今日の朝青森に戻ってきた。朝は雪が積もっていなかったのだが、夜になるまでに雪が積もった。去年は雪が多かったが、今年はどうなることやら。
いつもバスに乗って朝青森駅に到着し、そこからうまく行けば下宿行きのバスに乗れるが、うまくいかない場合は2時間も3時間も待たなければならないときがある。休日のバスの便数は極端に少ないのだ。平日も少ないが休日はもっと少なくなる。青森に住んでいるとバスの時間を気にしながら生活しなければならないのが一番嫌なことだ。大阪や東京で生活するとその様なことはまず心配しない。行ってしまってもすぐにまた次の電車が来る。青森ではバスが行ってしまうと次に来るのが数時間も後になることもしょっちゅうだ。ただでさえ人間は時間に縛られて生きているので、交通機関を利用するときくらいは時間を気にしなくてもいいようにしたいものだ。
先月の11月25日(日)、就活もなく夜に青森に戻る日だったのだが、特にやることもなかった。ちょうどその日に東京大学の大学祭がおこなわれている日で、東京の友人も行けるということで少しだけだったが、東京大学の駒場キャンパスに行ってきたのだ。東大の大学祭は五月祭と駒場祭があるのだ。駒場祭は教養学部前期課程のみで構成される駒場祭委員会により開催されている。
人がたくさんいて私の大学の大学祭とは大違いであった。400を超える企画が参加するこの駒場祭。企画されているイベントなども高度でさすがは日本一の大学という貫禄であった。この駒場祭にな毎年テーマというのが掲げられている。今年のテーマは、“Festaholic”だ。Festival(お祭り)+holic(~中毒)でこのテーマとなり、駒場祭に思いっきり打ちこんでほしいという思いと、駒場祭に来てくださるお客さんにその思いをしっかり伝えようという誓いが込められているそうだ。このテーマはもちろんだが毎年違う。私は過去のテーマを見てすごく感動したのだ。これぞ日本一の大学!!というのがまざまざと伝わってきた。日本を動かすにはこれほどの知恵と力が必要なのだということが分かる。私が一番気にいったのは、32回のテーマ「時代の奔流に世界が眠りこむ今 真理を叫べ 警笛を鳴らせ 世紀末の暗雲を突き破り 飛翔しよう!」だ。そのテーマによって時代背景が見えてくる。最近のテーマは短くまとまっているのが多くなってきているが、私は昔の方が好きである。どれもふつふつと力がみなぎってくる美しいテーマで、これはもはや名言の域に達する。まあ、今回大学祭に足を運んだのは、東京大学をいろいろ調べている時に、この大学祭のテーマを見つけたので、興味を持ったのだ。実にすばらしいテーマである。
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