2011年5月17日火曜日

ボランティア事前研修

 5月6日、東京に行くために夜行バスに乗り、約10時間ほどかけて東京に向かった。東京に到着したのは7日の朝8時前くらいであった。ボランティアの事前研修は11時からだったのでそれまで時間をつぶし、事前研修のある市ヶ谷に向かった。わかりにくい建物でそれを探すのに少し迷ったが、到着する事が出来た。
 今回集まったのは私を含めて10人。全員学生であった。事前研修は主にチームビルディングが目的であった。グループではなくチーム。チームになることによって、作業、役割などが短い時間で決められるようになり、スムーズに活動できるようになる。
 まず話し合われたことが、なぜこのボランティアに参加したのか、ということだ。5人5人に分かれて、そのことについて話し合われた。みんな様々な意見を持っていて、参考になる意見ばかりであった。そしてこのチームの目標を決め、その目標がボランティアが終わった後、どう違ってくるかを見るのだという。それは確かなことでボランティアに行く前と後とでは考え方が大きく変わっているからだ。私も考え方が変わった者の一人である。「百聞は一見に如かず」正にその通り。
 その後に、以前にボランティアに参加した人の話を聞く時間があった。このボランティア団体は、1週間単位で、何度もチームを派遣している。私は第4期生だ。第3期生の話を聞き、たくさんのアドバイスをもらった。初めての参加なので、なかなかイメージできないところもたくさんあったが、今思えばかなり役にたった。
 その後解散し、私は青森の戻ることができないため、このボランティア団体が使っている、オフィスで泊まることになった。そのオフィスが荻窪にあり、そこまで電車で移動。荷物ががなりあり、歩くのもかなり困難であった。スーツケースにボストンバッグ、もう一つカバンを持っていた。同じ大学の私の友達も一緒に参加していたのだが、彼もバックパックにボストンバッグというかなりの荷物であった。
 一緒に泊ったのが私たち以外に2人いて、関西から来た学生と、静岡から来た学生である。関西から来たこの学生が今回の団体のリーダーとなった。夕食を食べているときもボランティアの話になった。今回集まった学生たちは、みんな自分の考えを持っていて、それに圧倒されてしまい、私はただ黙って聞くしかないという場面が多かった。それほどの考えの持ち主が集まっていて、それだけでもかなり刺激になった。自分のために、将来のために、被災した方々のために、東北のために、そして日本のために。

 明日もボランティア活動の続きを書く。

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