2017年11月20日月曜日

パンフレット紹介

 ここで読者の方のリクエストにお応えして、長渕剛の“富士山麓オールナイトライブ”のメッセージをご紹介したい。部屋で撮っているので写りや角度はよくないが、ちゃんと見えているので許していただきたい。ついでに今まで集めたコンサートのパンフレットも載せてみた。1冊4千円するので、全部で15冊あるので合わせると6万円することに気がついた。すごいなー(笑)。


 これが富士山麓のパンフレットの最後のページのメッセージである。“ここまで来てくれてありがとう”というのを、私は“今まで俺についてきてくれてありがとう”と解釈してしまい、コンサートが始まる前から泣いてしまったのである。今回で最後になるかもしれないと思ったので私も全力で挑んだのである。でも最後に剛が、「これからもまだまだー、いくぞー!!」と言ってくれたときもまた泣いてしまったのである(笑)。久しぶりにパンフレットを出したので、いろいろ思い出してしまった。



3 件のコメント:

  1. お疲れ様です。

    お忙しい中、パンフレットの写真をupしていただきありがとうございました。
    私はまだdocomoのガラケーしかもっていないため、iPhoneとかAndroidとか触ったこともなく、一体何がどうで何なのかさっぱりわかりませんが、(いろんな意味で)お手数をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。

    写真を拝見して、ここでも「へぇ~」って思いました。
    彼はもっと、(何て表現したらいいのかわかりませんが)もっと“カクカクした字”を書くような感じで想像していましたが、案外そうでもないんですね。
    それが第一印象です。
    次に私の悪い癖が始まります。富士山麓の両手を広げた後ろ姿のページに書かれている文字と、富士山を望むページに書かれている文字は、果たして同一人物が書いた字なのか!?
    独自の鑑識作業をせずにはいられませんでしたね(笑)
    ひらがなで最も特徴的な、「そ」の文字ですが、これは両手を広げた方にしかありませんでしたので比較検討ができません。
    次に「れ」「て」「し」「と」ですが、パソコンでできる限り拡大してみてもよく分かりませんでした。
    「る」は富士山を望むほうにしかなく、「ら」もはっきりしませんのでこれも比較ができません。
    頼みの綱の「生」ですが、1画から4画目までつなげて書く傾向と、4画目と5画目の線の間隔のとり方ですが、まぁ何となく似ているような気がうっすらとするような…


    …こんなことをいちいち考えずに、せっかくupしていただいた写真を素直に楽しめばよいのでしょうけど。読者業を始めて私はまだ1か月弱ですので、まるでチンパンジーのような対象への興味の持ち方をしていると今これを書いていて自分でも思います。

    拡大して、読み取れたのは以下の通りです。

    神々が宿る霊峰…
    僕は幾年もかけて…
    僕たちは…
    立ち向かい叫び、祈り遠い遠い僕たちの
    記憶の中に…日本人の自尊心とやらに
    着…し尋ねてみたい
    風は流れ…川のせせらぎは失…
    しまった父や母の幻影をよびさまし
    一本の糸をつ…る血脈の中を生きている
    ことを心臓の奥底で感じながら
    『おうおうおう』と泣きくずれてみたい
    祖父や祖母たちもしっかりこの大地に生きているか…
    と命をかけて叫んでみたい
    必…人間の力で富士の頂から
    太陽をひきずり出してやる 剛

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  2. 前述したTrad Japanでも、もちろん富士山も題材に取り上げています。
    一部を割愛して少し引用させていただくと、まず万葉集の山部赤人の歌からはじまるのですが、
    「真白衣 ましろにぞ
    不盡能高嶺尓 ふじのたかねに
    雪波零家留 ゆきはふりける」

    「日本最高峰の富士山。標高3776m。日本人が古くから愛してきた山です。
    …日本の象徴的な存在でもあり、広く海外にも知れ渡っています。
    …このように多彩に表情を変えながら、富士山は、雄大で美しい山容を誇っているのです。
    …時を超えて、人々の心に不変の存在感を刻み込んできた富士山。富士山はまさに日本の母なる山なのです。」

    このような紹介文がイギリス英語の対訳とともに掲載されています。Feel a deep affinity with Mt. Fujiといった、富士山を紹介するときに便利な表現も満載です。
    富士山は古くから信仰の対象でもあり、多くの詩歌や絵の題材としても取り上げられてきました。山部赤人は雪が降った富士山を描写していましたが、長渕さんのライブは8月ということで夏の富士山でしたね。富士山を望むほうの写真では、長渕さんの服装は長袖ですし、富士山にも雪が積もっています。枕草子では早朝が美しいのは冬でしたが、ライブに参加した人にとっては、夏の朝日もとてもキレイだったんじゃないかなと思いますね。

