2011年3月31日木曜日

中学校,離任式

  つい先ほど,私が3年間通っていた中学校に行ってきたところだ。というのも今日離任式があったからだ。私が3年間お世話になった英語のS先生が今年度をもって他校に転勤されたのだ。
 朝の9時過ぎに母親からメールがきたのだが,「今日中学校で離任式あるそうやで」と。その時私は寝ていたので,これは行かなければならないと思い,まずは何時から式が始まるのかを中学校に電話してみた。しかしもう式は終わりますという返事が返ってきたので,これはまた急いで支度をし,自転車を暴走させたのだ。
 学校に着いて,すれ違った方に離任式はどこでやっているのか聞くと,「つい先ほど終わりました」とのこと。それではS先生はどこにいるのかと聞くと,「もう行かれました」ということであった。これにはがっかりしたが,後ろを振り返ると,私が3年間お世話になり,中学1年生の時に担任をしていたN先生と出会った。先生も私もびっくりし,驚きながら握手をした。何年ぶりの再会であろうか。久しぶりすぎて本当にうれしかった。私は今何をしているのか,などと近況報告をし,今中学はどうなっているのか聞いたりしていた。このN先生も来年くらいには転勤するかもしれないということである。私が通っていた時で,まだ残っているのはこのN先生だけとなってしまったそうだ。それもそうだ。私が卒業したのは5,6年ほど前なのだから。S先生はどこの中学に転勤されたか聞いた。天王寺というところにある中学校だそうだ。今度また行ってみますということをお伝えし,N先生は「また来てな」と言ってくれ,お別れした。

 N先生やS先生にはかなりお世話になった。今思えば私はまだまだ子供で,馬鹿なことばかりしていて,何度も怒られたことを覚えている。このブログによく登場する東京の友達とふざけていて,ドアのガラスを割ってしまい,S先生に怒られ,弁償したのを覚えている。その弁償したお金の領収書が確か卒業アルバムに挟んだような記憶があるが,どこにあるだろうか。先生の事を嫌いになるときもあったが,今は素晴らしい思い出。N先生もS先生も大好きだ。
 私は教師を目指しているが,教え子を卒業させ,再び会いに来てくれるというのはどのような気持ちなのだろうか。もちろんうれしいに決まっているだろうが,それがどれくらいであろう。今日のN先生のの驚きの顔を見ると本当にうれしそうであった。仕草も全く変わっていなかった(笑)。いやー,懐かしい。

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