先日休日だったのだが、かなり疲れていたので、久しぶりにゆっくり映画を見ようと思い、本棚を見ながら今日は何を観ようかなぁ〜とあれこれ30分くらい考えていたのだが、その時はアクションの気分だったので、ふと手に取ったのがシルヴェスター・スタローン主演作品の『デモリションマン』であった。この映画も私が小学生の頃から大好きで、本当に何百回と繰り返して観た映画の一つである。簡単にストーリーを書くと、凶悪犯を追い詰めるも人質を死なせてしまったことで冷凍刑に処された「デモリションマン(壊し屋)」の異名を持つ荒くれ刑事(シルヴェスター・スタローン)が近未来に復活し、同じく復活を遂げていた凶悪犯(ウェーズリー・スナイプス)と対決するSFアクションである。この映画も何も考えずに観てみると、ド派手なアクションで観ていて気持ちがいいのだが、よくよく観てみるといろんな小ネタや皮肉が含まれているのである。近未来で復活した年は2032年で、その世界が暴力や犯罪が根絶され、人々はコンピュータなどに厳しく管理されている平和な社会になっていた。汚いことばを使ってもコンピュータで罰せられるし、キスやセックスも禁止で、代わりにヘッドギアみたいなものを頭に装着してバーチャルセックスみたいなものになっていて、身体に触れる挨拶もできない。塩も体に悪いので禁止。もちろんタバコもダメだしお酒もドラッグもダメ。一言で言ってしまえば“クリーンな社会”、“殺菌された社会”になっていたのである。一見これは犯罪もなにもないし、人々は平穏に暮らしているのですごくいい世界に見えるのだが、これはとんでもなく恐ろしい世界だと私は思ったのである。当然このような管理社会に不満を持った人たちがいて、その人たちは地下に社会を築き、自由を求めて活動していたのである。そのレジスタンスのリーダー的存在のエドガー・フレンドリーが言うのだが、“なんで俺たちがこの地下世界に住んでいるのかというと、それは俺はコレステロールが大好きだからベーコンも食いたいし、肉も食べたいし、酒も飲みたい。タバコも吸いたいし、ある日突然全裸になって道を叫びながら走り回ったりしたい。なぜならそれはそのときそうしたいと突然思ったからだ。そういう自由のために俺たちはこの地下にいるんだ。”私が小学生のときはこのセリフはただスルーしていたのだが、今このシーンでこのセリフを聞いたときにものすごく心に響いてきたのである。思わず目頭が熱くなってしまった。本当にすばらしいセリフだと思う。これは愚行権の問題にもなってくるが、人間って愚かなことをするのが人間である。もちろんマナーやルールを守っての話である。なんでもかんでも管理下におかれてしまうと、誰でも息がつまるし、いつか爆発してしまうものである。水だって飲み過ぎたら死ぬし、運動だってやり過ぎたら死ぬ。他人に迷惑がかからない範囲で、そういう自分がやりたいと思ったことはやった方がいい。だってそれが人間だと思うし、ダメだからダメという理由で、何も考えずにそれに従うのはただのバカである。私がもしこの映画の中の未来の世界に生きていたら速攻逮捕されるだろうし、毎日汚いことばによる罰金で何万円も払わされるだろう。本当に最悪な世界だと思う。もちろんそういう“殺菌された社会”がいいという人がいるだろうが、私にしたらそれはディストピアである。そういう社会がいいという人はそういう世界をユートピアと呼ぶのだろうが私はその逆である。ディストピア目指して全速前進である。これからも私は愚かなことをしていくだろう。なぜならそのときそうしたいと思うからだ。それが人間なんだよ。もちろんルールやマナーは守るけどな!!それでいちいち文句を言うヤツらは皆殺しだ!!
