2019年8月17日土曜日

アートブック

 今日は台風の影響かはわからないが、ここ東京というか関東地方はめちゃくちゃ暑くなった。今日は休みであったが、少しだけ外出する用事があったので、本当は部屋を出たくなかったのだが5時間弱ほど中目黒から代官山、そして恵比寿まで歩いて電車に乗って六本木へと出かけたのだが、やはりものすごく暑かった。これは危険を感じるくらいである。本当はすべて徒歩で行きたかったのだが、いつもなら代官山から渋谷を経由して原宿、表参道を通過して六本木へと行くお馴染みコースなのだが、今日は暑すぎるしできるだけ部屋でゆっくりしたかったというのもあって渋谷へは行かずに逆方向の恵比寿へと向かったのである。恵比寿には何の用事もなかったのだが、恵比寿には日比谷線というメトロが通っており、そこから六本木へと一本で行けるので、ちょっとでも交通費を抑えたいのもあって恵比寿に向かったのである。歩いた道は初めてであったが、これといっておもしろいものがあるわけでもなかった。代官山から歩いてみるとそれほど遠くなかったので、そこから六本木へ向かおうと思ったときは次からはこのルートでもいいなぁと思ったのである。六本木へはいつものお店に行ったのだが、欲しいものがなく、入荷が9月になるというのでまた出直さなければならなかった。これは仕方がない。少しだけそこで休憩というか椅子に座ってぼーっとしただけだが、そこからまっすぐ家に帰ったのである。今日明日とこちらはものすごく暑いみたいである。8月も後半となるが、本当に早いものである。8月が終わってしまうと、今年もあともう少しという感覚に私はなってしまうので、今のうちにこの“夏”という感覚を味わっておこうかなーと思っている次第である。

前回『スパイダーマン:スパイダーバース』について少しだけ書いたのだが、この映画のアートブックが販売されているというか存在しているのだが、正規の値段では手に入らないのである。今年の作品ではあるが、もうすでにプレミア価格が付いてしまっていて、正規の値段だと3000円から4000円ではあるが、現在は1万5000円は出さないと手に入らない。中古でも1万2000円ほどである。いつも私は何でも出遅れてしまうタイプなので、こういうことになってしまっているのだが、これはかなり悩んでしまっている。Blu-rayは予約をしていて、発売日になったから家に届いたという感じだったのだが、このBlu-rayは通常版で購入したのだが本当はプレミアムボックスみたいな限定版もあったのだが当然こちらの方が値段も高かったし、どういった作品かはわからなかったので通常版を購入したのだが、こんなすごい作品だったら最初から限定版を買っておけばよかったと後悔しているのである。もしこのアートブックと限定版のBlu-rayを改めて買うことになると2万円は軽く超えてしまう。これはどうしたらいいものか。どうしたらいいんだ!!と大声をあげても意味がないのだが、ちょっとこれで葛藤しているのである。もっと他に悩まなければならないことがあるんだが(笑)。いやー、どうしよう・・・。
 こういったアートブックというのは外国では作品数も多くてかなり充実している。日本で販売されているのはそれを邦訳して販売されているのだが、その数はかなり少ない状態。英語が読めればいいのがはそれはなかなかできないので、邦訳版を買うのだが、それすらも存在しないので原本を買うほかないのである。原本の方が圧倒的に安いというのも考えどころである。邦訳されて販売するのは本当に少ない数で重版はほとんどないのだろう。価格も安いものではないし、世界中でヒットしている大作映画でも、当然日本でも宣伝されて大ヒットと言われていたとしても、世界的にみればそれは足元にも及ばないレベルである。今回の『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』も日本国内でもヒットしていたが、世界の興行収入の足を引っ張っていたのは間違いなく日本である。「ヒーローものは当たらない」と言われている日本なので仕方ないのかもしれないが、こういったものも影響してアートブック関連の映画本も数が少ないのではないかと思う。映画好きにしてみれば本当に恵まれない国であることは間違いない。ちょっとでも話題になっていたら早めに作品を観て、もしこういった本が販売されるのであれば定価のうちに購入するようにしよう。とりあえず『スパイダーマン:スパイダーバース』はどうしようか。

