2017年12月3日日曜日

東京コミックコンベンション2017

 12月2日に以前にも言ったのだが、東京コミックコンベンション(東京コミコン)2017に参加してきたのである。場所は幕張メッセにて行われ、去年が第1回目で今年が2回目ということである。去年もこのイベントがあることは知っていたのだが、仕事の都合上参加することができなかったのである。今年は日にちが分かった時点で、前売券を購入して、仕事の希望休を提出して、確実に参加できるようにしていたのである。まず、“コミコン”とはなんぞやということだが、公式サイトからそのまま転用させてもらうと、
「1970年、ゴールデン・ステート・コミック・ブック・コンベンションとしてシェル・ドルフを中心に開催されたのが原点で、テクノロジーとポップ・カルチャーのイベントです。アメリカのサンディエゴでは毎年7月上旬に開催され、海外コミック、アニメ、ゲーム、映画と内容も拡大され、 最大13万人が集まる大イベントに発展しています。さらに、コミコンはアメリカのみならず、フランス、イギリス、台湾などでも開催され、世界中で話題となっています。」
続いて“東京コミコン”とは、
「マーベルの名誉会長を務め、「スパイダーマン」や「X-メン」などのコミックの原作者としてアメリカコミック業界に変革をもたらした 「ポップ・カルチャーの父」スタン・リーと、アップル共同創業者の一人で「テクノロジーの王」と言われているスティーブ・ウォズニアックとの出会いが、 米国「シリコンバレー・コミコン」として結実し、ウォズニアックにより「東京コミコン」が提唱されました。 そして、ついに2016年12月山東昭子参議院議員を名誉実行委員会長に迎え、スタン・リーを名誉親善大使として招聘、 さらに第一回親善大使として、ダニエル・ローガン氏、日本からは竹内涼真さんが参加し「東京コミコン2016」として​実現し、大盛況の内に幕を閉じました。
ウォズニアックが開催する「シリコンバレーコミコン」と親しい関係にある「東京コミコン」は、アメリカン・スタイルをベースとしながらも、 日米ポップ・カルチャーの祭典として、既存のコミック・映画・アニメーション・あるいはゲームショーなどのイベントとは一線を画し、 革新性と楽しさを共有する空間を創出。老若男女問わず、全世代を通して楽しんでいただける知的好奇心を刺激するイベントです。」
ということである。マーベルの会長のスタン・リー氏も来ていたし、ハリウッドスターも何名か来ていたのである。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のヨンドゥ役のマイケル・ルーカーも来ていたのである。そのスターとサイン会や撮影会があるのだが、それは別のチケットが必要になり、高額なこともあって今回は行かないことにしたのである。来年は行ってみようかなと思っている。映画の撮影に使われた小道具であったり、車であったり、グッズの販売であったり、アーティストの個人ブースであったり、ステージでの様々なイベントであったり、コスプレ大会であったりと様々な催し物が用意されていて、映画好きにとってはサイコーの空間であった。人が多すぎるというのが難点だったが。でも普段見ることができない貴重なものばかりで、ものすごく充実した時間であった。今月に『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が公開されるということもあってスター・ウォーズにかなり力を入れていた印象である。あとマーベル映画関連、そしてDC映画の『ジャスティスリーグ』がメインどころであった。私は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンや『ターミネーター』のT-800を見れてめちゃくちゃ興奮してしまった。あと、私は何名かの映画ライター、評論家の解説や評価を見ているのだが、その中の一人に今回お会いすることができたのである。昨年この方は個人ブースで参加していたのだが、今年は参加しないというのをコミコン開催前に知って落胆していたのだが、ほんの少しだけコミコン自体には顔を出すのでというのを知ったので、是非ともお会いしたいと思って会場をグルグル回っていたのである。人が多くて大混雑していて、見つけるのが予想よりかなり難しかった。探し方を変えようと思って2階からその方を探して、運良くみつけられたので、急いでその場所へ行き、話が終わるのを近くで待って話終わったので話かけたのである。思っていたよりすごく丁寧に対応してくださり、そのとき私はその方の書籍を持っていたのでサインをいただき、そこに私の名前も書いてくださったのである。あと一緒に写真も撮っていただき、そして握手していただいたのである。今年一番の感動と興奮である。その書籍は私の家宝の一つになった。私がその方にサインを書いていただいているときに、その周りを通る人たちは「誰?」みたいな感じで見ていたのだが、私にしてみればものすごく尊敬している方である。今回このコミコンに参加した一番の理由はその方にお会いすることだったので、それが叶って本当にうれしい限りである。本当は当日券みたいな感じで俳優の一人にサインと写真撮影ができたのだが、その方とお会いできたのでもうその後はどうでもよくなったのである(笑)。いやー本当にいろんな意味で貴重な時間であった。来年も参加したい。





