2011年8月31日水曜日

生まれ変わる

昨日も更新できずに申し訳ない。やっと私の「夏休み」というのがきたみたいで,今は少しだけ大学のことなどからは解放さているみたいだ。昨日は午後から京都に行ってきた。暇つぶしと言えば暇つぶしだったが,私が使っていた扇子が少し壊れかけであったので,買い替えに行こうと思い,京都を訪れた。八坂神社,円山公園,ねねの道,三年坂などいつもの定番コースを歩いた。とても晴れていて,気持ちがいいと言いたいのだが,かなり暑かった。汗が体の奥から染み出るみたいであった。東京も暑かったが,こちらの方が暑い感じがする。残暑が続きそうだ。
昨日は平日ということもあって,観光客もそれほど多くなかった。京都のお菓子を食べ歩きしながら散策を楽しんだ。


気が付けばもうすぐ9月になろうとしている。大学3年生も半分終わり,後半戦へと入る。就職活動も始まる。私は教職志望であるが,就職活動はどうするのか。最近知り合った方で,この方は高校教員(社会)をしているのだが,「社会を教えるのに,社会のことを知らずに教えるのはおかしい。だから私はいったん就職してから高校の先生になった。」という方がいた。その話を聞いていると,確かにその通りという気がしてきた。しかし,私がここでいったん就職をしようというと,教職から逃げている気がするのだ。教職試験から不合格になったときの言い訳にしてしまうかもしれないのだ。私は教職の勉強もしつつ,就職活動もする予定であった。教職試験は難しい。一発合格するのは至難の業と言えるだろう。最初からあきらめて,その方が言ったことを私がそのまま言い訳にしてしまいそうである。その方と私は違う。その方が言ったことに私は同感する。だからその方と同じように就職しようと言ってしまうと,明らかに違う意味になってしまうのではないか。私はただ逃げ道を作りたいだけなのかもしれない。
今までもそうやって逃げ道を作りながら生きてきたような気がする。何かと理由を付けて,勝負しなければならないところ,覚悟を決めなければならないところ,努力しなければならないところ,から逃げてきた。これからもそうやって生きていくのかと言われれば,私はどう答えたらいいのだろう。もしかすると逃げ道を作りながら生きていくのが私の生き方なのかもしれない。しかし,それがどこまで通用するのか。言い訳も何もできない時が来る。それは私にもわかる。ならば,今の生き方を変えるべきではないのか。「生まれ変わるなら,生きてるうちに。」これは私の恩師の言葉だが,何度生まれ変わろうと今まで思ってきたか。生まれ変わりたかっても,生まれ変われなかった。しかし,私はこの言葉を信じ続けている。人間は何度だって生まれ変われる。ただ私に覚悟が足りないだけだ。今までの自分を捨てることができないだけだ。今度こそ生まれ変わってみせよう。

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