    15冊のパンフレットのうち、やっぱり一番目を引くというか、一番カッコいいのはやはりFRIENDSの青い感じの写真かと思います。UTADA UNITEDに行ったとき、私は別に何もパンフレットとかは買ったりはしませんでした。きっと会場のどこかにそういった販売のブースがあったんだろうとは思いますが。買おうとかそういう発想がなく素通りした、ということですね。帰りの電車の時間のことがあったので、最後まで観ずに途中で帰ってきた記憶があります。もったいないことをしてましたね(笑)


    もう少し、長渕剛オススメリストについてコメントをさせていただきたいと思います。
    (“少し”どころの長さではないですが…でもこの話を書いていると楽しいので)

    第3弾のリストにおいて、2014年のアルバムで取り上げられたのは「カラス」でした。
    これを見たとき、「あぁ…カラスかぁ…」と思っていました。
    分かりにくい例を挙げると、高校数学の証明問題を絶対に答えを見ずに自分の力でまず考えてみようと意地になってさんざん悪あがきをした後、ついに力尽きてそっと解答をみて、「あぁそっちかー」と思う、といった感じにとてもよく似ていました。(2014年なら、第3弾には「耳かきの唄」あたりがくるかなぁとか、待っている間、勝手に想像してました。)
    改めて聴いてみるとたしかにそうですね。執念深い貧乏症から始まる歌、というのもある意味で彼にしかできない“唯一無二”ですね。
    富士山麓の「富士の国」と桜島の「お家へ帰ろう'04」は、これは異論を挟む余地はないですね。とくに「お家へ帰ろう'04」は、とにかく言いたい放題な感じで面白かったですね。これも彼にしかできない歌だと思います。

    繰り返しになりますが、第3弾でも桜島のCaptain of the Shipがラインナップされていて、これはなんだか本当にうれしかったです。絶対あってほしい、これは必ず来るだろうと予想していたものが、ちゃんとリストされていたので…
    分かりにくい例をここでも挙げると、大学卒業時、試験の合格発表の際(これは当時インターネット上で行われていて、別に合格しなくても必要な単位数を取得していれば卒業自体はできるのですが、当然ながら試験結果は就職先に申告する必要があり、私たちの学部の場合、不合格の場合は内定がすべて問答無用で取り消しになるという性質のものでした。私の場合は計3種類必要だったのですが)、待ちに待った日にめちゃくちゃ緊張しながらパソコンの画面をスクロールしながら探して、自分の番号が3種類全部あるべきところにちゃんとあった時の感じ、ですね。卒業時の試験といっても、まっとうな学生生活を送ってさえいれば不合格になるということはない(と思う)程度のレベルですが。それでも卒業してから本格的に社会人が始まるまでの、学生でも社会人でもないといういわば貴重な“蜜月の終わり”の間、友人と京都へ旅行に行ったりはしましたが、試験結果のことは常に頭の中にあって、なんだか休んだような休んでないような、そんな日々でしたね。今となってはもうかなり昔のことになってしまいましたね(笑)
    SAMURAIさんは確か、卒業後に2回目のニューヨークへ一人で行かれていた期間だったかと思います。第3弾のCaptain of the Shipの文字を見て、あぁそういえばあの頃そんな日々もあったなぁと、パソコンの画面をみながら久しぶりにふと思い出していました。

    「長渕剛の曲の中で“熱狂的ファン”が選ぶ一番のオススメは何か」と以前質問させていただいたとき、SAMURAIさんからは出会ったきっかけとなった「しあわせになろうよ」をご紹介いただきました。第1弾の冒頭にあったように、“熱狂的ファン”に対しては思いっきり“愚問”でしたが(笑)、ありがとうございました。長渕さんの作品の中ではまだたったの280曲ですが、実際に自分で聴いてみて、utadaのhotel lobbyに相当する、“この1曲があれば他の曲はすべて省略したとしてもかまわない”というような長渕剛を代表する曲は、私は桜島の「Captain of the Ship」なのではないかと感じています。
    先日いただいた返信の中で、「富士山麓のライブ前、Captain of the Shipを唄うのか質問があった」との件がありましたが、やっぱりみんな彼のライブでのCaptain of the Shipについて注目しているからこそ、この質問が出たのではないかと思います。他のライブのセットリストについてもちらっと検索してみましたが、毎回Captain of the Shipを歌うわけではないようですから、この曲は特別なのかな、特別な1曲であってほしいなと思います。
    いい曲ですよね、桜島のCaptain of the Ship。冒頭の件は前述した通りですが、とくに、14分21秒から最後までのところもいいです。
    「もっと!もっと!!」
    「まだ声が出るかー! もっと声を出せ!」
    「おい後ろー! おーい!! 最後だー!!歌うぞ!!いくぞ!!」
    これに反応した観客の大歓声…。
    「もっと!!」
    そして、「最後だ!!」…
    WALKMANの、何秒から何秒までの特定の箇所を指定して延々とリピートする語学学習機能は大活躍です。本来の使用方法とは違いますが。当面の間はこの約2分半のこれだけで十分ですね(笑)