お疲れ様です。
返信削除東京の桜ですが、3月最後の土日が花見のラストチャンスみたいなことがニュースなっていましたね。日本海側では30日頃にようやく桜前線が金沢あたりまで北上してきたらしいです。こちらの開花はいつも4月上旬ですが、それでも今年は例年より数日早くなるみたいです。
まだ暖房を片付けることはできませんが、それでも日々少しずつ暖かくなり、日も長くなってきているのが実感できます。
風呂が凍結して壊れたり車が雪に埋まったりと大変だった今年の冬も、ようやく終わりです。
“ゆっくり散歩しながら花を見たりするのが一番いい”とありました。
例の、列車が雪に埋まって立ち往生した在来線の駅ですが、実家により近いほうの駅には結構大きな桜の木が何本かあるんです。そしてこの駅自体、田んぼの真ん中にポツンとある無人駅ですので、桜が満開になると数百メートル離れた集落から歩いていくときにずっと視線の先にピンクの色が見えて、とてもきれいです。もちろん平日の日中とかに行こうものなら、駅の利用者はめちゃくちゃ少ない(というかほぼ誰もいない)ので、間違いなく桜の花を独占できます。この時期は田植えの準備が始まる忙しい時期ですので、地元の人間でこの時期に花見なんかしている人は誰もいませんね。周囲には何もないところですので、SAMURAIさんの大阪と違って私はとくに地元のオススメというのは思いつかないのですが、この桜に関して言えば、文字通りの意味で散歩も花見もゆっくりできますのでオススメになるのかもしれません。
『デモリションマン』ですが、1回ちらっと観てみたところです。
私の場合はエクスペンダブルズとか、最後の戦場をみたあとですので、スタローンが何だか若い感じがしましたね。
観たといっても途中で寝たりしてしまっているので、もう少し真面目にみてから感想を書かせていただくことになりそうです。
『ツイン・ピークス』ですが、シーズン2 Vol.3 episode15~18が終わったところです。
相変わらずホークがいい味出してますね。
一番良かったのは、クーパー捜査官が保安官事務所を去るシーンです。
ホークが、“May the wind be always at your back.”というところです。
いつも追い風を受けてお元気で。いい言葉ですね。
あとは、ゴードンのアドバイスのシーン。
“Let a smile be your umbrella.”
毎日ホントにいろいろありますが、にっこり笑ってやり過ごせたらいいですね。
釣りに出かけるクーパー捜査官の部屋を、お客様係ですといって訪ねるオードリー。
友情こそ永続する人間関係の基礎だというクーパーの言葉を引用していました。
なるほどねーって思いましたね。
こういう言葉がサラっとでてくるところがクーパー捜査官の魅力でしょうか。
デニースが初めてハリーの事務所に来るシーン。
女装しているデニースをみたホークが固まっていましたが、“That’s a good color for him.”と感想を言っていましたね。
ホークはクーパー捜査官と違ってあまり表情を変えなかったので、
このセリフがフォローの意味なのか、それとも本当にデニースの女装をgoodと思っているのか、判断が難しい場面でした(笑)
私はなかなか似合っていたと思いますが。
身重のルーシーが脚立に上がって蛍光灯を交換しようとしているシーンで、空気が全く読めていないアンディーに対して、ホークが“Andy, are you crazy?” と詰め寄る場面。
アンディーの言い分では、道徳と男らしい態度が必要なんだとのことでしたが、
この場合、今のルーシーにとっては全然違いますよね(笑)
『マイ・インターン』のベンも人の気持ちを読む達人でした。アンディーにはホークをよ~く見習って頑張ってもらいたいですね。
長渕剛のほうですが、手元にある300曲のうち、重複を許さずにカウントすると一体何曲あるんだろうと先日ふと思い立って、1回数えてみました。
(…いろいろやらなければならないことも他にたくさんあるんですが。ヒマなことをしてしまいました。)
で、結果185曲でした。185かぁ…と思いましたね。
私は長渕さんの全てのアルバムを持っているわけではありませんから、正確にはもっと多いはずですよね。
これはすごいですよねー
宇多田ヒカルでも手元にあるのは100曲ちょっと、ですから。
これも40年間の重み、ということでしょうか。
Abbyさん、コメントありがとうございます。
削除返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。
仕事が相変わらず忙しいのとプラスして体調を崩してしまいました。
今はもうほとんど回復しているのですが、このすごしやすい時期に体調を崩してしまいました。
ちょっと最近はいろんな意味でしんどかったというのかたいへんだったというのかそんな感じでした。
すみません。
気が付けば4月の中旬に差し掛かるところですね。
桜もとっくに散ってしまいました。
この前まではまだまだ寒くて早く暖かくならないかな―と思っていたのに急に暖かくなっていましたね。
本当に早いものです。
こういうことを毎年言っているんですけどね(笑)。
話がずれるのですが、仕事をしているとまとまった休日がなく、本当にたまに出いいので1週間以上から2週間くらい休みがほしいですね。