5 件のコメント:

  1. お疲れ様です。

    12/2の件ですが、楽しい週末だったようでよかったですね。

    こちらの“週末”はというと、実は先日、大阪へ行ってきました。
    これも読者業の一環…と言いたいところですが、これには全く別の動機があります。
    普段、県庁所在地まで出かけるときには高速バスを使っているのですが、バス停には県内の行先の表示に加え、仙台とか東京とか、長野とか金沢とか富山とか県外の行先の表示もいろいろでているわけです。その中にもちろん京都・大阪行きというのもあって、「ここからバスに乗れば寝てても大阪まで行けるのか…」といつも思っていました。ある時ふと思い立って、どうせ行くならここから一番遠いところがいいなと思い予約したのですが、履歴によると予約した日は9/4となっています。これは本格的に読者業を始める3週間も前のことです。まぁ、読者業をしている今となってはちょうどよかったのですが。
    もちろん、使ったのは高速バスではありません。人生初の大阪に、人生2回目の東海道新幹線で行ってきました。旅のお供はもちろん『SAMURAI』ですね。「大和の国から狼煙をあげて、いま俺たちは“西”へ向かう~♪」と鼻歌まじりでした。

    私にとって大阪と言えば、なんといってもUSJ…ではなく、歴史の授業で習った難波宮と大阪城ですね。
    もっと言えば、堺まで行って仁徳天皇陵まで観てみたいところでした。
    大阪城はともかく難波宮は、藤原京・長岡京・平城京などと同様、かつて律令国家に目覚めた古代日本の首都であったわけです。私の地元では過去に首都だったりして歴史の主役だったことはもちろん一度もありませんし、教科書に載るような超メジャーな古墳もありませんので、死ぬ前までには一度は観てみたいと思っていました。あとは大阪天満宮と造幣局、高い展望台のあるあべのハルカスですね。

    大阪に行って一番勉強になったというか、大変だったのは「大阪駅から地下街を通って東急REIまで行く」ということでした。
    地元が大阪のSAMURAIさんにとっては意味不明と思われるかもしれませんが、これは本当に大変でした。
    まず、日本海側の田舎者にとっては「地下街を通って進む」という発想が全くありません。
    駅前の大通りを向こう側に渡りたいのですが、横断歩道も歩行者用の信号もどこにもありません。歩道橋も駅前にしかありませんでした。「なるほどこりゃ地下道なんだな」と思って地下に行くと、いろんな方向からありえないぐらい人が歩いていて、今度は右に行けばいいのか左に行けばいいのかがさっぱり分からなくなったんです。
    いったん地下に入って、渡ろうとしている大通りの道幅の分だけ歩いたら、再び地上に戻らなければならないと思ってしまうんです。今までそれで生きてきましたので。
    で、とりあえず地上に戻ってはみたものの、どちらをみても似たような高層ビルばかりで、ここでも自分が今どこにいるか全く分からなくなりましたね。
    一番ひどかったのが富国生命ビルというところでした。たぶん、大阪駅から地下街をうろうろしながら通って富国生命ビルのどこかから入ったんだと思いますが、自分がどこをどう歩いてきたかもわからなくなり、外に出てみて交差点の表示を見ても阪神だのなんだのと、目指す東急とは全然違うように思えて、本当に泣きそうになりましたね(笑)
    このまま戻れなくなったらどうしようか、と。大阪駅から東急まで、たぶん普通に歩いたら数分で着くんだと思いますが、最初は実に1時間以上かかりました。今思えば、どこをどう歩いたらあの距離を一時間以上かけて移動することができるのか、自分でも不思議です。
    大阪から帰る日になってようやく、富国生命ビルの地下広場?みたいなところが、東急に行く地下街と直結していたことに気づいたときには、これはもう笑うしかなかったですね。
    もちろん、地下街そのものでも迷いに迷いました。どこまで行っても地下街が続いていて、いろんな方向からたくさんの人が歩いていて。泉の広場というところと、この富国生命ビルについては二度と忘れられないと思います。

