2018年3月19日月曜日

『WELCOME TO MY HOMETOWN PREMIUM LIVE』

 先日に友人にWOWOWで放送されていた『ツイン・ピークス/リターン』と長渕剛のライヴの録画をお願いし、その友人のご家族にご協力いただいてブルーレイで録画したものを受け取ったのである。そしてそのブルーレイを、時間がそこまでなかったので、観れるところで長渕剛のライヴのみ観たのだが、これは予想よりものすごいライヴになっていた。観たのは大阪城ホールと年末の鹿児島アリーナのライヴだったが、特に鹿児島のライヴはすごかった。凱旋ライヴということで、『いつかの少年』から始まり、なんといっても終盤の『Captain of the Ship』である。まさかこの曲を再び唄う日がくるとは思ってもみなかったが、これはすさまじく私の心に突き刺さったのである。しかし、ここで言っておきたいのが、桜島のときのような絶叫シャウトして唄うようなものではなかったということである。ファンの中にもやはり、この唄は心から叫んでこそ意味のある唄であると言っているのだが、私もその考えであったし、そもそもあの唄を普通のノリで唄うことは不可能であると思っていた。確かに今回も普通のノリではないことは確かなのだが、絶叫シャウトがほとんどない。しかし、桜島ライヴ以降剛自身がいろんな経験をし、思い、悩み、苦しみ、それらを経て今があり、今の剛だからこそ唄うことができる、剛にしか唄えない『Captain of the Ship』であった。これほど聴き入ったのは久しぶりである。まだ20回くらいしか聴いていないのだが、自分の部屋ではブルーレイを観ることができないので、しばらくは観ることができないのが残念である。ぜひともあの唄をシングルカットでもなんでもいいので公式で音源または映像にしてほしいものである。この『Captain of the Ship』を唄い、後奏のときに剛はステージから降りていったのだが、このスタイルは時々用いられているのだが、今回は『Captain of the Ship』ということで、我々にことばを放ち、言い残し、一人で大海原に旅立って行った、戦場へと向かっていったかのように見えた。本当にカッコよかった。その後再びステージに上がるのだが、ものすごくインパクトのあるステージである。そのとき、鹿児島アリーナにいた人たちはすごい時間に立ち合えたのだと思う。私も生の音で聴いてみたいものである。なかなか唄わない曲なので、巡り合うのは厳しいが、このまま次のツアーかなにかでセットリストに入れてほしい。今年は40周年ということで、またなにかやってほしい。久しぶりにすごいものを観た。



2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。

    年末の鹿児島ライブでのCaptain of the shipについての投稿を楽しく拝見しました。
    長渕剛の代表曲といえば私の場合はCaptain of the shipと勇次第2部だと思う、という話を以前書きましたが、この読者業を始めて以来、“正しい方向”で長渕剛を聴くことができていたと長年のキャリアをもつ“熱狂的ファン”の方から合格点をいただけたような気分に“勝手に”浸っています。
    私も是非、鹿児島ライブでのCaptain of the shipを聴いてみたいですね。
    こちらの地元からの航空路は福岡・沖縄がもっとも西の路線なので、福岡から鹿児島まで陸路で行くのはすごく遠いなーと思っていたのですが、2回目の大阪で飛行機をぼんやり待っているとき、よく考えたら別に地元の空港から鹿児島までの直行便がある必要はなく、伊丹からもう一回乗り換えればいいだけの話であることに今更ながら気づいて、何をするにもやる気次第だなと思った記憶があります。
    実は、3回目の大阪行きの可能性が先日浮上したというか、職場の先輩から8月に槇原敬之のライブが大阪であるから一緒に行かないか、という誘いがありました。
    長渕に比べれば私の場合は槇原のライブの優先順位は100対0でかなり低いですし、長渕剛のようにWALKMANで300時間以上も“予習”しているわけでもなく、そして勇次第2部のようなお気に入りの曲も全くないのですが、先輩と一緒に行けば、一人では予算的に無理だった念願のコンラッドやヒルトン大阪にも行ける可能性があるので、それを楽しみにしようかと思っています。
    万が一、長渕剛のツアーが同日の大阪城ホールあたりで開催された場合、槇原はもちろんキャンセルして長渕の方へいくつもりです(笑)
    本来だったら、天神祭をみるため7月24日あたりに中之島付近で泊まるような予定でもう一回行こうかなと思っていて、淀屋橋?付近のホテルを一応ネットで予約だけはしておいたのですが。私もサラリーマンの端くれですし、今の私が仕事を続けてこられたのもこの先輩のおかげでもあるので、また別の機会をみつけて…ということになりそうです。
    長渕剛のツアーが、日本海側にも来てくれれば一番いいのですが(笑)