ゆっくり何かをしたいというのはいつも思っているのですが、休みの日にどこかへ行ったとしても、明日は仕事か、明日は仕事だから、とこの呪縛から解放されることがないので、なにをしてもいろなところで制限が出てきてしまうので、何もかも忘れて本当にゆっくり過ごしたいものですね。
なかなかそんなことはできないんですけどね。
ニューヨークの公園のベンチに座って車のクラクションを聞きながら街や人を眺めていたあの時期がすごく懐かしく思います。
おそらくスタローンの映画で一番観ているのはこの『デモリションマン』ですね。
昔の映画ですからね。
この世界ではシュワちゃんが大統領になっていて、シュワルツェネッガー図書館もあったりしましたね。
このときはスタローンもシュワちゃんも仲が良くなっていて、シュワちゃん主演の『ラスト・アクション・ヒーロー』という映画ではスタローンがターミネーターの役で出ていたという設定もありました。
お互いにそういう“ネタ”で遊んでいましたね。
今回のスタローンはスパルタン刑事という役でしたが、見た目がもう今の『エクスペンダブルズ』のバーニーそっくりでしたね。
ベレー帽とかちょー最高にカッコよかったです。
映画はもう本当にいろんなジャンルがあるので、その日のそのときの気分によって観たいジャンルがあると思うので、その時の気分に合わせて映画をチョイスするというのもいいと思います。
『ツイン・ピークス』ですが気が付けばもう最終局面ですね。
もしかしたらもうすでに観終えているかもしれませんが、いかがでしょうか。
ホークはカッコいい言い方というのか言い回しというのか表現というのかそういうのが本当に上手いですよね。
人柄も大好きなキャラクターです。
クーパー捜査官の上司に当たるゴードンですが、彼がこのドラマの監督の一人のデヴィッド・リンチ監督です。
このゴードンも耳が悪いというおもしろい設定ですが、シェリーの声だけは普通に聞こえるんですね。
そしてキスまでしてしまうといういろんな意味でおもしろいところです(笑)。
デニースも最高にすばらしいキャラクターですね(笑)。
クーパー捜査官も「彼はすばらしい」と言っていましたしね。
クーパー捜査官、アルバート、ゴードン、デニースとみんないろんな意味ですごいキャラですが、全員すごい能力を持っているので、彼らが集まれば解決できない事件はないという感じですね。
全員大好きです。
アンディーはあのちょっと抜けているキャラがいいんですね(笑)。
あれは性格ですのでどうにもならないところはあると思いますが、アンディーがいなければならなかったシーンが何度かあるので、その性格でよかったのかな―とも思ったりもしますね。
それが彼の良さでもあるんですけどね(笑)。
長渕剛のほうですが、それでも185曲もあるんですね。
私もそうですが、剛のことは全部知っているかのように話をしていますが、わたしも持ってないアルバム、曲はたくさんあります。
Abbyさんのおっしゃる通り40年もありますから、私もまだまだ追いついていないとういう状態ですね。
それでも私と同世代、その前後の世代の中では私が一番熱狂的なファンだと自分では思っています(笑)。
“自称”ですが(笑)。
世の中には本当にいろんな娯楽、エンターテイメント、楽しみ、がありますね。
一つのこと、モノを徹底的に掘り下げて知識を深めることプラスその他のおもしろい興味のあることを知る経験するというような今まで知らなかった“新しい扉”を開けるということは本当にすごいことですし、知らないことよりも知っていることのほうが良いに決まっていますし、そういう今まで知らなかったことを知る学ぶというのは自分にとってものすごい刺激になります。
そういうのは私はどんどんやった方がいいと思いますね。
もちろんそれにはある意味体力もいりますし、時間も必要になりますし、お金も必要になってくるかも知れません。
映画や音楽ははっきりいって生きていく上では必要なものではありません。
なくても生きていけます。
でもそれらがなかったら本当に乏しく空虚なものです。
普段の生活では経験できないことを与えてくれるのが映画や音楽です。
彩りを与えてくれるだけでなく、勉強にもなります。
人生には限りがあります。
その中でどんどんいろんなことを経験して勉強して楽しんでいきたいものです。
Abbyさん、すみません返信でいい忘れたことがあったのでこちらで追加させていただきます。
削除『ツイン・ピークス』ですが、ドラマはシーズン1、シーズン2で、そしてリターンになるのですが、
シーズン1の前日談となる『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(Twin Peaks:Fire Walk with Me)』という映画があるのですが、これはローラが殺される前の1週間を描いている作品なのですが、もしこちらをご覧になる際に気を付けていただきたいことがありまして、
それはこの映画はドラマのテイストとは違ってホラー?っぽくなっているところです。
ドラマのテイストを期待して観てしまうと完全に裏切られてしまいます。
カンヌ映画祭で初めて公開されたときに観客からブーインが起きてしまったほどですが、リンチ監督も言っていますがこれにはいろんな意味があります。
今ここでは説明致しませんが、もしこの映画版をご覧になる際はお気を付け下さい(笑)。