2012年11月27日火曜日

“アルカディアの道を急げ!!”

 月曜日の朝青森に戻ってきたが、今日また東京に行く。もう行ったり来たりで大変大変。青森はもう雪が積もっている。かなり寒い。もう冬が来てしまったのだ。うんざりするところではあるが、雪をも溶かすくらいの勢いでやるしかない。気合を入れていこう。“Heavenはそう遠くない。日々近づいている”のだから。

 就活生の中ではかなりの移動距離だと思う。この前までは、おそらく10本の指に入るだろうと言っていたが、今は5本の指に入るだろう。それくらい移動している。すべてが終わったら、どれくらい移動したのかを計算してみよう。
 東京にいるときに、NHKの番組で「しあわせな就活」という番組を夜中にしていたので、それを観たのだ。東京の大学生で女性なのだが、秋になっても内定が決まらないという話だ。結果的には決まってめでたしめでたしという内容だったが、確かに苦労していた。その気持ちは痛いほどわかる。靴は3足目らしい。私の靴もかかとがかなりすり減っていて、そろそろ修理に出さないといけない。
 働く気がなかった企業から内定をもらったが、罪悪感を感じて内定を断り、やっぱり自分が進みたい仕事を探し続けてやっともらえた内定だった。本当にうれしそうな顔をしていて、私もそれを見て嬉しくなる。内定をもらう前のインタビューでは、「もう地獄ですよ」、「内定ほしいんですよ」、「頭がぐちゃぐちゃ」と言っていた。まさに今の私。でも内定が決まった時の言葉は、「春に決まった人には絶対に負けません」だった。
 私の理想郷への道はまだまだ遠い。周りが自分の時間を楽しんでいる中で、私はひたすら理想郷を探している。この理想郷は就活に限ったことではない。私は探し続けるだろう。自分に問い続けるだろう。悩むのが人間。悩んで悩んで、強くなる。笑われて笑われて、強くなる。
 そういえばこの前のブログで受験生に送った言葉があったが、あれは私が浪人生の時にお世話になった倫理の先生の言葉である。この先生は倫理だけではなく、世界史も担当していた。世界史の受験生には違う言葉を送っていた。それを今度はもう一度私自身に送りたい。

“アルカディアの道を急げ!!”

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