    最近は、TRY AGAINの「ブルームーン」を、awesome mix Vol.1なみにリピートしています。というのは、手元にある300曲の中でも、再生回数がまだ1桁の曲を攻略していこうという方針でやっているためです。
    この曲は、白いイチゴ(こう書いてもSAMURAIさんならどのアルバムのことか分かっていただけるはず)の「何の矛盾もない」と同様に穏やかな曲ですが、曲の前半の歌詞は女性の視点から、後半は男性の視点から書かれている構図になっていますよね。
    前半の、女性視点からの歌詞についてですが、何て説明したらSAMURAIさんにうまく伝わるか分かりませんが、例えば“好きだ”という気持ちを表現するとき、一例を挙げると宇多田なら「ありふれた日常が急に輝きだした」「いつもと違うバスに乗って待ちに待ったこの待ち合わせ」「そんなこと言わなくてもわかってほしいのに」というように本当に遠回りな表現をしています。遠回りだから伝わりにくいかということは全然なくて、むしろ遠回りであればあるほど言いたいことが明確になるというか、どれほど遠回りできるかが彼女の表現の真骨頂というか、そんな感じですね。そして、同じ気持ちを長渕剛が書くとこうなるんだなー…というか、宇多田の表現が捕手も取れないようなカーブボールや低めのインコース狙いなら、長渕の表現は3球すべてど真ん中のストレート勝負か、みたいな感じですね。どちらがしっくりくるかというか、どちらが自分の言いたいことを代わりに言葉にしてくれているかというとやっぱり宇多田のほうになるのかなー…とか、そんなことを考えながら無駄にリピートしているところです。

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    1. Abbyさん、コメントありがとうございます。
      今回の年末ライヴはすごかったですね。
      今働いている仕事がクリスマスから年末が一番忙しい時期で、絶対に休めないのですが、これは参加したかったですね。
      非常に後悔しております。
      確かに大阪で乗り換えをすれば鹿児島まではすぐに行けてしまいますね。
      この飛行機の乗り換えは私は海外に行くときに何度か経験をしているのですが、乗り換えの飛行機がすぐに飛ぶフライトであればすごく楽なんですが、乗り換えの時間をつぶすのに6時間7時間空港で過ごしたこともありますね。
      国内の乗り換えはそこまで時間はかかることはないと思いますが、中には一晩空港で過ごすというのも不通にあります。
      よく調べていかないと意外な落とし穴があったりもしますね。
      ワシントンD.C.から日本に帰るのにいったんボストン空港に遠回りをしてから帰るというのもありましたね。
      なんかすごく懐かしいです。

      現時点の長渕剛のライヴ情報なんですが、今年ツアーをやるみたいです。
      しかし、その情報が出て以来何の音沙汰もありません(笑)。
      私の裏の?情報によると6月くらいから?やるというのを聞いておりますが、本当のところはわかりません。
      どのくらいの規模でやるのかもわからないので、現時点はそこまでしかわからない状態です。
      そして夏ということで、私の仕事のほうが中元時期とかぶってしまったらどうしようとヒヤヒヤしております。
      忙しい時期に希望休を出して連休なんかしてしまうと裏で何よ言われるかわからないので、できるだけそれは避けたいのですが・・・。
      新しい情報が入り次第またご連絡いたしますね。

      『ブルームーン』もいいですね。
      この唄は『TRY AGAINツアー』で唄っておりましたが、そのときにステージ上のミラーボールが輝いていました。
      剛の唄はよく女性口調?というのか女性側の視点から唄っていることが結構ありますね。
      さすがAbbyさんです。
      すばらしいです。
      歌手によってやはり表現の仕方というのが全然違いますよね。
      どの表現が一番自分に近いのか、聴いていて「これだ!!」と思ったらそのアーティストを好きになってしまいますね。
      私はもうほとんどが長渕剛なので、宇多田さんの唄はあまり聴いたことがないのですが、そういえば母がベストアルバム?か忘れましたが、大阪の実家にCDが置いてあったのを今思いだしたので、今度帰ったときに聴いてみようと思います。
      剛のアルバムの『LOVE』と『SONGS』は昔の唄を数曲唄い直して収録していましたが、本当は全曲唄い直してほしかったですね。
      さらに言えば昔の唄を全部唄い直してアルバムで出してほしいです。
      昔は昔でサイコーなんですが、今の感じでも聴いてみたいというのがあります。
      もしそういうのが発売されたら泣きながら買いに行きますね(笑)。
      そういうのは絶対にないと思いますが・・・。

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