2019年8月14日水曜日

誰だってヒーローになれるんだ

先日Blu-rayを観ようと思ってパソコンにディスクを入れたのだが、映像が乱れて何が映っているのかわからないほどで、でも音声は全く問題ないという状況になってしまったのである。これはマズいというか、映画が観れなくなってしまったら生きていけないので、なんとか解決しなければと思い、今回もいろいろネットで検索していたのである。そういえば前回パソコンの電源を切る前に『更新してシャットダウン』みたいな表示が出ていたのでそれをやって電源をオフにしたのを思い出した。そのときは普通に観れていたのでこれが原因だと思い、検索するのも面倒になったので、サービスセンターに直接電話して遠隔操作と電話をしながらパパっと解決してくれたのである。さすが!!原因はすべてが更新されていなかったみたいである。とまぁいつも通り映画を観ることができたのだが、最近アニメというのかたまたまではあるが実写ではない作品を観ているのである。もう一度言うがたまたまである(笑)。でもどの作品も本当にすばらしいものばかりで、実写ではできない、アニメであるからこそ表現できる映像美があるのだなーと改めて思ったのである。私はもっぱら実写作品が多いので、それに慣れてしまっているがゆえにあまりアニメーション作品を観る機会がないのだが、他の人からのおススメであったり、話題になっている作品やちょっと観てみたいと思った作品を最近観るようにしている。優先順位が後回しになっていたというのが一番かもしれない。働いているところで裏方に回る日だと、隣で働いている違うお店の人と話が少しできるのだが、その隣で働いているおみお店の店長が映画やアニメなど本当にいろんなジャンルのことが好きな人がいて、この方といつも映画の話をしている。その方おススメの私が知らない映画を私は取り寄せたりして感想を言ったりしているのだが、私がこういうアニメなどの話をすると「珍しいね!!」と言われるので、やはり私はそういう感じなんだなーと思ってしまう。かといって私が『ワンピース』や『名探偵コナン』、『ポケモン』を観るのかいったら観ない。そういうのは観ないんだなー。まぁそれは置いておいて。最近観た作品だと、『ズートピア』、『この世界の片隅に』、『スパイダーマン:スパイダーバース』である。『この世界の片隅に』は日本の作品なので私にしたら特に珍しいかもしれない。この3作品はどれも本当にすばらしい作品で、観なければ人生もったいないと思ってしまうほどのよくできた作品である。今回は『スパイダーマン:スパイダーバース』を少し紹介するが、最近流行りの“バース系”だが、今回の『スパイダーマン:スパイダーバース』にも“バース”が書いてあるのだが、これはバース系とは違ってこの作品の中に存在する“多元宇宙”という意味なので、MCUとは違って他の作品と世界観を共有するという意味ではない。なのでMCUとは全く関係ない独立した話が『スパイダーマン:スパイダーバース』である。この作品でとにかくすごいと思ってしまうのが映像美である。すべてのシーンで一時停止してもコミックの一枚の画になっているのである。コミックそのものが動いているという感覚で、こんなことができるのかとただただ圧倒されてしまうのである。アカデミー賞の長編アニメーション賞も受賞している作品である。そして流れている音楽も最高で、ヒップホップが流れているのだが、私はあまりそっち系の音楽を聴いたことがなかったのだが、今回はその映像と音楽がものすごくマッチしていて、舞台のニューヨークを主人公が疾走している感が伝わってきて、映画を観終わった後サントラも即買いである。今回のこの作品というか、『スパイダーマン』シリーズは“ピーター・パーカー”という高校生が主人公なのだが、今回はこのスパイダーマンであるピーター・パーカーが死んでしまうところからストーリーが展開していく。この展開だけでもすごい。主人公はマイルス・モラレスという少年で黒人なのである。マイルスはスパイダーマンが 戦っているのを目撃し、スパイダーマンの最期を見届ける。そのときにスパイダーマンととある約束をしたのだ。ニューヨーク中にスパイダーマンの死を知らせるニュースが流れ、ニューヨークに住む人々が悲しみに暮れてしまったのだ。マイルスもスパイダーマンの葬儀に参列するためにスパイダーマンのコスチュームを買いに行くのだが、そこの店主が今は亡きスタン・リーさんだったのだ。もうそのシーンで私は号泣してしまったのだが。マイルスが「もしサイズが合わなかったら返品できる?」と聞いたらスタン・リーさんは「サイズは合うさ。いつか必ずね。」という。リーさんの後ろには“返品不可”の文字があって、そこはやっぱり笑わせてくれるのだが、このメッセージはもう本当にスタン・リーさんの伝えたいことなんだなー。そのあとM.J.のスピーチをマイルスは聞いているのだが、「みんなスパイダーマンなんです。みんなが世界を救うのです。」と。それをマイルスはうなずきながら聞いているのだが、すぐ横にいた同じスパイダーマンのコスチュームを着ている人に「お前のことじゃねーし」と言われてしまうのだが(笑)。これは前にも書いたがスパイダーマンというのは誰もがなれるんだと。君がスパイダーマンなんだと。誰だってヒーローになれるんだということなのだ。それはこの映画を最後まで観てもわかる。この映画は“多元宇宙”というのがテーマにあって並行世界が存在していて、とある事件から並行世界に存在している“スパイダーマン”がマイルスが存在している宇宙に集結するのである。しかし、このままでは生きている宇宙が違うので彼ら彼女らは自分が存在していた宇宙に戻らなければならないので、別次元の扉を開ける巨大な装置があるのだが、その重要な役目を果たさなければならないのがこのマイルス少年なのである。しかし、マイルスはクモに噛まれたばかりで、ヒーローとしてまだ何もしていなかった。スパイダーマンが戦っているときも「俺にはムリだー」と何もできなかった。別次元から来たスパイダーマンらもこの子にはまだ無理だと言われてしまい、マイルスは一緒に戦いたかったが危険だということで椅子にグルグルに縛られてしまったのである。そこで一人のスパイダーマンが言うセリフがある。それは“A Leap of faith”ということばである。これはこの映画だけではなく、他の多くの映画にも登場するセリフである。それはそのときによって意味が違ってくるが、今回は“ただ信じて飛び込むんだ”ということである。この後にもこのセリフが出てくるのだが、ちょっとそこは涙なしには見られない。この作品はこの“A leap of faith”そのものがテーマの映画になっている。アニメだからといってバカになんかできない。アニメだからこそ表現できる、伝えられるメッセージがあるのだとガツンと殴られて感じである。すごすぎる2時間でダレル時間は1秒もない。しばらくこのスパイダーバースに浸ってしまうだろう。マイルスがニューヨークの街を飛び回るシーンは快感である。映画館で観たかったなー。スパイダーマンシリーズを全く知らなくても、ピーター・パーカーという人がスパイダーマンとしてニューヨークで活躍していたというのさえ知っていれば誰でも楽しめる作品である。今公開中の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』はMCUなので、いきなり観たらちょっと理解できないところが多いが、この『スパイダーマン:スパイダーバース』は全く問題ない。本当にスゲー作品である。

