2019年3月21日木曜日

トニー・スタークを救出

最近マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)関係の投稿が続いていて申し訳ないが、というか最近これしかやっていないので仕方がないのだが、現在ソフト化されている20作品すべて観終えたのである。あとは今劇場公開中の『キャプテン・マーベル』を観に行かなければならないのと、時間の許す限り復習というので観なおしていこうかなと思っている。20作品観るというのはかなり体力がいるというのか、ある意味かなりの決断をしなければなかなかできない。やはり好きだからできた、というのが一番の理由だろう。全部観てみたが、すべて観ておいた方が確かによく理解できるし、今まで点となっていたものが線となってすべてのストーリーが観通せるようになった。中途半端にしないで本当によかった。今普通に書いているようにみえるが、かなり混乱している状態である。ネタバレになるので注意してほしいのだが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が終わった時点で最強の敵サノスの野望であったインフィニティー・ストーン全6個を集めて、全宇宙の生命体を半分にするという目的が実行されてしまったのである。それは指を鳴らせば一瞬で半分の命が消え去るというもの。つまり、ヒーローたちが完全に敗北したのである。そしてその“半分”というのはヒーローたちも例外ではない。今まで必死に戦ってきたヒーローたちが一瞬にして消え去ってしまったのである。私が大好きなヒーローも例外ではなかった。この衝撃というのか脱力感というのかショックというのか、今は言葉では表現できない状態である。当たり前だが地球の生命体も半分にされてしまった。『インフィニティ・ウォー』のエンドクレジットで、アベンジャーズのまとめ役であるニック・フューリー(サミュエル・L.ジャクソン)も消え去ろうとしていた時にかなり古い通信機、おそらくポケベルみたいなものでシグナルを発信したのだが、そこでとあるロゴマークが映っている。これが『キャプテン・マーベル』のロゴである。この“キャプテン・マーベル”が『エンド・ゲーム』のキーとなるはずである。今公開中の『キャプテン・マーベル』は時代設定が90年代で、いかにして“アベンジャーズ”が生まれたのか、生まれるきっかけとなったのか、が描かれている。予告編でキャプテン・マーベルも登場しているので、アベンジャーズの新たな戦力になることは間違いないだろう。『インフィニティ・ウォー』のときは自宅軟禁中であったホーク・アイと同じく自宅軟禁中であったアントマンも登場している。アントマンは『インフィニティ・ウォー』時は別の事件で忙しかったのだが。とにかくインフィニティ・ストーンをすべて手に入れたサノスは強すぎるというわけなのだが、すべて揃わない状態でも強すぎるのだが、みんなどうにかして反撃していてそれが見せ場になっていたのだが、やはり最後にサノスに大ダメージを食らわせたソーはカッコ良すぎた。この直前の『マイティ・ソー/バトルロイヤル』でソーの武器であったハンマー“ムジョルニア”が敵の死神“ヘラ”に簡単に破壊されてしまい、『インフィニティ・ウォー』で新たな武器“ストームブレイカー”を手に入れ、それをサノスにブチ込むシーンは鳥肌ものであった。それでもサノスを抑えることができなかったのだが。この『エンド・ゲーム』の後、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の公開が決定しているが、基本的に時間軸ごとにストーリーが展開していくので、この設定はどうなっているのか。スパイダーマンは生き返るのか、それとも全く別の時間軸が存在しているのか、それとも『エンド・ゲーム』以前の話なのか。すべてが明らかになるであろう『エンド・ゲーム』である。こういうコミック的な件に関して、“マンガみたいにくだらない”という人と、“マンガみたいにカッコいい”という人がいる。当然ながらこのシリーズを観てきた私はどの作品もものすごくカッコ良いと思っているし、非常によくできた、よく考えられている映画であると思っている。でなければ途中で観なくなっている。昨年最初の予告編が公開されたとき、アイアンマン(トニー・スターク)が一人宇宙船に乗り、4日前に水と食料が底をつき、酸素も残りわずかで宇宙を漂流し、恋人のペッパーへメッセージを遺している様子が映し出される。この映像に対しファンたちがNASAに救出を要請し、NASAがアベンジャーズの生き残ったヒーロー、マーベルに向けてトニー・スタークの救出についてTwitterでアドバイスを発信している。
“ご存知のように、まず初めに管制本部から”アベンジャーズ、問題発生”の知らせを聞くことです。もしトニーが通信できない場合は、行方不明者を探すためにチーム全力で上空をスキャンしてください。”
この投稿にはNASAの管制室の写真が添付されており、“THOR”の文字の隣にはムジョルニアが置かれている。これに対しマーベルは・スタジオは、
“お力添え感謝します”
とリプライ。
さらにトニー・スターク役であるロバート・ダウニー・Jr.も反応し、
“NASAが支援してくれるなんて、うれしいね”
と書き込む。
それに対しNASAは親指を立てた絵文字とともに、
“失敗なんて、ありえませんからね”
と心強いメッセージが。
そしてさらには宅配ピザチェーンのドミノピザ・インドが反応。できたてのピザを30分以内に届けることをモットーにしているドミノピザは、トニー・スタークへの配達を約束したのである。
“NASAとマーベルがトニーの居場所を突き止めたら、すぐにお知らせください。彼の大好物のピザを30分以内にお届けにあがります。たとえどこに居ようとも。”
このやりとりをバカバカしいと思うか?映画の世界を越えた、虚構の世界を越えた、現実にヒーローが実在するんだと強く信じている人間たちのすばらしいやり取りである。30分以内に宇宙にピザなんて届けられないだろと笑う人もいるだろう。でもそういう人は絶対にヒーローにはなれないだろうね。

