昨日の朝、青森に帰ってきた。1週間ほど東京で就活をしていた。まともに青森に滞在することができない。ゼミがあるので、それにできるだけ出席しなければならないので、帰ってくるようにしているのだが、正直疲れが出てきているような気がする。この季節でスーツを着て就活をするのは大変だ。暑いし、雨が降るし・・・・・。言いたいことはい山ほどあるが、それを言ったところで仕方がない。東京では相変わらず友人の家に泊めてもらっているのだが、本当に申し訳なく、ありがたい。皿洗いや洗濯はできるだけやるようにしている。それだけでは恩返しはできないが、就活が終わったらちゃんとした恩返しをしよう。
昨年の12月から就職活動が始まったが、私ほどこの国を移動している学生はいないのではないかというくらいあちこちを移動している。主に大阪、東京、青森なのだが、しかも夜行バスなので移動が大変である。できるだけ一番安いバスに乗っているが、利用者が増える週末は値段が高くなる。夜行バスを使い始めたころは5,000円は安く感じられたが今は高いと感じる。私が今まで利用した中では青森ー東京間は3,800円が一番安い。一番かかるのは交通費なので、そこをできるだけ抑えておきたいところだ。
最近はなかなかブログを更新できないが、忙しいというのは言い訳の中の言い訳なので、ここでは書くくらい余裕がないという表現をしておこう。今、焦りがある。自分は自分と行動しているが、周りが目に入って、それが何とも言えない。先日、東京でその友人がマクドで買い物をしているとき、店内が混雑していたので私は炎天下の中外で待っていたのだが、年配の男性が話しかけてきたのだが、「会社はどうだ」といきなり聞いてくるので、私をサラリーマンと勘違いしたらしく、「今就活中です」と答えた。大変だろう、というので、その言葉通り大変なので元気よく「はい!」と答えた。その人いわく、大変なのは君らのせいではなく、企業側に問題があるというのだが、それは私にはわからない。たとえそうだったとしても私はそのせいにしたくはない。やはり自分に問題があると考える。そう考えなければ先には進めない。人のせい、社会のせい、その様に考えるのは自分が逃げ道をつくっているだけにしか聞こえない。そうやってどんどんどんどん一歩踏み出さなくなる。そういう生き方だけはしたくないものだな。
苦労に苦労を重ねているが、正直私はうれしく感じている部分がある。人の苦労をわかってやるには、自分が苦労を経験して初めてわかることである。以前にも書いたが、私はこのような節目の時期には必ず苦労している。自分に甘いところがあるかもしれないが、人よりかは苦労を経験してきたつもりだ。まあ、病気も含めて。先日の教育実習で、生徒達にいろいろ話をしたが、もしあの生徒たちの中で浪人する生徒がいたら、私はぜひとも話がしたい。私はまず、「よかったな」というかもしれない。何故なら浪人を通じて様々な出会いがあり、さらに現役よりも苦しいことがあり、たった一年がおそらく人生で最も濃い一年になる。なぜそれがわかるのか。私は経験したから。
ロッククライマーというのがあるが、なぜ命をかけて高い山を登るのか。命をかけて、苦労をして、頂上まで登った時のそこからの景色が見たいからだ。誰かが登った山より、たとえそれがエベレストであっても、それよりも低い山でもいい、誰も登ったことがない山に登る。誰かが登ったことがある山でも、誰も登っていない壁がある。北の壁は誰かが登っているから南東の壁から登ろう、そんな風にだ。なぜそこまでこだわるのか。誰も見たことがない景色を見たいからだ。同じ高さでも、低くても、その人にしか見えない景色がある。それを見たいのだ。
話がそれてしまったが、私はやはり苦労は経験すべきであると考えている。運がいいのか悪いのか、私はこの苦労を多くとは言わないが、少しは経験してきているのではないか。今回もそうだが、自分が経験していないことで人にアドバイスするのは難しい。アドバイスしたところで「お前に何がわかるねん」とケンカを売るようなことになってしまう。夏にかかってしまった就活だが、そのようにプラス思考、α波でいこう。
0 件のコメント:
コメントを投稿