2020年6月7日日曜日

ドラマ版『ウォッチメン』

 おっともう6月に入ったではないか。そろそろ梅雨の時期に突入である。そしたらもう夏である。早いなー。何回も言っているが(笑)。まだまだコロナが心配な今日この頃ではあるが、東京を中心に新たに感染が広がっているみたいである。それにより東京アラート?が発令されたそうである。これによって何がどう変わるのかは知らないし、これで収まるとは思わないのだが。先日各地で花火が打ち上げられたみたいである。今年は花火大会やお祭りが中止になっているため、使用されなくなった花火をここで使ったみたいである。その前には東京上空を航空自衛隊のブルーインパルスが飛行したみたいだ。1ヵ月前にアメリカのニューヨークでアメリカ空軍のサンダーバーズ、海軍のブルーエンジェルスが飛行したのである。日本のブルーインパルスもやってくれるのだろうと思っていたがかなり遅い。この1ヵ月がアメリカと日本の差なんだと思う。アベっていう人が提案したマスクも届いていないし、給付金の書類もまだ届いていない。マスクはいらないし、こんなふざけたことに何億も無駄遣いしているというのに、アベっていう人の近くにいる人で誰でもいいから「お前はバカか?」という人は一人もいないのか?どうなっているのか理解に苦しむ。何事も慎重に物事を進めていく日本の姿勢はすばらしいことではあるが、時には悪い方に動くこともある。それが今回のコロナで如実に表れたのではないか。今回はあまりにもすべてが遅すぎる。

5月は15本映画を観ることができたのだが、4月の分を少し取り戻せた感じである。6月は現時点で3本観たのである。そのうちの1本は私にしては珍しくドラマなのである。私が観たドラマは、『セックス・アンド・ザ・シティ』、『ツイン・ピークス』である。今回新たに観た作品は『ウォッチメン』というドラマである。この作品は以前何度かこのブログでも紹介した覚えがあるのだが、それは映画版で、今回観たのはその映画版の続編なのである。厳密にいえばコミック版の続編である。原作者のアラン・ムーアは映画版も含めて、自分の作品が映像化されることをすべて拒否しているため、クレジットに名前が出ることはない。なので今回も原作者は全く関与していない作品である。しかし、あの『ウォッチメン』の続編で、そして現代版として作られているわけであるが、これがものすごい世界観になっていて、私は大満足というか、もう本当におもしろかったのである。全9話であったので、そこまで長くなかった。R18指定で、ちゃんと映像にしているのがすばらしかった。アメリカのダーク・サイドを映像として表現し、実際にあった歴史とフィクションが混ぜ合わさった宇宙規模の世界であるし、誰にでも当てはまる個々人の話でもある。私はスーパーヒーローものは何度も観てきているが、やはり一番はこの『ウォッチメン』である。確かにフィクションではあるが、今のアメリカ、そしてこれからのアメリカを反映しているようで本当にすごかった。今アメリカでは“Black lives matter”運動が行われている。白人警官による黒人への暴行により、尊い命が奪われたのである。今回はもうただの殺人でしかない。この作品は事件以前のものであるが、本当この事件についても考えさせられる。我々は一体どこへ向かっているのか。この暗闇のトンネルを抜け出せるのだろうか。我々は日々選択に迫られている。


この先が貧困と絶望に満ちた世界なのだろうか。
いや、むしろそこが我々の生きる場所だったのではないか。
それをただ認めたくなかっただけではないか。
我々はそのことを本当はずっと昔から知っていたのかもしれない。
夜、不安と恐怖に押し潰されそうになりながら眠りにつく。
明日は来るのだろうか。
この夜は明けるのだろうか。
カーテンの隙間から太陽の光が差し込んでいるのに気が付いて目が覚める。
朝、無事に起きれてよかったな。

遅刻は自己責任でお願いします。

0 件のコメント:

コメントを投稿