    大阪城はもちろん観光客だらけでしたし、階段で上まで行ったのでこれも大変でした。
    難波宮は歴史博物館の上層階からまず眺めて、その後外に出て「よくまぁこんなところを土の中から見つけたものだ」と感心してました。造幣局は、以前日銀の見学に行ったことがあったのでその絡みです。硬貨が作られる過程が目の前で見られるのかなぁとこっそり期待していたのですが、実際の製造工程はすべて機械制御とのことで、見えたのはほんの少し、でした。
    大阪天満宮は有名なお祭りがありますよね。京都のお祭りと一緒で、こちらでもニュースになることもありますので、これも死ぬ前には一度は観ておきたかったんです。
    アンテナの低い私でも知っているぐらいですから、一体どれほどの規模の神社なんだろうと思っていましたが、実際に行ってみると商店街のど真ん中に突然神社が現れる、という感じでした。思っていたよりコンパクトでしたね。学問の神様ということでしたので、奉納してある絵馬をちらっと見てみると、灘合格とか、京都大学合格とか、大阪大学医学部合格とか、そうそうたる名前が並んでいました。「へぇ~大阪だな~」って、ここでも思いましたね。天満宮については、どの旅行本をみても必ず、「中村屋のコロッケ」という項目があり、これはたしかSAMURAIさんのブログでもかなり以前のかなりマイナーなところに記述があったようななかったような気がします。大阪府民のコロッケに対するこだわりがどれほどのものか非常に興味深かったのでこれはぜひ入手したかったのですが、前述の通りでここでも道に迷い、ようやく発見できたときにはすでに中村屋は閉店していました。そして帰り道でも迷いました。谷町線という地下鉄で来たので、今歩いてきた道を戻ったはずなのに、目の前にあるのは堺筋線…あれ?

    梅田、阪神阪急大丸などの百貨店・グランフロント・LUCUA・大阪ステーションシティとか、ものすごい商業施設密集地でしたね。あべのハルカスでの近鉄にいたっては、もうヤバいですね(笑)ここで手に入らないものはないという感じです。
    以前のコメントで、「好きなものがあって我慢しなければならないくらい買い物ができるというのはある種の才能だ」と書かせていただきましたが、これには才能だけでなく長年の免疫も必要だと思いました。私は才能も免疫もありませんので、これらの商業施設をみてもため息しか出ず、楽しむ以前の問題でしたね(笑)観光客丸出しでずっとキョロキョロしていましたので、夕方になったら目が乾燥してしまい、もうさっさと東急に戻りました。(もちろんここでも迷いながらですが)
    私は国内の大阪でも迷いまくっていましたが、SAMURAIさんはこれを海外のNEW YORKで3回も実践なさっているとは…すごいですね。

    読者業も結構いろんなことをしてきました。ガーディアンズ・マッドマックス・スタローンシリーズ・ウォークマンと長渕剛280曲、そして今回の大阪。
    新幹線はあえてこだまにしました。のぞみを使って一瞬で通り過ぎてしまうのが何だかもったいなく感じたので。往復で8時間も乗りましたので、その間awesome mix以外の曲もかなり進みましたね。
    新幹線では、東京までの切符と東海道の切符を重ねて改札機に入れるということを知らなかったので、通ろうとしたら急に扉?みたいなのが閉まってしまったり、新大阪ではもたもたしていたせいか、改札機を通って出てきた切符を取り損ねて一瞬で機械の中に吸収されてしまったりと、いろんなことをしてきました(笑)日々勉強ですね。

    いろいろやらかしてきましたが、大阪は楽しかったです。仁徳天皇陵もコロッケも残っていますので、また行きたいですね。

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    1. Abbyさん、コメントありがとうございます。
      返信が遅くなり、大変申し訳ありません。
      仕事がだんだんと忙しくなっており、最近は朝の6時半くらいからもう仕事をしている日々です。
      これは年明けくらいまで続きますね。
      更新や返信も少し遅くなってしまいますが、気長に待っていただけたらと思います。
      本当にすみません。

