2018年11月29日木曜日

来年はこの映画から

 今日は11月の末だが、天気が良く、すごく暖かい一日であった。年末に近づくにつれて忙しくなるし、年末はお店とかもすぐに閉まってしまうため、仕事の後に買い物ができなくなってしまうので、今のうちに必要なものは少しずつ用意しておこうと思い、買い物をしていたのである。本当はどこかへ遊びに行きたいのだが、ここで体調を崩してはいけないので、できるだけ家にいようということですぐに家に帰ったのである。天気が良かったので久しぶりに歩きたいとも思ったが、それは繁忙期が過ぎた来年にしようと思う。本当にイヤな時期だなー。
 
来年は早々に『クリード/炎の宿敵』という映画が公開されるのだが、この映画は『ロッキー』シリーズの続編なのである。『ロッキー』シリーズは全部で6話あり、更にその続編として新たに『クリード』という新シリーズが始まったのである。来年に公開されるのがその2話目である。前話は『クリード/チャンプを継ぐ男』である。私はこの『クリード/チャンプを継ぐ男』をなかなか観なかったのである。本当は観たいという気持ちもあったのだが、なんせ『ロッキー/ザ・ファイナル』がシリーズ最終話として完璧過ぎる着地をしたので私の中ではこれで『ロッキー』は完結してしまっていたのである。でも来年にまた続編が公開されるというのを知り、やっぱり観ないといけないなーと思って『クリード』も観るようにしたのである。当然だがめちゃくちゃおもしろかった(笑)。やっぱりロッキーは変わらないんだなーと。誰もが知っているロッキーのテーマソングがあるが、今回は新シリーズということで流れないのかなーと思ってみていて、最後の方になってやっぱり流れないなーと思っていたらここぞという瞬間にバーンと流れたときは号泣であった。やっぱりすごいなーロッキーは。この続編である『クリード/炎の宿敵』は『ロッキー4』で闘った敵の息子が今度の相手になるのだ。『ロッキー』シリーズはすべて繋がっているのである。アメリカではすでに公開されているのだが、かなりのヒットを飛ばしているらしい。これは絶対におもしろいに決まっている。私も年が明けて少し仕事が落ち着いてきたら観に行こうと思っている。そういえば今年の最初は『キングスマン/ゴールデン・サークル』から始まった。そこから休む暇もなく『ツイン・ピークス』になり、『ツイン・ピークス/ザ・リターン』になった。来年は『クリード/炎の宿敵』から始まりそうである。ちなみに『キングスマン』の続編がもう少ししたら撮影を開始するらしい。こちらも期待大である。何度でも言うが、うざったい毎日だし、クズ野郎ばっかりだし、ブチギレたい毎日だが、もう本当に“奴ら”に救われている。たとえその2時間3時間の間だけでも現実を忘れられる。終わったら現実に戻されるわけだが(笑)。でも、私も闘おうとほんのちょっとだけでも思える瞬間がある。それだけでもいいと思う。そう思えているということは、観る前と観た後の自分が変わっているという証拠であるから。現実なんか変わりはしない。現実は確かに厳しくて苦しくて辛い世界だ。でもその中で“夢”をみせてくれる。世の中にはどうしようもない、どうにもならない現実というのが存在する。そのとき、目には見えないもの、論理では説明できないものこそが本当は大切なんだと気がつく瞬間がある。それは“夢”であったり、“やさしさ”であったり、“喜び”であったり、“愛”であったり。それを映画はみせてくれる。教えてくれるのだ。どれだけイヤでも明日は容赦なくやってきてしまう。容易に想像がつくイヤな明日が。でも、それでもまた“奴ら”に会える日がその向こうにあるのなら、「ちょっと仕事行ってくるか」とほんの少しだけ気が楽になるような気がする。

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。
    いつも私のコメントに対して丁寧な返信をいただき、ありがとうございます。
    大阪弁でのコメントはいいですねー。
    とても新鮮に感じます。
    実際はどういうアクセントなのか、どういうイントネーションで発音するのか、
    書き言葉になるとそれは残念ながら全く分かりませんが、
    こういう場合の大阪弁は何となくやわらかいような感じがしますね。