3 件のコメント:

  1. お疲れ様です。

    連日の映画シリーズの投稿ですが、SAMURAIさんが大変楽しんでいらっしゃる様子が伝わってきます。
    リストのうち、私はかろうじて読者業をしたガーディアンズしか観たことはありませんが、自分がただ知らないだけで世の中には次々と新しい“何か”が作り出されているんだなぁと思わずにはいられませんね。
    缶コーヒーのCMに、世界は誰かの仕事でできている、みたいなセリフがありましたが、言い得て妙といいますか、そりゃそうだよなと思います。
    誰かがどこかで何かの仕事をしているから新しい映画や作品が生み出されているんですよね。そうやって多くの人がいつも仕事をして社会を回しているわけですが、例えば映画監督とかごくごく一部の人を除いて、大半の仕事はいつ誰が何をしたなんて記録されることすらないんだろうなぁと思います。でもその人達がいなければどの作品も生み出されなかったんですよね。自分の仕事もそうです。誰かに認めてもらえるとか、特に記録されることなんてないのですが、自分の手の届く範囲で、自分ができる仕事をただしていくだけです。

    先日、石川県の和倉温泉 加賀屋に行ってきました。
    行ってきたといっても宿泊したという意味ではなくて、文字通りの意味ですね(笑)
    日帰りのバスツアーで加賀屋の昼食をいただいてきた、ということです。
    以前、SAMURAIさんのブログでも紹介されていたと思いますが、
    建物ひとつとってもいちいち高級というか、お金かかってそうだなぁと余計なことばかり考えていました。お刺身や焼き物も当然ですが、牛鍋みたいなのが本当においしかったですね。というか、あんなところに行っておいしく感じないわけがないですね。

    仕事のほうも確かに忙しいのですが、4月から自分自身の職場における役割が少し変わるというか、今までの仕事にさらに何かが加わるというよりも別の役割に変わる、そんな感じになりそうです。
    いいのか悪いのか、これはもちろん今後の自分自身の取り組み方次第です。
    SAMURAIさんは映画のDVDや資料等に自分の時間やお金の投資をしているとのことですが、
    私の場合は人と会って話をする、その機会のための費用に充てていますね。
    自分にないものを持っている人と仕事について話をする、いろんな立場の人の話を聞く、日常のちょっとしたことでも、自分なら普段こうするけど、他の人はこういうときどうするのか、そういう話というか考え方を得ることができているように思います。
    なるほどなぁと思ったり、自分の言動を振り返るよい機会になっています。
    当然、そういうときはちょっと普段よりおいしいものを食べちゃったりすることになります。毎日終わりのない忙しさですからたまには…と自分に言い訳してしまっている部分もたしかにあるのですが、まぁいいことにしています(笑)