      Abbyさん、大阪に参られていたのですね。
      大阪天満宮や中村屋のコロッケ、造幣局は私の地元ですね。
      すごいです(笑)。
      大阪天満宮は私の実家から歩いて5分くらいのところにあります。
      私の兄が結婚式を行ったのもこの天満宮でした。
      初詣なんかはみんなそこにいきますね。
      7月末らへんに天神祭という日本三大祭りの一つが行われています。
      ちなみにあと京都の祇園祭、青森のねぶた祭が日本三大祭りですが、私は全部見たことがあります。
      どれも全然違う祭りですね。
      それぞれの良さが出ており、どれもすばらしい祭りだと思います。
      天神祭は本当にすぐ近くで行われているため、祭りの時期はすごくうるさいですね(笑)。
      もちろん天満宮内ではいろんな行事が行われていて、近くに大川という川があるのですが、そこで船渡御が行われ、もちろん陸渡御も行われております。
      祭りは二日間ですが二日目には花火が上がります。
      昔は家のベランダから花火が見えていたのですが、最近高層マンション、高層ビルが建ってしまって、それが邪魔で見えにくくなってしまいましたね。
      花火がビルに隠れてしまうたびにそのビルを破壊したくなりますね(笑)。
      天満宮の近くに中村屋のコロッケがありますが、私はコロッケといったらこの中村屋のコロッケしか認めていないですね(笑)。
      理由はただおいしいからです(笑)。
      地元にいるときもそうでしたし、時々大阪に戻るときに母がコロッケを買ってくることがありますが、この中村屋のコロッケ以外食べたことがありませんね。
      コロッケの存在はここ中村屋しか認めておりません(笑)。
      すごくおいしいので今度行かれたときは是非召し上がってみてください。
      造幣局のもうすぐそこに小学校、中学校があるのですが、私が通っていた学校です。
      本当にすぐ近くです。
      なので親が造幣局で働いているという児童、生徒が多かったです。
      私の今でも仲のいい友人の一人もご両親?が造幣局で働いています。
      梅田の地下街は本当に毎日大混雑です。
      日本一混雑している地下街はこの梅田ですね。
      人の流れがありますが、ラッシュの時間帯はそれが途切れることはないですね。
      その流れを崩さないように横切るときは本当に苦労します。
      タイミングを計るのが本当に難しいですからね。
      歩くスピードもみんな速いです。
      歩くのが日本一速いのは大阪ですからね。
      そこでその流れを乱すかのようにゆっくり歩いている人をときどき見かけますが、あれは本当に迷惑になってしまいますね。
      確かに地下街は迷路みたいになっていますね。
      私もたまにしか行かない場所であれば迷ってしまうときがあります。
      今富士生命ビルの場所を調べてみましたが、阪急百貨店、メンズ館の横?、近くのところでしょうか。
      東急REIの場所も見てみましたが、新御堂筋の少し過ぎた所でしたね。
      少し外れということもあり、少し難しかったと思います。
      阪急百貨店ら辺はちょうどど真ん中ですから、迷ってしまうのは無理もないと思います。
      大阪城は私の家から歩いていける距離にあります。
      大阪城の堀内に修道館という建物があるのですが、剣道の昇級審査や試合などがそこで行われており、私も何度もそこに行っていました。
      高校時代、浪人時代はよく自転車で通っていましたが、家に帰る途中に少し寄り道をしてこの大阪城を一周してから帰っていましたね。
      一周している途中に結構急な坂があるのですが、猛スピードでその坂に向かって走ってさらに坂で加速させて、という危険なこともやっていました(笑)。
      そのスピードがめちゃくちゃ気持ちよかったですね。
      私の通っていた高校が地下鉄谷町線の谷町六丁目という駅にあり、浪人していたときに通っていた予備校が谷町九丁目という駅にあります。
      谷町線は谷町筋という道の地下を走っている地下鉄です。
      御堂筋線はもちろん御堂筋の地下を、堺筋線は堺筋の地下を走っている地下鉄です。
      大阪天満宮にあった地下鉄の駅は南森町という駅だったと思います。
      車で梅田から難波へ行くときは御堂筋を走ります。
      御堂筋は片道6車線ですからね。
      一方通行です。
      そして難波から梅田へ行くときは堺筋を走ります。
      この堺筋も一方通行です。
      確かに梅田は商業施設が密集しているエリアです。
      一日遊んでもすべて回ることはできませんね。
      目が回ってしまうくらいの規模ですね。
      梅田のことを“キタ”、難波のことを“ミナミ”と呼びます。
      キタ派とミナミ派に分かれており、私はキタ派ですね。
      ミナミに行けば有名なグリコがありますし、かに道楽もあるので、今度はそちらにもぜひ足を運んでみてください。
      キタとはまた違う繁華街です。
      ちなみに繁華街面積でいえば大阪のミナミが日本一で、その次がキタなんです。
      東京よりも勝っている一面ですね。
      大阪もすごいと思います。
      大阪から京都や神戸にも1時間もかからない時間で行くことができるので、そちらもおススメです。