    暫定プレイリストはもちろん、それ以外の曲でも、タイトルをみればだいたい何となくこんな感じの曲、というのが最近少しずつ分かるようになってきました。
    それに伴って、少しずつawesome mixへの新しい候補もちらほら出てきましたね。逆に、これは何かのネタなんじゃないかとしか思えないような曲も、280曲中全くないかというとそうでもなくなってきました。これは裏返せばつまり、“新しい浮気相手に少しずつ慣れてきた”ということなんだと思います。Utadaでも、私はどうしても「光」「Sanctuary」「Passion」というのが今でもあまり好きになれずに普段飛ばしているのですが、「光」については世間一般的には彼女の代表曲のひとつです。
    そう考えると、初見での一発でawesome mix入りした「しゃぼん玉」はやっぱり超優秀だったんだと思います。

    今回の読者業で、ライブ音源というのを初めて経験しました。
    普通のCDでも十分よいのですが、いつもとは違うアレンジが聴けたり、観客の歓声や歌声も入っているというのは、これはまた別の雰囲気があっていいものなんだなぁと思っています。そのライブに自分がもし参加していたとしたら…もっと楽しめるんだろうな、とも思いますね。とくに、最初の音を聞いただけでファンはこれから何の曲が始まるか一瞬で分かって反応しており、それもなかなかみんなすごいなぁと感心しながら聴いていました。
    桜島では、「Captain of the Ship」でも「とんぼ」でも長渕さんがいろんなところで“後ろ”について声をかけていたのが印象的でした。例えば「OK、後ろも歌うかい!?」「後ろー!!もっと来―い!」「ねぇここからさぁー、そっち遠いけどさー、みんなの声聞こえるから一緒に歌おうね!そっちにも顔出すからよ後で」っていうのがありましたよね。
    7万5千人のライブでの「後ろ」、とくに私が宇多田で経験した最後尾から3~5列目ぐらいの人たちは、果たして本人の姿(モニターではなくて)はどのくらいのサイズで見えたんでしょうかね。メインステージから一体何百メートル離れていたのだろうと思いますので、米粒以下かと想像しますね。UTADA UNITEDにおいて、宇多田本人が何度も「おい後ろー!!」とは(当然ですが)言ってなかったような気がしますが、長渕さんは、はるばる桜島まで来たけど一番後ろにいなければならないファンに対してこういった声かけをしていることが、なんだかよかったですね。
    たった一人のステージのために全国から7万5千人が集まる… そう考えるとこれはすごいことですよね。

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    1. Abbyさん、コメントありがとうございます。
      すみません、返信が遅くなってしまいました。
      仕事の方がお歳暮時期で12月に迫り、かなり忙しくなってきましたね。
      配送物が大量にあり、それをミスなく発送していかなければならないので、これがかなり神経を使ってしまいます。
      ミスなくやっていけるようにと毎日ヒヤヒヤしております。

      剛の直筆についてですが、
      確かに、これは本人が書いた、という保証はどこにもないですね(笑)。
      書いている映像は何度も観たことがありますが。
      彼は詩画展も時々やっており、大きなキャンバスに絵であったり字であったり、いろんな表現をしています。
      そのときも“字”は作品によって全然違いますね。
      殴り書きしているときもあればゆっくり丁寧に書いているのもあります。
      剛はいろんな人から話を聞くと、めちゃくちゃこだわりがある人です。
      なのでそういうのは全部自分でやる人だと思います。
      私は今通っている美容院があるのですが、剛のヘアカットを行っているスタイリストの方に髪を切っていただいています。
      正確に言うと、何人もいるスタイリストの一人ですね。
      2010年から2013年くらいをメインにカットをやっていたスタイリストの方に私もお願いしています。
      そのスタイリストの方がおっしゃっていたのですが、予約をするときには剛本人が直接電話をしてくるみたいです。
      そしてカットの際には紙に、こういう風にしてくれ、と絵などを書いてお願いするみたいです。
      あとファッションについてですが、
      常にスタイリストがついて回っています。
      剛は急になにか思いついたりするみたいなので、服を加工する機械?ミシン?などがコンサート会場に持ち込まれているみたいです。
      コンサートのリハーサルなどでもそうです。
      全部自分で音、照明などのチェックを行っています。
      観客席のアリーナ席、1階席、2階席、一番後ろの席など全部自分がいってチェックしています。
      ものすごくこだわりがあるので、こういったもの(パンフレットの直筆なども)は他人に任せることはまず無いと思います。
      確かなことはわかりませんけどね(笑)。

