2017年8月24日木曜日

ひたすら映画デー

I LIVE!! I DIE!! I LIVE AGAIN!!!
ということで、悩んでいるときは『マッドマックス 怒りのデスロード』を観るしかないので、それを観て悩んでいることをしばしの間忘れていたのである。最近昔の映画も含んで、自分にとって新しい映画をほとんど観ていないことに気が付き、脳に刺激を与えていないのはよくないし、考えごとをしていたので、それを少しでも回復させるために映画のまとめ買いをしたのである。約30本ほどDVDを買ったのである。とりあえず今気になっているものはほとんど手に入れようと思ったのである。それが昨日休みだったのでそれをずっと観ていたということである。昨日観たのは、『キューティーブロンド』、『ソーシャルネットワーク』、『ドラゴンタトゥーの女』を観ていたのである。後の2作品はデヴィッド•フィンチャー監督の映画である。この監督の映画は『ファイトクラブ』を観ており、この映画は本当にサイコーの映画の一つである。麻薬みたいに取り憑かれる映画だ。この映画についてもまた改めて買いたい。この監督の映画も、どの映画でも監督らしさが出ており、ガンガンショックを与えてくれる。まずこの監督のすばらしいところはオープニングテーマがチョーカッコいいのである。私はオープニングテーマはかなり重要だと思っており、このオープニングテーマでこの映画はこういう映画だよ、というのを教えてくれるからである。『ファイトクラブ』もそうだし、『ドラゴンタトゥーの女』でもそうだが、本当にカッコいい。この監督も好き嫌いに分かれるかもしれない。昨日観た『ソーシャルネットワーク』にしても『ドラゴンタトゥーの女』でもそうだが、チラチラと男女関係のストーリーも展開されるが、それがなんとも言えないのである。そういうのを期待して観ていなかったし、ちょうど悩んでいるときだったので、いつもよりもグッときてしまったのである(笑)。それはさて置き、こういう映画を作れる人は、一体頭の中はどうなっているのだろうかと思ってしまう。天才としか言いようがない。いい意味でも悪い意味でもショックを与えてくれる。映画を観ていると、やっぱり世の中ゴミ野郎ばっかりだなと思ってしまうし、でもそういう中にも“まとも”な人もいるんだなと思う。まともといっても見方によっては悪いこともしているし、犯罪も犯しているのだが。『ソーシャルネットワーク』はフェイスブックを立ち上げたマーク•ザッカーバーグが主人公の映画なのだが、ハーバード大学在学時、当時付き合っていた女性にフラれてしまい、その悪口をブログに書き込むところから始まる。それがエスカレートし、2人の女性の写真を並べて格付けランキングのサイトを流す。これがバカ受けしてサーバーがダウンしてしまうほど。あのフェイスブックが始まるきっかけがこういったなんとも若者らしい発想なのがいい。もちろんやっていることは悪いことなのだが。私はSNSはほとんどやっていないので、悪口を書くのであればこのブログくらいだが、そういうところには悪口は書きたくない。やっぱりそういうのはよくないと思う。その人のことを、いい人とか尊敬できる人、優しい人、楽しい人と判断するのはやはり見る人によって意見が全然違うのである。その人はそう思っていても、正反対に思っている人もいるということである。なかなかこういうところが難しいんだな。まだ観ていない映画が山程あるので、しばらく休日はひたすら映画デーになるだろう。次の休日が楽しみである。何かあったら映画を観て忘れよう。
世の中どんどん悪くなる!
財布の中身がどんどんなくなっていく!
私生活がどんどん悪くなる!
いいこと全くなし!
ディストピアへ全速前進!
世紀末はもうすぐそこだ!
愛とは何か!
正義とは何か!
常識とは何か!
規則とは何か!
マナーとは何か!
しあわせとは何か!
誇りとは何か!
そんな問いにキッパリ背を向けて、
ヤケクソ笑いでビール片手に地獄のハイウェイを突っ走る800年くらい!
クラッシュ!
キル!
デストロイ!
FUCK EVERYTHING !
みんなでフューリー ロードを爆走しよう!
WHAT A DAY!!WHAT A LOVELY DAY!!!

2 件のコメント:

  1. 先日、MAD MAX 怒りのデスロードを見ました。
    感想を一言で言うなら、面白かった!ですね。
    何ていうのかな、見終わった後しばらくぼーっとしてました。
    仕事の前には見てはいけませんね、コレは。業務に支障が出ます(笑)
    SAMURAIさんのお母様にとってはあまりピンとこなかったもようとのことですが、これ面白いですよ!

