2014年6月24日火曜日

「ぼちぼちな!ぼちぼちやで!!」

 NHKの番組、『SONGS』に長渕剛が出演する予定なのだが、そのスタジオ収録ライブというのがあるのだが、それに申し込みをしていたところ、抽選で選ばれたのだ。最高にラッキーである。出欠の確認メールを返信してくださいとのことだったので、仕事が終わって早速返信をし、後日電話がかかってくるということだったのだが、電話がなかなかかかってこなかったのでこっちから確認した(笑)。そして改めて席を確保しておくとのことだったのでこれでほぼ確定である。嬉しいことこの上なし。好きなことには勢いでいかなければならない。その収録ライブが来週の月曜日ということで今から楽しみである。

先日、少し昔のあるテレビドラマスペシャルをユーチューブで見ていたのだが、内容を一言で言ってしまえば、熱血教師がいじめのあるクラスを一つにする、というありきたりなドラマである。私は単純なので何回も見ているのだが、毎回涙を流しているのである(笑)。そのドラマのワンシーンで、外国人の生徒がいるのだが、日本語がわからないので授業についていけず、学校側もその生徒に合わせていたら授業が遅れるということでその生徒を見放し、その生徒は学校をずっと休んでいたのだ。そこでその教師がその生徒の家に何度も足を運び、その生徒が学校に来たのだ。そしてその教師がその生徒に教科書を渡すときに、「ぼちぼちな!ぼちぼちやで!!」と笑顔で言うのだ。その教師は関西人である。ドラマでは京都出身になっていた。
 標準語のなかで一人関西弁の人がいるとかなり目立つ。悪く言えば耳障りとなる。しかし、「ぼちぼちな!ぼちぼちやで!!」と聞いたとき、なんていい言葉なのだろうと思った。私も大阪人なのでたまに使うことがあるが、だいたいは質問されて答えるときに使う。しかしこの場面はいきなり自分から言うのだ。「焦らなくてもいいから、ちょっとずつやっていこう」、そんな意味になるだろう。誰かが困っているときや悩んでいるときに、そんな言葉を笑って肩を叩きながら言えたらちょっとは気が楽になるんだと思う。肩の荷物も軽く感じられるんだと思う。
 ここ東京に住んでいて、ほとんどは当たり前だが標準語である。その中で関西弁が聞こえるとすぐにわかるし、耳障りに聞こえる時がある。というかその方が多いかもしれない。私がそう思うということは中にはそう思っている人もいるに違いない。まあそう言いながら私も大阪弁バリバリでしゃべっているので、自分がしゃべるのは気にならないが、聞こえてくるのには文句を言うというあまりに自分勝手になってしまっているのだが(笑)。しかし、「ぼちぼちな!ぼちぼちやで!!」という言葉は素敵な言葉である。素敵な関西弁を発見という感じだ。あとはあの話のテンポの良さである。次から次へとポンポンポンと言葉が出てくる。そしてくだらないことで笑いまくる。あれもいい。東京にいてもあのテンポの良さはなかなかない。どんなときにも笑う。悲しみも笑いに変える。人生楽しまな損!!やで。

2 件のコメント:

  1. 大阪弁・・・
    ネイティブな人が間近で話しているのを聞いたことがあまりないので、
    失礼を承知で東日本・日本海側出身の私に言わせていただくと、
    なんだか、普通に話していても怒られているようなイメージがあります。
    言葉に力があるというか、不思議ですねぇ。

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    1. Abbyさん、コメントありがとうございます。
      私も大学でよく、「関西弁は怒られているように聞こえる」と何度か言われたことがありました。
      そして「かっこいい」とも言われたことがありました。
      私は大阪で生まれ育っているので、関西弁が当たり前で、この両意見ともなかなか理解することができません。
      私は標準語がやはり冷たいというかぬくもりがないというか、関西弁と比べるとそう聞こえてしまいますね。
      まあ確かに関西弁はきれいな言葉とはいえないと私も思います(笑)。
      しかし、けっして怒っているわけではないので。
      私も含め、関西人は東京に来てもずっと関西弁を貫き通すので、そのあつかましさもすごいと思います(笑)。

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