      最近はもっぱら富士山麓音源の唄をメインに聴いておりましたが、Abbyさんのコメントなどをいただいているうちに最近は桜島音源の唄もたくさん聴くようになっています(笑)。
      桜島ライブのCDを聴くと当時のことをいろいろ思い出してしまいますね(笑)。
      それだけ思い出深いCDです。
      『耳かきの唄』は当時信頼していた仲間に裏切られたときのことを唄にしています。
      確かにこの唄もめちゃくちゃクセのある一曲ですね。
      ただこの『耳かきの唄』はコンサートではなかなか唄われることがありません。
      今回リストに入れなかったのはその要因があります。
      『カラス』は最近たくさん歌うようになりました。
      2009年に『30th Anniversary Tour』が行われましたが、そのツアーの途中からリクエストコーナーみたいなものが行われるようになって、客がみんな大きな紙に唄ってほしい曲を書いて客席から剛に見せていたんですね。
      その中から剛が曲を選んで唄っていました。
      そのときに『耳かきの唄』も唄っていましたし、『カラス』も唄っていました。
      そこから『カラス』も唄うようになりましたね。
      みんなで“わけもないのに 夕焼け見ると 泣けてくる”って合唱するときは私は涙が出ますね。
      Abbyさんの高校数学の例はすごくわかりやすいですよ(笑)。
      私も同じ経験があります(笑)。
      「ああー、そっちね」、っていう感じですよね(笑)。
      でも『耳かきの唄』もすごくいい唄です。

      アルバムに『Captain of the Ship』がありますが、もちろんそのツアーが行われましたが、そのツアーの最初らへんで体調を崩してしまい、その後のツアーがすべてキャンセルになってしまいました。
      なので“幻の唄”になってしまいました。
      そしてそれを桜島の最後にもってきたんですね。
      富士山麓での『富士の国』の最後らへんに“生きて生きて生きまくれー”と『Captain of the Ship』の名フレーズが出たときに、もしかしたら唄うかもしれないと思いましたが、さすがに唄いませんでしたね。
      でも富士は富士で、いい終わり方だったと思いますね。
      280曲もあるとそれだけでも全部聴くのは大変だと思います。
      Abbyさんの“awesome mix”がどんどん増えていきますね。
      “awesome mix VOL.2”もつくらないといけなくなってくるかもしれませんね(笑)。

      ライブ音源は通常のモノとは全然違うものがありますね。
      客の反応や歓声を聴いているだけで興奮しますね。
      自分もその場にいるかのように感じます。
      富士山麓では私は前から2ブロック目でした。
      全部で前から6ブロックあったのですが、2ブロック目からでも肉眼ではほとんどみえませんでしたね。
      橫は9ブロックありましたが、一つのブロックに何千人も詰め込まれていたので、ブロック内はぎゅうぎゅうでした。
      でも音の良さは今まで行ったライブの中では一番の音の良さでした。
      体に突き刺さる音、声がめちゃくちゃ気持ちよかったです。
      ステージから一番後ろに聞こえるまで2秒ほどかかっていたそうなので、拳をあげたりするのも前から後ろにかけて波を打つような光景でしたね。
      本当に広大な場所で、どこまで人がいるんだろうというくらいに人がいました。
      みんなが休憩の時のトイレに行く光景は、なんだか“民族大移動”みたいでした(笑)。

      たまには全然知らない唄、曲を聴くのもいいものですよね。
      私も常に剛ばかり聴いているわけではありませんから。
      サントラであったり、映画で歌われていた洋楽もたくさん聴いています。
      また全然違う“良さ”があるので、どっちがいいというのはありませんからね。
      そういう浮気相手もすごくいいですね。
      いろいろ楽しめた方がいいに決まっています(笑)。

      すこし付け足して、ファンからは支持が低いのですが、私が気に入っている曲をご紹介します。
      アルバム『TRY AGAIN』
      ・HAPPY BIRTHDAY

      アルバム『FRIENDS』
      ・Blue Jeans

      アルバム『Come on!Stand up!』
      ・観覧車

      アルバム『JAPAN』
      ・BAY BRIDGE

      が気に入っています。
      軽い感じが聴きやすくて大好きですね。
      残念ながらファンの間では評価は低いですが。
      剛らしくないからでしょうね。

      3回にわたっていろいろ紹介してまいりましたが、
      なたなにか思い出したり、やっぱりこれもいいと思ったらまたご紹介していきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。

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