      旅というのはなにも外国行くことが旅ではありませんからね。
      自分の見知らぬ場所に行くというのは立派な旅ですからね。
      一人で行くといろんなハプニングがありますが、それも経験ですし、後々笑い話になるので、そういうのはたくさんしていた方がいいですね。
      はやり私は大阪が大好きです。
      東京も好きですが、はやり私は大阪人なんですね。
      死ぬまで大阪人です(笑)。
      死ぬまでこのノリとツッコミと笑いで突っ走っていきたいですね(笑)。
      また大阪にいらしてください。
      大阪の人たちはいつでも迎えてくれると思います。
      声の音量はデカイですが(笑)。

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    2. お疲れ様です。

      いつもお忙しい中コメントの返信をいただき、ありがとうございます。
      連日朝の6時半から仕事とは、大変ですね。仕事となると、クリスマスもそうですが年末年始ほどありがたくないものはないですね。こちらでは休日でも業務量は変わらないのにスタッフの配置は少なくなるので大変です。業務を始める前にどれだけ準備ができるかというのが重要で、とくに新人と組むときにはフォローのために6時台から仕事をすることもあります。この時点ですでに2時間の始業前残業です。寮を出るときには外はまだ真っ暗です。もちろん、定時で帰れることはまずありませんので、帰るときも外は真っ暗です。
      早くこの期間が過ぎて、世間の浮ついた感じがなくなれば…と思います。


      大阪を歩き回っていた(道に迷っていた)のは実質たった1日半ぐらいでしたが、楽しかったですね。
      土地勘が全くないところを歩く(迷う)というのは、旅の楽しみの一つです。
      大阪天満宮付近が地元でいらっしゃるとのことですが、文句なしに思いっきり都会ですね。なるほど…、あの辺なんですか…。そうなるとまさに“筋金入りの都会育ち”ですね。
      青森での学生時代のブログのどこかにたしか、「私はどうしても都会を求めてしまう」といった旨の記述があったかと思います。青森には私は行ったことはないですし、青森には青森のよいところがもちろんあったとは思いますが、青森市の人口とこちらの県庁所在地の人口を比較して街の規模を推測すると、SAMURAIさんが就職先を東京に選択なさったことが、なんだか今回非常に納得できるような気がします。

      東京から新幹線で帰ってくる際、長いトンネルを何本も通り抜けるのですが、通り抜けると今度は一気に水田が広がる湿った地元の景色に変わります。夏と冬はとくにこの景色の変化が激しく、埼玉や群馬あたりの住宅街や畑の“薄茶色の単調な景色”から、夏はモンゴルの草原のように稲の緑が広がり、冬は一面雪に覆われた真っ白な世界となります。これをみるたびに、「あぁ、無事に帰ってこれてよかった」と思ってしまいます(笑)“筋金入りの雪国育ち”です。
      本格的に雪が降ると、外は寒いし風は強いし、家の中は昼でも電気をつけていないと暗いし、もう何もしたくないですね(笑)それに何をするにもまず、“除雪から”なので…

      12月でも大阪の空から降るのは雪ではなく雨でした。
      大阪と東京でもいろいろ違いはあるかと思いますが、雪の心配がいらない大都市と豪雪地帯である地方の間でもこんなに違いがあるんですよね。
      …日本ってすごい国です。
      今の勤め先の本部自体は神奈川県川崎市なんですが、全国に支部のような組織が30以上あって、例えば東京では大田区、青森なら八戸、大阪なら堺市といった具合に、北は北海道から南は熊本まであるうちの一つで働いています。もし転勤したいときは平社員であっても本人の希望さえあれば全国どこでも行けるシステムらしいです。こちらの職場では近いうちに現在の機構から脱退して県が主体で進める官設民営の組織に移行することが決まっています。脱退とはつまり機構を退職することと同義で、今後の給与体系や労働条件・健康保険等は、何もかも県の条件に沿うようになってしまうことと、県内の同じような役割を持つ複数の組織を統合して新しく組織を立ち上げるため、現在の機構と比較するとあらゆる点で条件は悪くなるようです。労働組合が多少は頑張ってくれているみたいですが。それが嫌なら機構の職員のままでどこか違う支部に転勤願いを出すこともOKなので、これも人生の一つの転機ととらえて、いっそのことどこか全然違う土地へ行ってしまってもいいわけです。雪の心配のない土地へ。しかし、たとえ私のような比較的“自由の身”であっても、すぐにホイホイと転勤できるかというと実際はそうでもないわけです。そんな思い切ったことをする勇気がない、というのが本音ですね。結局、長いものに巻かれてこのままなんだろうな、と思います。根っからの雪国育ちはたぶんいつまでもずっと、日本海から容赦なく吹く冷たい海風に震え、雪が降る灰色の空を見上げながら、雪国での生活を続けてしまうんだと思います。きっと青森でも、地元に残る人と都会に出ていく人、両方のパターンがあったのではないかと思いますね。時々出張扱いで研修にいく施設は武蔵小杉にある支部なんですが、こういうところで数日過ごしたり、仕事じゃなくても今回のように数日大都会に行ったりすると、地元以外の都会で生活するという選択肢もあるんだよなぁとか、考えてしまいますね。

