2015年10月31日土曜日

それぞれの荷物を背負って

 2回前の投稿で、私の友人のことを書いた。また会える日を楽しみにしていると書いたのだが、それが現実になった。詳しいことはここでは控えさせていただくが、とある方から連絡があり、その友人が今いる場所を教えてくれたのだ。早速私が動ける日を伝え、その友人を会う約束をしてくれたのである。会うといっても、詳しく言えば私がその友人のところに行かなければならないということである。東京都内であったが、私の家からは少し遠かった。しかし、会えることにすごく喜びを覚えていた。その友人に会うために簡単な書類を書いたり、少し待たされたり、荷物を預けたりとなかなかスムーズにはいかないのだが、やっと彼に会うことができた。何よりもうれしかったし安心したことは、今まで通りの彼がそこにいたということである。何も気を使うことなく、バカ笑いをしながら話をすることができた。それだけで満足である。彼と話ができる時間は限られていて、それはたったの15分。15分では当然足りないのだが、濃密な15分であった。今までモヤモヤしていた気持ちが晴れてスッキリした。また会いに行こうと思う。

 
人生は本当に人それぞれの生き方がある。どれが正しくて、どれが間違いだとかそんなものは誰もわかりはしない。自分が正しいと思った道を歩んでいけばいい。たとえそれがどれほど険しく、長い道のりであったとしても、自分が正しいと思えればそれでいい。周りから何と言われようとも。そして、元気に生きていてくれればそれでいい。“元気があれば何だってできる”と誰か言っていたが、本当にその通りだと思う。何だってできるというのはわからないが、元気でいれば少なくとも前進しているのではないだろうか。結果がどうなるかそんなことはわからないが、私はそれだけでいいと思う。生きていれば嬉しいこと、楽しいこともあれば悲しいこともある。苦しいこと、辛いこと、怒りたいこと、反抗したいこと、いろんなことがある。無論私にだって。どんな人もそれぞれの荷物を背負って山を登っている。決して下ろすことができない荷物もあるだろう。でも、それでも人は登っていく。今歩んでいる道が正しいのかそれはわからないが、元気がなくては歩けないだろう。疲れたら休めばいいし、歩んできた道を振り返るのもいい。そこから眺める景色を観るのもいいし、そこに咲いてる花を見るのもいい。人はみなそうやって少しずつ少しずつ前に進んでいるのではないだろうか。私はそう思っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