昨日青森に戻ってきた。やはりこちらは雪が積もっていて、かなり寒い。夜行バスで朝青森に着き、母から根昆布を買っておいてくれと頼まれていたので、駅前に市場があるのだが、いつものところで根昆布を買った。そういえばもうここに来るのも数えるくらい。大阪まで配達できるか尋ねると、もちろんとのことであった。
今回は1週間ほど東京にいた。土日以外は全て就活で埋まっていた。こちらに帰ってきてからはホッととしたのかかなり疲れていることがわかった。水曜日の夜にバスに乗ることになっていたが、就活が終わった後、最初のボランティアで知り合った友達と会う約束になっていた。明治大学の学生で、御茶ノ水にキャンパスがあるのだが、私が就活が終わってからそちらに向かった。2014年度卒の就活が始まっていて、明治大学にもたくさんのリクルートスーツを着た学生がたくさんいた。なんでも、毎日企業説明会が大学であるのだとか。しかも有名企業ばかり。さすがブランドのある大学は違う。
その友達は今3年生なのだが、就活はしていない。将来、司法試験を目指していて、大学院へ行くために今猛勉強中なのだ。毎日夜中の2時3時まで勉強しているそうだ。彼も私が尊敬する友達の一人だ。勉強が忙しく、今回もゆっくりする時間はなかったが、楽しい時間を過ごすことができた。
彼とは似ているところがある。その似ているところの話をしたりして、どう思っているのか、聞いてみたりした。今回話しをしたのはいくつかあるが、「人付き合い」について話をした。彼も私と同じで、好き嫌いがはっきりしている。彼に自分で人付き合いが苦手だと思うかと聞いていると、そうは思わないと。私も同感だ。その他にも、「約束」についての話もした。彼ほどの人格のある人と話をしていると話をしていて楽しいし、学ぶものも多い。
ご飯を食べたあと、彼が文房具屋に行きたいと言い、お茶の水駅前の文房具屋へ行ったが、彼の欲しいものはなく、新宿の文房具屋に行った。膨大な資料があるらしく、それを整理するために必要らしい。資料の一部を見せてもらったが、意味不明だった(笑)。司法試験となれば生半可な気持ちでは太刀打ちできないことがわかる。
焼肉食いたいな、という話をしながら別れた。落ち着いたらまたゆっくりご飯でも行こうか。来年の夏から秋にかけて大学院の試験が始まるらしい。今はそれに向けて猛勉強。彼も頑張っている。私も頑張らなければ。別れてからメールを送り、彼からの返信メールが面白かった。「お互いギリギリ死なない程度にはがんばろうか」(笑)。そうだな。死ぬ気でやろうな、死なないから。
彼は小さなノートに自分を奮い立たせるための名言をメモっている。そして自分でも言葉を作っている。今感じたこと、思ったことを言葉として文字化している。この文字にするところは素晴らしいことだと思う。文字にすることにより、それは確実に現実とかする。彼も自分に厳しい人だと思う。見習わなければ。
彼に一つ名言を贈ろう。
“行く価値のある場所には、近道などひとつもない。” ~ビヴァリー・シルズ(オペラ歌手/アメリカ)~
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