    年末が近づいてきましたね。
    12月になってしまいました。
    こちらでは11月に続いて今月もまた一人、スタッフの退職があります。
    しかし、当然ながら辞めた人の分の補充はありません。
    ただでさえ忙しい業務をさらにマイナス2でやらねばなりません。
    これからインフルが本格的に流行りだす時期でもありますし、そうなるとさらにスタッフは減り、勤務交代が頻繁にかかり…
    恐ろしい日々が続きます。
    スタッフは減っても業務は減りませんのでいつでも残業し放題です(笑)
    SAMURAIさんも、年末年始の繁忙期はかなりの悪条件のもとで働かなければならないようですね。
    体調を崩さないように何とか気合で乗り切ってください、としか表現のしようがありません…

    ご紹介いただいた映画の鑑賞は依然としてできていないのですが、
    「映画を観ることで救われている、元気をもらっている」というメッセージは、SAMURAIさんのブログでの大きな柱であると思っています。
    やっぱり、好きなものがあるっていいことですね。
    そのほんの一部ですが、今年は私もいろいろと楽しませていただきました。
    おかげさまで、自分ひとりだったら死ぬまで絶対に手を出すことはなかったような映画を経験させていただきました。
    たしかに、映画の世界と現実世界は異なるものですが、映画がそれぞれの表現を通して伝えようとしていることは、現実世界でも重要なlessonになりますよね。
    なるほどこういう考え方もあるんだなぁと思うことができますよね。
    前回、今年は真ん中にぽっかり穴があいたような一年になったと書きました。“業務”については穴はたしかにあきましたが、いろんな人と出会って、いろんな経験をして、いろんなことを考える機会になりました。それが映画なのか実際の世界なのか、ただそれだけの違いであって、自分の糧になったのは間違いありません。
    普段の忙しさにかまけてしまい、ついついこの大事なことを忘れがちですが、SAMURAIさんのブログを読むと、ちゃんと覚えているようにしないといけないなと、そんな気分になります。

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    1. Abbyさん、コメントありがとうございます。
      返信が遅くなってしまいました。
      申し訳ありません。
      仕事の方がかなり忙しくなっております。
      11月末から出勤のほとんどが始発に乗って行っている状態です。
      朝6時に仕事を始めて夜の9時くらいまで仕事をしています。
      これが来年開けるまで続くと思うと死にたくなりますね(笑)。
      休日の朝は全く起きることができません。
      9時くらいには活動を始めていますが、ほとんどぼーっとしています。
      Abbyさんのところもかなり大変そうですね。
      私のところでも一人でも少なくなってしまうと仕事が回らなくなってしまうくらい大変なのでそれが二人だと本当に大変だと思います。
      多くの人がインフルや風邪で体調を崩してしまう時期ですし、年末という繁忙期も重なってしまうので、毎年この時期は本当に大変ですね。
      クリスマスとか年末は私にとっては悪夢としか言いようがないので、それをのうのうと楽しんでいる人を見るとぶっ殺したくなりますね(笑)。
      Abbyさんもお忙しい日が続くと思いますが、くれぐれも体調にはお気を付けください。

      映画はある意味“予防接種”みたいなものでもあります。
      確かに現実とは違いますが、もし自分が同じような状況に至ったとき、遭遇したときにどういう答えを導き出すのか、それを映画は常に我々に疑問を提示してきます。
      映画を観ることによって、我々に自然とそういうのを考えさせるんですね。
      それもすごいところだと思っています。
      私はテレビはほとんど観ませんが、くだらないバラエティー番組とか
      そういうのを観るのであれば、私は映画を観る方を選びます。
      映画は本当にいろんなことを教えてくれます。
      これが映画体験なんですね。
      同じ作品を何回観てもいつも新しい発見があります。
      本当にすばらしいと思います。

      毎日大変で面倒なことばかりですが、そういうのを捉え方一つ工夫するだけで自分のためになるんですね。
      私の仕事の方は本当に苦痛でしかありませんが(笑)。
      私は偉そうにここでいろいろ書いておりますが、すべて自分に向けてのメッセージです(笑)。

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