“観る側の自由”という風潮

 相変わらず猛烈に暑い日が続いており、外出するのにも死を覚悟しなければならないくらいである。今日は休日だったのだが、出かけようか迷っていたのだが、雨が降っていたので外出はやめておこうと思い部屋でいろいろしていたら雨がやんでいて快晴であった。「なんやねん!!」という感じであったが、日用品の買い物があったのでそれだけ買いに外出をしたのである。それだけでも汗だくになってしまうほどの暑さである。すでに何人も亡くなられているというニュースを聞いているので、本当に気を付けた方がいい。できるだけ外出を控えて、家の中ではコーラ片手にクーラーをガンガンにつけてゆっくり映画を観るのが一番いい。これは自分のことだが(笑)。これは冗談として、とにかく家にいようが外にいようがこの猛暑には気を付けてなければならない。


本当は今日は映画館にでも行こうかなーと思っていたのだが雨で行かなかった。この前観た『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』をもう一度観たかったのである。それ以外に『トイ・ストーリー4』が上映されているのだが、私は一作目しか観たことがないのだが、上映中のこの作品がものすごくすばらしい作品になっているみたいで、またこのシリーズも観なければならないなーと思っているのである。好評かどうかは私はネットでしかわからないのでそれで知ったのだが、今はこういう手段があるので本当に便利でなによりである。当然その反対もあるし、ネット上では好評であっても私自身はそうではないこともある。当然逆もある話で私は大好きでもネット上では叩く人が多いこともある。まぁ、自分次第なのだが。ネットでその作品に対するコメントを読んでいると少し気になるところがあるのだが、本当にこの人はその作品を理解しているのかなーということである。当然これは私自身にも言えることなのだが。単純明快な作品もあるが、当然複雑な作品もある。いつか忘れたが紹介したことがある『ハート・ロッカー』はすごく複雑でわかりにくい作品である。この作品にたいする某有名タレント?のコメントが『戦争、テロ、人種差別。いつも犠牲になるのは何の罪もない一般市民。その現実を我々は直視しなければ』であったが、本当にこの人映画観たのかよと思ってしまうほどの的外れなコメントである。『ハート・ロッカー』はそんなことを描いている作品ではない。コメントの依頼が来てるならちゃんと観ろよと言いたくなるし、このコメント載せる前に誰かチェックしたのかよと思ってしまう。まぁこれはどうでもいいのだが、最近すごく気になるのが“自分が感じたこと、思ったことを自由に書けばいい、表現すればいい”ということである。簡単に言えば“なんでもあり”ということである。その作品についてどう思うかは観る側の自由だというところである。だんだんこの傾向が強くなっているような気がして私としては「マジで言ってんのそれ??」と感じることがある。これは“映画”というエンターテイメントで話がされるから余計にそうなってしまうのかもしれない。これを映画ではなく、古文でも和歌でも漢文でも万葉集でも百人一首でもなんでもいいが、そういうのに置き換えて考えてみてはどうか。こういったものを学習するときに先生はその文章そのものを解説してくれる。そして単語の意味や季語、役割、作者が取り巻いていた環境、時代背景、歴史、そういったものを学んで初めてその作品を理解できるはずである。もしテストがあって答えを書く際にそういったものを踏まえて回答しなければテストでは点数はもらえないはずである。自分が感じたことを自由に書いてしまうと当然点数はもらえない。先生が解説してくれたことに対して「いや、私はそうは感じなかった」と言って自分勝手なことを言ってもまるで意味がないのである。これと同じことが映画の話をするときに起きていることである。映画にも当然ストーリーがある。まずはそれを素直に正確に受け取っていく。そのセリフの意味は、使われている音楽の意味は、そこに映っていたあれはどういう意味があるのか、あのシーンの意味は。こういったものを見逃さずにきちんと受け取っていかなければならないだろう。そして制作側の意図である。この監督はどういう監督なのか。過去にどういう作品を作っていたのだろうか。生まれ育った環境や時代や場所はどういったものだろうか。そういったものが当然作品に反映されている。でもこれらを無視して自分はそうは感じなかった、そう思わなかった、自分はこう思う、こう感じたんだと言っていろいろ書いたり表現したりする。何もかも無視して自分が感じたことだけ書き、“どう思うかは観る側の自由”という風潮がたどり着くのは“知の崩壊”、“教育の崩壊”、“教養の崩壊”である。当然自由に思うところはある。人によって自受け取り方も違うし、感じ方も違う。でも映画自体のストーリーや内容、制作側の意図もちゃんと抑え上で、どう思うか、だろう。ただ観て終わり、ではなくて少しでもいいから踏み込んで調べてみるのがいい。そうすればもっと映画がおもしろくなる。スルーしていたシーンがすごく重要なシーンに変わる。何も感じなかったセリフに涙してしまう。「なるほど!!」と10回目に観たときに理解できることもある。何も知らずに観るのも当然おもしろいが、知って観れば何倍も何倍もおもしろくなる。自由に表現できる範囲というのはある程度固定された中での隙間の話なのかもしれない。