      地下街での人々の歩くスピードですが、大阪が一番人々が歩くのが速いのは知りませんでした。東京かと思っていましたが、そうでもないんですね。
      少なくとも地元と比較すると、みんなやたら速かったですね。もちろん、出勤時間帯であったということと、私が単にぼんやりしていただけということもあると思います。そもそも地元ではいくら朝のラッシュ時といってもあれほどの人が一斉にいろんな方向から歩いてくるということはありません。もっと全然まばらな感じです。
      思いっきりあの流れを乱すのは私のような観光客、それも東の田舎者、といったところでしょうか。
      あと、東京でエスカレーターに乗る時は左手で手すりにつかまっていたような気がしましたが、大阪では噂通り見事に逆でした。地元ではもちろん、エスカレーターで列ができるようなことはありえません(笑)

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    3. いただいた返信を拝見して、ますます中村屋のコロッケが興味深くなりました。
      あんなにたくさん周囲にお店があるなかで、大阪府民がピンポイントで絶賛するとなれば、これはもうきっと間違いはないでしょう。
      ご指摘いただいた通りで、南森町という地下鉄の駅から天満宮まで歩きました。
      前と同じ感じで道に迷えば、次に行ったときも中村屋を発見できると思います(笑)
      実は大阪から帰ってきて数日のうちにもう、伊丹までの航空券を2月に予約してしまいました。休みが取れるかの保証なんか全くないのにもかかわらず、キャンセルはできない(キャンセル自体はできなくはないがキャンセル料がまるでぼったくり)ので、これでもう何があっても行かなければならなくなりましたね。
      自分で買ったチケットで飛行機に乗るという経験も私にはありませんので、2回目の大阪も、そこに行くまでの過程も楽しみです。
      職場の同僚の中で唯一の県外出身者である人が大阪堺市の出身なんですが、彼女は「一度も通天閣に登ったことがない」と言っていました。私も雪国育ちですが、一度もスキー場には行ったことがありません(わざわざそんなところに行かなくてもいつでもどこでもうんざりするほど雪はあるので)。
      昼の休憩の時に、大阪に観光に行くならどこがいいかとちらっと(帰ってきてからですが)彼女に聞いてみたのですが、彼女はまず、「よしもとがある‼」と言っていました。あとはユニバーサルスタジオと言ってました。難波宮の「な」の字もなかったです(笑)
      なるほど地元の人にとっては貴重な古代の難波宮跡よりもやっぱり現代のお笑いなんだな…と思いました(笑)
      最近、もうすぐ今上天皇が退位して元号も新しいものに変わる、みたいな話題がありますよね。元号といえばそれこそ、日本初の“大化”という元号は、女帝皇極天皇から孝徳天皇へ譲位された際に使われ、あのチョー有名な“大化の改新”が行われた時代ですし、難波宮はその孝徳天皇が遷都したところでもありますので、もっと府民に注目されててもよさそうな気もするのですが…
      仁徳天皇陵についても、私はめちゃくちゃ観るのを楽しみにしているのですが、彼女からは別に何のコメントもありませんでした。仁徳天皇については、神武天皇から始まる黎明期の天皇の歴史のなかで、ここからは確実に存在したということが日本書紀などの記録から分かっている第16代天皇、ということでしたが、毎日当たり前に見ている地元の人にとってはすでに日常風景の一部となっており、やっぱり“そんなもん”なんでしょうか(笑)
      教科書の仁徳天皇陵の写真は空撮であって、実際はあんな高い位置から陵墓全体を俯瞰できるような建物がそばにあるわけではないとのことでした。
      雪を知らない沖縄の子供たちをこちらの地元に招待して雪を楽しんでもらうといったイベントが、毎年こちらのローカルニュースになってますが、沖縄の子供たちが初めて雪を触って、「すごく冷たかった~!」と満面の笑みではしゃぎまくっています。地元の人間にとって雪は憂鬱の対象でしかなく、雪が冷たいのは当たり前で、そんなこと考えたこともありません。
      立場を変えたそれと同じような感覚、なのかもしれません。

