さて、今日から集中講義である。今日の青森は珍しく晴れたのだ。最近はずっと雪が降っていたので、太陽を見ていなかった。青森の冬の期間、太陽を見れるのはなかなか珍しいことである。太陽が出れば寒くてもどこかへ行きたくなる。といっても今日は授業なので大学に行かなければならなかったので少し残念であるが。
集中講義は教職課程である。去年2年生の時に取るべき科目であったのだが、去年とらなかったのだ。このぶろぐでも書いたことがあると思うが、長渕剛のコンサートが神戸ワールド記念ホールであったのだ。去年は冬休みになった瞬間に新幹線に乗り、本来ならば新大阪でおりるのだが、おりずに新神戸まで行き、直接神戸ワールド記念ホールに向かったのだ。あの時も忙しかった。
ということであの時のつけが回ってきたのだ。正確にいえば去年は授業をさぼってコンサートを選んだということになる。しかし、それでよかったと思っている。この世で一番の娯楽を楽しめたのだから。
今日から3日間、面倒だが授業に行かなければならない。同じ授業を連続して受けなければならないというのがこの集中講義の嫌なところである。まあ、仕方のないことなのだが。
そろそろ荷物を段ボールに詰めて大阪に送る準備をしなければならない。これもまた面倒だが、嬉しいことでもある。実家に帰れるというのは何度経験しても嬉しいものだ。と同時に青森と離れる寂しさもある。嬉しくもあり寂しくもある。
何かを得るためには何かをあきらめなければならない。何かを失った時に何かを手にする。出会いがあれば別れがある。悲しいことがあれば楽しいこともある。人生とはこの対局しているモノの繰り返しなのかもしれない。できるならば、常にプラスとなるようなモノの繰り返しであってほしい。今私はそう思ったが、それではいけない。悲しいこと、辛いことを経験するかわりに、人は一歩また一歩と強くなっていくのだ。裕福になれば幸福を失う人もいる。便利さを求めるばかりに、今までしてきたことができなくなる人もいる。そう思えば苦しいこと、悲しいこと、辛いこともなんだか誇れるような気がする。
話がそれてしまったが、大阪に帰る日は近い。そして今年ももう終わろうとしている。“終わりよければすべてよし”、という言葉があるが、私はこの言葉の通りだ、とは思っていないが、そういう言葉があるように最後の締めは良いようにしたい。
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