2019年8月5日月曜日

ついに現代へ

 今日はパソコンのネット接続の日ということで、どんな急な用事が入っても必ず家にいてやろうと決意していたので、結局は何もなかったのだが無事に工事日を迎えることができたのである。とはいっても油断はできなかった。私はWi-Fiは使わないのだが、工事してくれた人がWi-Fiを使用するだろうということでルーターの置き場所を玄関付近にしてしまい、これには私も「しまった」と思ってしまったのだが、もう一度設置場所の変更ということでお願いするのも申し訳なかったので、ランケーブルの長いものが必要になってしまったので急いで近くの小さな個人経営みたいな電気屋さんに行って10メートルのランケーブルを購入してなんとか接続したのである。しかし、まだ終わらなかった。これまで引っ越しをするたびにネット接続をやってきていたので今回も大丈夫だろうと思っていたのだが、接続ガイドを読みながら操作してもどうにも接続できない。接続設定情報を入れる工程もあったのだが、どうにも中途半端?で、繋がっているようで繋がっていない状態になったのである。というのもYouTubeのみ観れる状態になったのである。そこでiPhoneでこの症状を調べていくつか解決策があったのだが、それをやってもダメだったので、プロバイダに電話したのである。しかし、これがまた混み合っていたのかまったく繋がらないのである。何十回と電話して何十分と待たされてようやく繋がったのである。そこからはガイドに従ってサクサク進んでようやく無事に接続可能となり、長かった石器時代から現代へとタイムスリップできたのである。いやー本当に長かった。そして今回そのパソコンからの投稿である。相変わらず仕事はクソ忙しいのだが、できるだけ投稿するように心がけていくので改めてよろしくお願い致します。



気が付けばもう8月ではないか!!
梅雨が長かっただけにそれを取り戻すかのようなこの暑さ!!
なんでこんなに暑いんだ!!
もうこれはコーラのガブ飲みで乗り切るしかない!!
暑くて暑くてイライラする!!
ちょっとでも邪魔する奴らは即皆殺し!!
電車で俺に席を譲らない奴らも当然皆殺し!!
とにかく俺の気分を害する奴らは問答無用で皆殺し!!
暑くて急いでいて尚且つイライラしているのに道なんか聞いてくるんじゃねー!!
お前の行きたい場所なんか知ったこっちゃねーが地獄の行き方なら教えてやる!!
この夏もエンジン全開でブッ飛ばして生くしかない!!
世界が燃え尽きても突っ走る!!
核兵器で世界が滅んでも突っ走る!!
世界なんか一瞬で終わってしまうんだ!!
でもそれでもみんなでフューリー・ロードを爆走するんだ!!
V8!V8!V8!V8!V8!!