2013年2月1日金曜日

アイドル騒動

昨日から騒がれているが、某アイドルグループの一人が騒動を起こし、頭を丸め謝罪したニュースが大きく取り上げられている。もっと他に取り上げるニュースはないのかと、この国はアイドルグループに振り回されるようになってしまった。まあ、それは置いといて。
 今回のこの騒ぎで、様々な意見があるだろうが、私はこのメンバーが頭を丸めたことについては好意的に見ている。「髪は女の命」というほど、女性にとって髪は大切なものである。そしてアイドルグループとして活躍し、メディアの露出も多いことから、ここまでやればなかなかのものである。ここまでする必要はあるのかという意見もあるが、自分の意思でやったことなので、否定も肯定もしない。
 恋愛なんて生活の一部である。誰かを好きになり、誰かから好かれるというのは当たり前の話であって、禁止というのもあまり理解できない。恋愛してはいけないのに恋愛の歌を歌っていても、全く心に響かない。恋愛をして当たり前の世の中だが、今回のように恋愛できない世界も存在する。このメンバーは罪悪感を感じているだろうが、罪でも悪でもなんでもない。ひとりの人間としての当たり前の感情である。しかし、恋愛が許されない世界で生きているとなればそれは許されることではない。恋愛をしたければその世界から出ていけばいい。簡単なことだ。出ていかないというのであれば、まだその世界でやりたいことがあるのか、その世界にしがみついていたいだけなのか。恋愛できない世界で恋愛するなんて、自分が置かれている立場を分かっていない。人前に出るのであれば、それだけの覚悟を持って人前に出てきてほしい。
 メンバーによって処分が違うのはこれもまた問題。謝ればすむ場合もあるし、辞めさせられる場合もあるし、今回のように頭を丸める場合もある。次にまた違うメンバーがこういう騒動を起こした時、運営側としてはどういう処分を下すのだろうか。一人が頭を丸めてしまうと、次の対応が難しくなる。まあ、そうなる前にメンバー一人ひとりが今置かれてる自分の立場をしっかり認識してればすむ話である。
 この騒動に振り回されている日本だが、今韓国を訪問中のアウンサンスーチーさんの日本の歴史認識に関しての、「誰でも過ちを犯すことはあるが、過ちを認めることをためらうことこそ本当の過ち」という言葉、そして今近畿地方に中国からの大気汚染物質「硫酸塩エアロゾル」が流れ込んでいることの方がよっぽど重要である。

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