      一方、高いところと言えば、あべのハルカスからみた谷町筋という道路はすごかったですね。ガラケーしかもってないので普段出かけても写真を撮ることには興味も技術もないのですが、難波宮と天満宮、そしてハルカスの展望台からの谷町筋は記念に撮ってきました。あんな上空からでもはっきりと市街地を分断する巨大な道が見えましたし、初めて見た通天閣はまるでオモチャみたいでかわいかったですね。
      御堂筋が6車線でしかも一方通行とは…これも田舎者にとっては未知なる領域です。

      大阪に着いてすぐ、JRの環状線に乗って大阪城に向かったのですが、その車内で孫をつれたご婦人のグループがいました。幼い子供とご婦人達が遠慮なしに話すネイティブの(たぶん)大阪弁…。例の堺市出身の同僚はなるべく普段大阪のアクセントを出さないように努めているようですので、ここで初めてホンモノのテンションでホンモノの大阪弁を間近で聞きましたね。小さい子でも実に上手な大阪弁でした(笑)
      特に東の寒い地方の人間って、仲良くなるまでやたら時間がかかるというか、あまりしゃべらないので最初とっつきにくいところがあるというか、そんな傾向があるような気がします。大学時代、岩手や秋田など東北地方から来た人と最初話すときにそんな感じがしましたね。お互いを知って仲良くなってしまえば全然そんなこともないのですが…。
      一方、大阪では“最初から全開”みたいな印象を受けました。今回の大阪で、店員さん以外で一番話をしたのは造幣局の警備?の方でしたが、そんな感じでしたね。以前、“東の人間にとって大阪弁は怒られているように感じる”と書いたことがありましたが、警備の方は「昨日初めて大阪に来たんです」と言ったらチョーフレンドリーでした。見た目はめちゃくちゃコワかったですが…。

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    4. Abbyさん、コメントありがとうございます。
      返信遅くなりました。
      申し訳ありません。

      明けましておめでとうございます。
      今年もよろしくお願い致します。
      とりあえず仕事の方は繁忙期を過ぎたところという感じです。
      まだやらなければならない仕事が残ってはいるのですが、とりあえずは乗り超えた感じです。
      同じ職場で二人がインフルエンザになり、体調も良くないというスタッフが何人もいて、これからどうなるかわかりませんが、体調は崩さないように気をつけたいですね。
      疲れもたまっているし、睡眠不足だし、気も抜けてしまう時期なので、もう少し気を引き締めていないといけないですね。

      生まれ育った環境がその人をつくるというのもあると思いますね。
      やはり周りの環境というのはものすごく重要な要素の一つだと思います。
      私は大阪の都会で生まれ育ったので、そこから青森に行くというのはやはりいろんな意味で勝手が違いました。
      その逆もしかりだと思います。
      地方から都会に行くというのも全然違うのではないかと思います。
      都会は刺激的です。
      情報も早いです。
      遊ぶところもたくさんあります。
      モノもたくさん溢れています。
      そういうところが当たり前で育っていたので、いざ青森に行くとなると一気に今まで当たり前だった環境がなくなるというのはなかなか大変でした。
      そこの環境にしっくりこればいいのですが、やはり私は都会を求めていたんですね。
      今もそうですが。
      だからどこか外国へ行きたいとなるとニューヨークばかり行くんだと思います(笑)。
      あそこは世界一の都会ですからね。
      日本は小さな国ですが、それでも広いですよね。
      どこへ行っても全然違いますからね。
      言葉もそうです。
      私は大学は最初から地方にいきたいと思っていましたね。
      少なくとも関西からは出たいと思っていました。
      もちろん家から通える距離の大学でも一人暮らしができるじゃないかと言われるかもしれませんが、なにかあったらすぐに帰れるという安心感が私はイヤだったんですね。
      そういう安心感を断ち切りたかったので、関西からは出たいというのがありましたね。
      まさか青森まで遠くになるとは思ってもいませんでしたが、そこでたくさんの出会いがあり、お世話になった方がたくさんいて、と行ってよかったと改めてそう思いますね。
      いろんな生活、人生、生き方、生きざまがあります。
      どれをとっても正解も間違いもありませんからね。

      私の考えでは大阪の人は移動する時間がもったいないという感覚があるのではないかと思います。
      できるだけ早く目的地に到着して何かをしたい、というのがあるのではないかと思います。
      私がそうなんですけどね(笑)。
      エスカレーターも大阪は右側に並びます。
      東京は左ですね。
      ちなみに京都も左です。
      昔誰かから聞いたことがありますが、大阪は万博があったのでそのときにエスカレーターの立ち止まり側を世界基準の右にしたという話です。
      本当かどうかはわかりませんが。

