2012年10月7日日曜日

最後の大学祭

 昨日と今日は私の大学で大学祭があった。はじめは行こうと考えていなかったが、友人がESSサークルに入っているのだが、大学祭の出し物としてシュークリームを作ると言っていたので、時間もあったのでお手伝いをしに行くことになった。毎年シュークリームを作っていて、2年前に一回手伝ったことがあった。
 大学から少し離れたところでシュークリームを作ったのだが、私は料理をしないので手際が悪かった。生地を作る人とクリームを作る人に分かれて作業した。私も含めて二人の助っ人がいたのだが、ESSサークルのみの人数だとかなり大変だっただろう。作っては車に乗せて大学まで運び、そして販売する人は大学に残り販売する。そして作る人は引き続きひたすらシュークリームを作る。一日目の最後の片付けは助っ人二人が残って最後の後片付けをしていた。これが一番大変だった。失敗したり、クリームを作りすぎて余ってしまったりといろいろ問題があったが、これは仕方のないことだった。
 二日目の今日は、昨日の反省点を生かし、出来るだけ早めに作るようにした。私はずっと作る係であったが、とても楽しかった。手伝わなければずっと部屋にいただろうし、ESSサークルのメンバーとたくさん交流ができてよかった。今日は昨日よりも段取りが良く、昨日の片付けが終わった時間は17時くらいであったが、今日は15時であった。そのあと私も大学に駆けつけ、売る作業を手伝った。
今思えばこれが最後の大学祭だった。あまり行く気ではなかったが、行ってよかった。行事が終わるたびに、「学生最後」という文字がついてくる。それは仕方のないことだが、やはり寂しい気持ちもある。高校を卒業して、みんなそれぞれの道に進んでいく。そして、ひきつけられるかのように、私たちは大学という場で集まって生活をした。そして4年が経てば、またそれぞれの道を歩んでいく。生涯、それの繰り返しだろう。それは1年のサイクルか、3年のサイクルか、10年のサイクルか、それは分からない。出会いがあれば必ず別れがある。何かが終われば何かが始まる。その中で出会っていく人は数多い。その中で自分にとって大切な人は誰なのか。100人のそれっきりの友達を作るより、たった一人一生の友達を作りたい。探したい。一人でいい。たった一人、いてくれれば、信じてくれる人がいれば、一人では立ち向かえなかったことでも、一人で立ち向かえる気がする。友達は大切にしなければならない。


 二日間早起きをしたので、今はかなり眠たい。いつも夜遅くに寝てしまっているので今日は早めに寝ることにしよう。

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