらカメラマンたちがたくさんいるかもしれない。テレビに出たらさらにラッキーだ。

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