昨日で無事に期末テストが終了した。難しい教職課程の試験も何とかクリアできた。よかったよかった。こうして3年生も終了したことになる。早かった。本当に早かった。楽しいことも大変なこともいろんなことがあったが、間違いなく大学3年間では一番充実した学年であった。本当に素晴らしい一年であった。春休みもまだまだ忙しいので気は抜けないが、とりあえずの3年生は終了した。
昨日テスト終了後、ボランティアの集まりがあり、最後の報告会をどうするのかという話になった。ボランティアもとりあえずは最後の行事である。11日に駅前で行うことになった。なぜ11日になったかというと、1年生が中心となって毎月11日にホープシェアリングという震災を忘れないようにするための活動を行っていたので、それと合わせて報告会をしようということになった。これもメンバーからの意見である。それは良いと思い、日にちはすぐに決まった。内容も1年間の活動報告とホープシェアリングで時間も丁度いいくらいになる予定である。報告会が来週なので、すぐに報告する事を考えなければならないので、役割分担をやってしまい、何とか11日に合わせられるようにした。最後の活動である。しっかりとやりたい。
3年生が中心のこの団体である。みんな就職活動や色々とやることがたくさんある。みんな忙しい。みんな時間がないのは同じである。頑張りましょうとみんなに呼び掛けた。6月から活動してきたが、前途多難なことばかりであった。もちろんすべてが初めての経験だったので、困難ばかりなのは当たり前なのだが。しかし、活動してくるうちにまとまりができてきて、活動もスムーズに流れるようになった。集まってきてくれたメンバーはみんな素晴らしい人で、みんな頼りになる存在である。リーダーを務めさせてもらっているが、改めてメンバーを見渡してみると、「個性」がはっきり見えてきて、やっぱり十人十色である。議論していれば本当に面白い。いろんな意見が出てくる。リーダーとなってみんなの様子を見ることができて本当に貴重な経験をさせてもらった。素晴らしいメンバーに巡り会うことができて、本当に私はしあわせである。
去年の6月、自ら選んだ道であるが、自分の置かれる立場が大きく変わった。団体を立ち上げ、リーダーとなり、みんなを災害ボランティアのために被災地へ連れて行く。しかし、そのあまりに大きく変わった環境についていけなかった。「できてないし、やってない」。周囲から感じるプレッシャーや追いつかない自分の能力。力の出し惜しみなどしていないのに・・・・・。必死に追いつこうとしても追いつくことのできない自分の理想の姿。一方、責任が生じるにつれてさらけ出される自分自身のあまりに頼りなく情けない姿。それは私が理想としていた自分とは遠く遠く離れたものであった。行き詰った状況に手を差し伸べてくれたのはメンバーであった。過ちを犯しても「いいよ」と笑顔で言ってくれ、「何かあったらいつでも言ってね」と言ってくれたメンバーたち。どんなに大変でも前に進もうとする姿は笑顔をくれた。肩の力を抜いて目の前のことに上手にぶつかる方法を教えてくれた。仲間たちのおかげで少しずつ自分の位置を見つけることができた。
走り抜けた半年間、そして迎える交代のとき。メンバーたち、そして周りの人たちを感動させる活躍はできなかった。そんなことはわかっている。でも、自己満足かもしれないが、最後に泣けるかも、そんな思いが頭をよぎる。支えてくれた人たちがいたからすべてを出し切ることができた。こんなわがままな俺に関わってくれたすべての人へ―本当にありがとう。
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