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    1. Abbyさん、コメントありがとうございます。
      返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。
      いろいろと事情がありました。
      仕事の方は相変わらずという感じなのですが、
      4月の上旬に引っ越しをしまして、都内なのですが、違う区に引っ越しをしました。
      会社都合で引っ越しをしなければならなくなり、かなりバタバタしていました。
      というのも住んでいた寮なのですが、改装をするために一旦取り壊すというので、違う寮に移動してほしいということでした。
      それは全く問題なかったのですが、
      引っ越しした寮が以前の寮もかなり古くて悲惨なところもありましたが、今回はそれ以上でビックリしています。
      まず天井が剥がれていました(笑)。
      近くのスーパーへ行って布ガムテープを買って天井に貼りまくって応急処置をしました。
      次に、天井に付ける照明を自分が持っているものを取り付けようと思いましたが、天井に付いているアダプタ?が超古くて取り付けることが不可能ということで、近くの電気屋へ行き、新しいものと交換するためのちょっとした工事をしました。
      それでなんとか照明を取り付けることができました。
      次に自分の部屋にあるお風呂が壊れて使えない状態です(笑)。
      この寮には共同で使うお風呂があり、仕方なくそれを使っています。
      当然その風呂は掃除が行き届いているわけではなく、というか過去に掃除したことあるのかよ、というくらい汚ない状態でした。
      とりあえず床を掃除しました。
      共同で使うお風呂といっても普通の家やマンションにあるお風呂で銭湯みたいに大きいお風呂ではありません。
      とりあえず床を掃除したのでしばらく大丈夫かなと思っていたら、次は排水溝が詰まっているのかなかなか水が流れません。
      この共同風呂を使って5回目くらいだったのですが、それまではちゃんと流れていました。
      私は目がかなり悪く、最初は気がつかなかったのですが、5回目使っているときに、なにか様子が変だと思って足元を見てみると足湯状態になっていました。
      もう最悪でした(笑)。
      ふざけんじゃねーよ!と思いましたが、次の日朝出勤する前にパイプジェルを1本全部その排水溝に流し込んでやりました。
      仕事から帰ってきてお風呂に行って水を流してみましたが、ちゃんと流れていたのでとりあえずよかったです。
      あと、インターネットを繋ぎたいと思い、私はいつも有線でネットに繋いでいるのですが、この寮は古すぎてマンションタイプが適応できないと言われました。
      繋ぐのであれば一戸建てタイプになると言われ、何かしらの工事が必要になるということで、大家さんに工事をしていいか確認、許可が必要になるみたいでした。
      これは一旦保留にしようと思い、今パソコンでネットを繋げられない状態になってしまっています。
      この返信はiPhoneから投稿しています。
      そして玄関の扉が普通に開け閉めできません(笑)。
      体当たりしないとドアが開かないくらい歪んでいるみたいです。
      もう本当に大変というのか、引っ越しをして2週間くらいですが、少しずつこの環境に適応してきているのかなーという感じです。
      まだ部屋には片付けられていないダンボールがたくさんあるのですが(笑)。
      今はこういった生活をしております。
      改めまして返信遅くなり、大変申し訳ありませんでした。

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    2. 改めましてAbbyさん、コメントありがとうございます。
      気がつけばかなり暖かくなりました。
      昼間は暑いくらいになっています。
      もう4月も後半になるので、本当に早いものです。
      最近はこのマーベル・シネマティック・ユニバース系列の映画を主に観ていまして、もうすぐ『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』が公開されるので、今はそれを楽しみに生きているところです。

      和倉温泉の加賀屋に行かれたということですが、いかがだったでしょうか。
      私は食に関してはほとんど考えていないというか、お腹ぎ満たされれば問題ないというくらいしか考えていないのですが、和倉温泉で食べた料理はどれも本当に美味しく、大満足の内容でした。
      施設自体もすごく綺麗で広いので、気分的にもゆっくりすることができるので、それは本当に心地よかったです。
      加賀屋だったらまた行きたいと思いましたね。
      でも加賀屋の周りは温泉だけでほとんど何もないところなので、他に遊ぶとなるとちょっと不便ですね。
      本当に加賀屋に宿泊するために来るという人がほとんどなんですね。
      館内で飽きないようにいろんな工夫がされているのもそのためですね。

      お仕事の方もいかがでしょうか。
      こちらも新しい体制というのかスタッフが少し変わり、今はそれに慣れないといけないという感じです。
      少しでも負担が減ればと思っているのですが、しばらくはそれは期待できそうもない様子です。
      もうすぐゴールデンウィークになり、そへが終わるとお中元の時期になるので、また忙しくなりそうです。

      私は自分の趣味にはかなりお金がかかってしまっているので、その他に回るお金がほとんどないという感じですね。
      お金の使い方の考えでも、自分の趣味を基準に考えてしまいます。
      例えば、飲みに行くのが好きな人がいるとすると、一回4千円くらいかかったとして、その人はそれが好きだからなんとも思わないと思いますが、私は4千円あったらDVD 3、4枚は買えるやんけ、と思ってしまいます。
      私の場合は知識はほとんど映画から派生して得る知識がほとんどですね。
      人と話をしていて、その人の考えや悩みであったり、なにかしらの出来事であったり、問題であったり、そういうのを見たり聞いたりすると、これはあの映画のシチュエーションと同じや!と変換していろいろ考えてしまいますね。
      思いついても口には出しませんが(笑)。
      やはりいろんなものを見たり、人から聞いたりするのは、自分の知らない、わかっていないことのヒントになるのは間違いないですね。

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