2020年5月25日月曜日

東京に戻ってきた友人

先日宇都宮の少し先にいた友人が戻ってきたのである。これはこれは本当におめでたい話である。しかし、まぁそれに合わせてというかすれ違いともいうのか、私が仙台に異動したということで実際に東京で会うことは叶わなかったのがものすごく残念で、そしてそれと同じことを友人も言っていたのである。しかしこれはどうしようもないことであるし、コロナもあってなかなか思うようにはいかないものではあるが、これからも何度も会う機会は当然あるし、一生の友人であることは変わりないので、無事に戻ってこれて本当にほっとしたのである。
 ということは事の発端から約5年近くになるということか。そして友人が向こうに行って3年半くらいか。長かったのか短かったのかよくわからないというのが正直な感想である。しかし、その間も何度も手紙でのやり取りであったり、差し入れであったり、実際に会いに行ったりと、断絶されていたわけではないので、彼か彼なりに向こうでよくやっていて、そういう面では心配はいらなかった。向こうでは約700冊の本を読んだみたいで、本当に様々なジャンルの本を読み、そういう意味ではものすごく充実している感じであった。先日は電話にて約2時間いろいろ話をしていたのだが、絵画などのアートにも興味を持ったみたいで、その話をしていたのである。それで東京の美術館巡りをしようという話をしたのであるが、私がこちらにいてはそれはできないのが残念で仕方がない。彼が見たい作品が私は実際にニューヨークのニューヨーク近代美術館(MoMA)で見たことを話しするとものすごく羨ましがられたのである。私はただ単にアートに触れる、芸術に触れる、本物に触れるという意味でそういった美術館や博物館に足を運ぶのだが、その深い意味までは理解していなかったのだが、友人が解説をしてくれたり、アーティスト名言ってくれて私が調べて「見たことある!!」とう感じで話をしていたのである。その作品が作られた歴史的背景であったり、アーティストの生い立ちや考えを知って初めてその作品を理解できるものである。これは絵画もそうだし、私が好きな映画もそうである。アートというのはそういうものである。と、こういった話ができるのは私以外いないみたいだし、私もそう思う。その他にやはりコロナの話にもなった。当然か(笑)。コロナに関してはこのウイルスがどうとかそういう話ではなく、これに対応した国や政治の話、そして我々個人がどう行動したか、どういう考えをもたらしたのかをいろいろ話したのである。ほとんど文句だったが(笑)。他にも宗教や死についても話をして、まぁ彼と話をするといつもこんな話を延々としているのである。なんでだろう(笑)。でも彼とはよく考えが似ているし、話のテンポというか波長が合っている感じなので話がしやすいのである。そしてなんといっても彼は学があるので私が知らないことをたくさん教えてくれるので、私もものすごく刺激になっているのである。彼も6月から仕事を始めるみたいで、新たな生活、人生のスタートということである。私も負けじとこれからもいろんな勉強をしていきたいと改めて思った次第である。また東京で会える日を楽しみにしている。

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