最近は暑いのから解放され涼しいと思っていたが、二日前くらいから寒いと感じるようになってきた。一緒に働いているスタッフの一人はもう暖房を付けたみたいである。もうそんな季節になったのかと時の流れを感じてしまう。とはいってももう11月である。今年も残り2カ月である。本当に一年早い。
富士の続きである。開演まで時間があったのでご飯を食べたり、ちょっと散歩したりと時間をつぶしていたが、暗くなってくるともうそろそろという感じになった。21時開演予定だったが、桜島の時は45分遅れでスタートしているので、今回はどうなるだろうといろいろ考えていた。後から来たお客さんがブロック内にどんどん入ってくるので、余裕があったスペースがどんどん窮屈になってきて、終いにブロック内に入りきれなくなるほどになってしまい、会場アナウンスで奥に詰めるよう指示が何度も出たがそれでも入りきらなかった。最終手段として通路を狭めてブロックを少しでも広げることになった。これでやっと入りきったという感じ。もうギュウギュウづめである。
20時40分くらいだっただろうか、会場に流れていたBGMのボリュームが上がり、会場に歓声が上がったのは。そしたら花火が上がった。そういえば数年花火を観ていなかったので、目の前で花火も観ることができて最高だった。ある意味私の今年の夏は8月22日、23日の二日間だけと思っていたので。それが終わると、舞台袖から地元の方々の祭りの神輿が出てきて会場を盛り上げる。そして21時、待ちに待った瞬間が訪れた。桜島ではハレーに乗った長渕が一人で出てきたが、今年はどんな登場の仕方だろうか。そう思っていたらステージの向こうからヘリコプターが低空飛行で飛んでくるではないか。もともと数機のヘリが会場上で飛んでいたが、このヘリは違うとすぐに分かった。間違いなく長渕はこのヘリに乗っている。そう確信した全国から集まった我々長渕軍はヘリに向かってコールを送る。3周ほど会場上を回って舞台袖に着陸した。そしてついに我らが長渕剛の登場である。“カリスマ降臨”とでもいった方が良いだろうか。長渕に続いてバンドメンバーが降りてきてステージに上がってくる。彼に会うために我々は今日ここに来たのだ。この瞬間に立ち合うために。ついにこの日がやってきた。命懸けの祭典である。さあ、来やがれ!!この野郎!!!
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