    ご指摘なさっていたとおり、確かに暴力的な表現ばかりでした。
    ぱっと思いつくだけでも、戦争・殺害・誘拐・奴隷・独裁・圧制・侵略・強姦・児童虐待・環境汚染。
    これが映画じゃなかったら、大変です。
    車やバイク、銃や火器類が好きな人にはたまらない映画なんだろうなーって思いました。
    実際に自分もマッドマックスを見てから改めてブログの記事を見ると、はぁなるほどそういうことか、と納得できたところもたくさんありました。

    一番良かったと思ったのは、「オレの名前はマックスだ」とフュリオサに言ったところと、英雄となって砦に戻った時に、群衆に逆行してその場を立ち去ろうとするときのマックスとフュリオサの無言でかわす表情・視線です。二人ともめちゃくちゃカッコいい。
    What a lovely dayの意味もようやく分かって、なるほどーって思いました。
    これからマックスはどこに行くのかなー。

    いやー、いいですね、これ。よかったです。
    またTSUTAYAに行って、猫背になりながら前のエピソードも探さなければなりませんね。
    SAMURAIさんがハマって、DVD30本買ってしまうのもわかります。

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    1. Abbyさん、コメントありがとうございます。
      『マッドマックス/怒りのデスロード』を観ていただき、私も大変うれしく思っております。
      そしておもしろかったと感想をいただき、私もほっとしました(笑)。
      クライマックスが120分続くような映画なので、観終わったあとはめちゃくちゃ疲れてしまいますよね(笑)。
      なんだかバッキバキのロックコンサートに行ったみたいです(笑)。
      『マッドマックス』の世界は近未来で、資源が枯渇してしまい、水戦争、石油戦争があったり、法も、慈悲も、希望もない、荒廃した世界が舞台なんですね。
      資源の奪い合いで殺し合っているような世界です。
      そして空と大地と人間と車しかない極端に抽象化された世界です。
      決してあきらめない、決して屈しない人間たちが戦う、いわば神と神の戦いなんですね。
      つまりこの作品は神話だと思っています。

      映画の撮影に入る前にまずは車から作ったというとんでもなくすごい映画です。
      あれは映画用で改造車として見せているのではなく、本当に改造してあれが本当に走っているんです。
      撮影現場の映像なんか観てみると、エンジン音がバキバキいってものすごくて、現場はめちゃくちゃうるさかったみたいです。
      そのシーン、めちゃくちゃいいシーンですよね!!
      名前を言わないということは、社会的なつながりをしたくないというのか、深くかかわりたくない、そういう気持ちがあったのだと思います。
      しかし、最後にマックスは自分の名を明かすんですね。
      本当にすばらしいシーンです。
      他にも、フュリオサが“塩の湖”を渡ろうとして後からマックスが追いかけて、フュリオサとマックスが手を組むシーン。
      ニュークスが最後の最後にウォータンクのハンドルを切るシーン。
      砦(シタデル)に戻ってフュリオサが英雄となり、マックスが静かに去っていくときに、フュリオサとマックスが見つめ合うシーン。
      毎回このシーンには涙が出てしまいます。
      最後の爆走劇は泣きながら毎回見ています(笑)。
      狂っているのは世界なのか、それとも自分自身なのか、何もかもがわけのわからない状態になっているが、確かに分かっているのは自分の生存本能が“生きろ”と言っていることだけ。
      ぞの“生きろ”という生存本能があっての最後の爆走劇は本当に熱くなってしまうんです。
      おそらくマックスはまた不毛の地、荒野をさまよっているんだと思います。
      この『怒りのデスロード』は本当に何もかもが美しい作品だと思います。
      ダメなものはダメとちゃんと“NO”を叩きつけたすばらしい作品です。
      いやー、Abbyさんに気に入っていただけですごくうれしいです。
      そして最後のシーンで、
      “約束の地はあるのか
      自分を探し求め、さまようこの荒野の果てに”
      とこのことばですね。
      このことばの意味の深さ、ヤバいです。
      この映画と出会って以来、このことばの意味を考え続けています。
      毎回観る度に新たな発見がある映画です。
      これからなんでもかんでもV8ポーズをしてしまうと思います(笑)。
      Abbyさんも“怒りのデスロードを”爆走しましょう!!
      WHAT A LOVELY DAY!!

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