一昨日であったか、ここ東京は急に寒くなった。と思ったら昨日と今日はそこまで寒くなかった。とはいえ、だんだん冬に近づいていっているのは確かである。もう11月になろうとしているのでそれもそのはずである。今年もあと2ヵ月ということで本当に早いものである。時間は少しも待ってはくれないなー。
先日本屋さんをプラプラテキトーに何の目的もなく歩いていて、少し目に入ったのが『名言集』みたいな本を集めているコーナーみたいなところがあり、その時はなにも思わずにそのままその本屋さんを後にしたのだが、こういう名言集みたいな本は最近はやっているのだろうか。名言とはいっても本当にたくさんあるだろうし、いろんなジャンルがある。私もいろんな映画を観ていていろんな名言を思いつくが、かなり印象に残っているのがチャーリー・シーンという俳優の名言である。チャーリー・シーンは80年代に活躍していた俳優なのだが、90年代に入ってセックスとドラッグで身を滅ぼしてしまうのである。家にポルノ女優をたくさん呼んで乱交パーティーしたり、銃で恋人を撃ってケガをさせてしまったりしていたのである。ちなみに裁判で負けてチャーリー・シーンはもう二度と銃を持つことを許されなくなってしまった。コカインのやり過ぎで心臓停止状態になって病院に運ばれたりして、結局仕事がなくなってしまったのである。しかし、2000年に入って親友であるマイケル・J・フォックスが自分がやっていたコメディ番組をチャーリー・シーンに任せたのである。というのもマイケル・J・フォックスがパーキンソン病になってしまい、番組を続けられなくなってしまったので、そのときチャーリー・シーンは仕事が全くもらえてなかったのでマイケル・J・フォックスが声をかけたのである。そしたらチャーリー・シーンは抜群のコメディセンスを発揮し、人気の番組になったのである。そしてチャーリー・シーンのためのコメディ番組になり、『ハーパーボーイズ』という番組になった。これが大大大ヒットで、30分のコメディ番組だがその1本のギャラが120万ドルになったのである。史上最高額のギャラになったのである。2000年にふたたび人気が爆発したのである。アメリカのコメディは客の前でやるのだが、頭がよくないとできないことである。反射神経が必要だしそもそも客にウケないといけない。チャーリー・シーンはものすごかったのである。しかし、病気は治っておらず、3番目の奥さんをナイフで襲って逮捕されたり、ニューヨークのプラザ・ホテルでポルノ女優を呼んで乱交パーティーしようとしたら、チャーリー・シーンが俺の財布を盗んだと騒ぎ始めて、怖くなったポルノ女優がクローゼットに閉じこもったらチャーリー・シーンが部屋をめちゃくちゃに破壊しはじめて逮捕されたのである。今度は自宅にポルノ女優を呼んで乱交パーティーしているときにコカインの過剰摂取で心臓が停止して病院に運ばれたりしていたのだ。さすがにテレビ側がセックス中毒とドラッグ中毒を治してもらわないと番組を続けられないよとチャーリー・シーンに言ったらそれに逆ギレしたのである。そのときの発言が大問題になり、正式に番組の打ち切りとなってしまったのである。それに対してチャーリー・シーンがまた激怒してその番組のテレビ局以外のテレビ局すべてを自宅に呼んでインタビューで大反論したのだ。
「あのテレビ局は俺に謝罪すべきだ。公開で俺に跪いて俺の足を舐めながら謝罪しろ」
って言ったのである。すごいねー。チャーリー・シーンはそのとき自宅にポルノ女優やヌードモデルと一緒にいて、
「俺は今まで結婚は3回やったけどスリーストライクでアウトだ。一夫一婦制っていうのはわかったけど凡人がやることだな。俺のような人間には一夫一婦制は合わない」と。
今回の番組打ち切りでテレビ局を訴えるが裁判でも俺は勝つだろうと。そしたら、
「俺は生まれつき勝者なんだ。俺は毎秒ごとに勝ち続けているんだ。俺は寝ているときですtらジェット戦闘機並みの男だぜ」と。
チャーリー・シーンの暴走が止まらないのだが、番組側が病気を治してもらうために矯正プログラムに行かせたのだが、
「あれは凡人のためのものだな。何かとそのプログラムは“あなたは特別な人間ではないんですよ。普通の人間なんですよ”と言い聞かせるんだよ。でもね、俺はここで言っておくよ!臨時ニュースです!!私チャーリー・シーンは特別です!普通の人間ではありません!私には虎の血が流れているんです!タイガーブラァァァァァァァド!!」
ものすごいですねー(笑)。
「俺の頭を普通の人に貸したら回転が速すぎて5秒と持たないぜ。」
ポルノ女優の一人が言っていたのだが、チャーリー・シーンはテニスボールくらいの大きさのコカインの塊をガリガリ削りながら吸っていたという。そのことをアナウンサーが質問したら、
「すげーだろ!?俺のコカインの吸い方は普通の人とは違うんだよ。俺のギアはトップスピードしかねぇんだよ。ロウギアはねぇんだ。俺のコカインの吸い方とセックスの仕方っていうのは映画に例えるならそれは超大作だよ。スペクタクルだぜ。お前らにマジックを見せてやるぜ。俺のバカ騒ぎに比べれば、フランク・シナトラもミックジャガーもキースリチャーズもガキみてーなもんだ。」と。
