2010年9月19日日曜日

県民性(1)

 今日も雨が降り、3連休の二日目ではあるが、明日は晴れてほしいものである。

 今私は岩中祥史著の『出身県でわかる人の性格』という本を読んでいるところである。中部地方まで読み終えた。そこには都道府県それぞれの特徴が詳しく描かれていて、とても興味深い。都道府県といったて同じ日本じゃないか、という人もいるかもしれないが、そこにはまるで外国のようにそれぞれが個性?をもっているのである。私は自己紹介でも触れたように、大阪で生まれ育ち、去年青森にやってきた。この青森でまずはじめに驚かされたのは言葉(方言)である。大阪を出る前から方言に関しては覚悟をしていたが、それは予想以上であった。ここで話される津軽弁とは鹿児島の薩摩弁と並び、日本で一番きつい方言の一つである(薩摩弁はまだ生で聞いたことはないが)。私と同じ若い人が話すことにはとりあえず、ついていくことはできるが、年配より上の人が話すことには全くついていけない。理解不能である。まさに「外国語」である。これに慣れるのには相当時間がかかった。私が話す大阪弁とは明らかにイントネーションが違うのである。毎日ここの方言の中にいると時々こっちのイントネーションになりそうなときがある。これには要注意だ。流れにまかせていると、こっちのイントネーションに変わってしまう。これはマズイ(兄に言葉変わったら帰って来んな、と言われているからだ)。しかし同じ国なのにこれほど違うのには正直度肝を抜かれる。方言というのは実に面白い。もっともっとたくさんの方言を生で聞いてみたいものである。
 今日は(1)ということでまたこの県民性について触れてみたい。

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