もう完璧な冬となってしまったという感じだ。厳しい寒さが続く。しかし雪が降っていないだけましな方だ。去年はどうだっただろうか。私が冬休み、帰るときは積もっていた。去年大阪に帰ったのは、19日くらいだっただろうか、積雪で寝台列車が止まってしまった。どうしても帰らなければならない理由があったので、新幹線は動いていたので、とりあえず東京まで行って、そこで1泊した。あれから1年たったと思うと早いものだ。来週の金曜日までは積もらないでほしい。新幹線まで止まってしまっては困る。
先日、冬休みの大阪のバイト先から電話がかかってき、冬休みの4日間、バイトをすることになった。このブログでも書いたが、塾の講師である。小学生と中学校の英語を頼まれた。やりがいのある仕事なので、本当にうれしい。
私が初めてしたバイトは、派遣社員である。自分の仕事ができる日を教え、その前日に電話をし、仕事があるかどうかを確認するのだ。この仕事は正直、二度としたくない。人をゴミ扱いする。合計3回しかしていないのだが、これが限界だった。
まず1日目は、ある企業が入っていたオフィスの後片付けというものだった。オフィスといってもかなり大きい。簡単に、後片付けと書いたが、想像を超える残骸だらけの部屋なのだ。ガラスが割れていたり、壁がはがれおちていたり、釘がむき出し状態になっていたりしていた。かなりの肉体作業だ。しかも真夏だったので最悪だった。シャベルで残骸を台車みたいなものに乗せ、運んでいく。砂埃が舞い、窓を開けたかったが、オフィス街のど真ん中だったので、開けてはならないということだった。マスクを持っていなかったので、病気になるかと思った。作業をしているとき、地面からむき出しになっていた釘を踏んでしまい、靴を貫通し、足の裏に釘が刺さってしまった。途中で帰りたくなった。危険な作業なので長袖を着なければならなかった。その上から作業着を着ていたが、汗でその作業着までびちょびちょになっていた。そこのリーダーの人は、次から次へと指示を出し、少しは休ませてくれと言いたかった。最後にその残骸をトラックに移す作業をし、無事に終わることができた。
2日目、3日目は自動販売機を取り付けたり、交換したり、回収したりするものだった。この仕事は、トラックの助手席に乗り、あっちこっち回るものだった。これはあまり体力は使わないが、精神的にかなりきつかった。言い方がひどすぎる。初めてなのでわかるはずもないのに、指示を出す。21日で何度謝ったことか。殴りたくもなったが、そこは我慢した。トラックの運転中、タバコを吸うのでかなり不愉快だった。そのドライバーのトラックなので、何も言うことはできなかったが。地図を見ながら運転するので怖かった。仕事が終わったときは、いつもぐったりとなった。
二度としたくない仕事だったが、経験としては、かなりいいことをした。私の兄も一度、派遣社員をしたことがあった。兄はたった1日でやめたが。かなりきついとは兄から教えてもらっていた。それを聞いたら、たいていの人は違う仕事を探すかもしれないが、どれほどのものなのか、自分で体験してみたかった。自分がやらないとわからないからだ。やはりきつかったが(笑)。しかし今思えば楽しかったかもしれない。あれほどの仕事ができたのだから、たいていのことは我慢できるようになったはずだ。
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