そんなにコカインやっていたら死んでしまうんじゃないんですか?死ぬのは怖くないんですかと聞かれたらチャーリー・シーンは、
「お前ね、死ぬっているのは素人がやることだよ。アマチュアのやることさ。」
チャーリー・シーンは番組を再びやらせろと言っているのではなく、更にギャラを上げろと言っているのである。その理由は、
「俺には食わせないといけない家族がいる。ポルノファミリーさ」と。
一夫多妻とかやっていいんですかと聞かれたら、
「もう俺は自分が火星から来たロック・スターじゃないフリをするのはもうたくさんなんだ」
「世間の普通の奴らはみんなブッサイクな女房とブッサイクなガキどもと負け犬みたいな生活をしながら俺の生活を見てこう思うだろう。“あー自分にはこんな生活はマネできない”と思うだろう。そうさお前らにはムリなんだよ!!普通の人間はおとなしく引っ込んで俺の凄まじいショーを見物してな」と。
「俺はな、こんなエロい娘たちと朝から晩までセックスして、自家用ジェット機で世界中を飛び回っている。俺は確かに孤独だよ。天辺に立つっていうのは孤独なものだ。でもな、眺めはサイコーだぜ!!」
もう天才としか言いようがないくらいすごい。すごすぎる。さすがにインタビューしている人はやっぱり変だと思い、なにかの薬物をキメているとしか思えないと。しかし、このインタビューの前にテレビ局はさすがにドラッグキメている人をテレビに出すわけにはいかないということで、ドクターを呼んで血液検査と尿検査をしていて72時間はドラッグをやっいないという検査をやっているのだ。一応?薬物はやっていないということでこれらの凄まじいセリフをアドリブでしゃべっているのだ。でもアナウンサーは、今ドラッグやっているんじゃないですか?と聞いたら、
「確かに今薬をキメているんだよ。この薬はチャーリー・シーンっていう薬なんだ。このチャーリー・シーンっていう薬を素人がやったら死ぬぜ。」
このインタビューがすごく人気になって、このインタビューを聞いたガンズ・アンド・ローゼズのギタリストのスラッシュが「チャーリー・シーンには負けた。チャーリー・シーンは今最もロックンロールな男だぜ」と。
すごすぎてもう爆笑するしかないレベルである。もう名言集みたいな本はすべてチャーリー・シーンにした方がいい(笑)。すごいよこれは。こんなふざけたヤツがいるのになんで自分は毎日真面目に仕事行って上司に怒られないといけないのかと思ってしまう(笑)。いろんな名言は存在するが、チャーリー・シーンばりにすごいのはなかなかないだろう。これらのセリフを名言を聞いて私も目を覚まさないといけない。私もエンジン全開でぶっ飛ばしていくぞ!!奴にはかなわないが・・・・・。
お疲れ様です。
返信削除チャーリー・シーンという人のことは、SAMURAIさんのブログで初めて知りました。
へぇ~…っていうのが、正直な感想ですね。
人生において何に価値をおくか、そういう問題なような気がしました。
72時間以内に薬物を摂取していない、だから出演してもOKとしてしまうようなことも、文化の違いを強く感じますね。
どの人生がよいかなんて、本当のことは誰にもわからないとは思いますね。
「こんなふざけたヤツがいるのになんで自分は毎日真面目に仕事行って上司に怒られないといけないのかと思ってしまう(笑)。」とありました。
これには笑ってしまいましたね。
いいブログを見つけたな、と改めて思ったところです。
今日もお仕事お疲れ様です。
社会人をマジメにやってるのって、大変ですよねー(^^)
Abbyさん、コメントありがとうございます。
削除昔テレビでよく映画が放送されていた時代にこのチャーリー・シーンはよく出ていましたね。
やはりコメディ映画が多かったです。
こんなふざけたことばかり言っていますが、それでもこの人は本当にすごい人なんですね。
他の人とは違う突出したものを持っているからこそここまで来た人です。
この前はHIVに感染していると公表していました。
普通に仕事をしていると、自分の職場であったり、周りにあるお店のひとたちであったり、友人と会うときはそこの職場であったり、友人の友人の職場の話であったり、実際に話を聞ける範囲であったり想像できる範囲はその程度なんですね。
でも映画を観ていたり、今回のチャーリー・シーンの話を聞いたりしていると、本当に世の中いろんな人がいるんだなーと発見できます。
それもすごいところだと思っていて、自分が今いる環境や状況は世の中のほんの一部に過ぎないんですね。
ついついこれがすべてだと思い込んでしまいますが、そんなことは絶対にないんです。
そういうものが私を常に考えさせるんですね。
もしかしたら周りの人はそうは思わないかもしれませんが。
こういうバカ話もすごく刺激になります。
人生一度きりですからね。
そして人生は短いです。
相変わらず毎日大変です。
世間は厳しいです。
イヤなことばっかりです。
家から外に出たくない日なんてしょっちゅうです。
こういう状況にいろんなヒントを届けてくれているこういったものに心から感謝しています。
このに非常になにかしらの活路を見出せたらと思いますね。
“社会人”は本当に大変ですねー。