      中村屋のコロッケはぜひ行ってみてください。
      天神橋筋商店街というめちゃくちゃ長い商店街があるのですが、国道一号線が通っている近くです。
      南森町の駅も国道一号線にあるので、そこら辺を散策していたらすぐに見つかると思います。
      2月に大阪に行かれるのですね。
      休日が取れればいいですね。
      でもそういう勢いというのかノリみたいなのはすごく大事なことだと思います。
      あれやこれやといろんなことを考えてしまうと結局白紙になってしまうことなんて山ほどありますからね。
      そういうのは勢いでやってしまった方がいいと思います。
      すばらしい決断だと思います。
      伊丹空港から大阪駅(梅田)行きのバスが出ているので、到着したらそれに乗ると一番楽なのではないかと思います。
      もちろん電車に乗っていく方法もあります。
      モノレールに乗って、阪急電車に乗り換えれば梅田に到着します。
      こっちの方が“旅”みたいな感覚が味わえるかもしれません(笑)。
      通天閣は私も登ったことがありませんでしたが、大学時代に長期休暇で大阪に帰ってきたときに塾?みたいなところでアルバイトをしていましたが、私が担当していたのは小学生の低学年で、午前中は勉強をして午後からは社会見学みたいな感じでいろんなところへ行ったのですが、その一環で通天閣に初めて上りましたね。
      なかなか地元にいたら行かないものですよね。
      でも行ってよかったです。
      確かに大阪といえばユニバーサル・スタジオ(USJ)を挙げる人が多いですね。
      話は変わりますが、最近のUSJは好きではありませんね。
      オープン当初はもう本当に大好きでした。
      当時は小学生でしたがそのときから映画はたくさん見ていたので、USJの映画はもちろんほとんど観ていましたから、まさに夢の世界でした。
      USJのCMを見るたびに心が躍りましたね。
      バック・トゥ・ザ・フューチャー、ジュラシック・パークのテーマ曲が聞こえると涙が出るくらいうれしかったですね。
      オープン時にはシュワちゃんも来日して本当にすごかったです。
      でもいまはそういうなんか心が躍るというのはほとんどありませんね。
      行きたいともそこまで思わなくなってしまいました。
      毎年来場者数が増加していて商業的には大成功です。
      でもハリウッドというのか映画というのかそういった“美学”“美しさ”が全くありません。
      確かにいろんな新しいことを取り入れていく、新しいアトラクションをつくる、イベントをするというのは大切なことです。
      それをしないと来場者数が減ってつぶれてしまうかもしれないですからね。
      でもその新しいことが全然違う方へ行ってしまっていると思いますね。
      本当に悲しいです。
      すみません、長くなりました。
      確かに難波宮跡はなかなか出てこないかもしれないですね。
      私もそうなんですが、みんな歴史をあまり知らないというのがあると思います。
      すみません。
      そういえば難波宮跡の横に上町筋という道路がありますが、この上町筋と谷町筋は私が高校、浪人時代に自転車で爆走していた道です。
      谷町九丁目から上町筋を走ってそこから大阪城を一周して大阪ビジネスパークを通過して家に帰ると流れですね。
      大阪城の外堀にベンチがたくさんあるのですが、私のお気に入りの場所があって、そこは人がほとんどいない場所で、帰りによくそこに座って本を読んだり、寝たり、ぼーっとしたりしていましたね。
      すごく静かな場所で落ち着くことができたんですね。
      すごく懐かしいです。
      今度大阪に帰ったときはちょっといってみようかなと思います。

      大阪弁と一言でいってもいろんな大阪弁がありますね。
      場所によって大阪弁も変わってきたりします。
      その場所、土地によって人の性格なんかも違ってくるんですね。
      確かに東北の方はあまりしゃべらないというか静かな印象はあるかもしれません。
      もちろんみんながみんなそうではないですが。
      大阪もそうです。
      でも親切な人は多いのではないかと思います。
      怒られているように聞こえるかもしれないですし、早口に聞こえるかもしれませんが、そうではないので安心して下さい(笑)。
      でもどこでもそうですが、クソジジイやクソババアもちゃんと?いるのでそういう人には気を付けないといけません(笑)。
      イチャモン、因縁をつけてくるヤツもいるので(笑)。
      でも基本的にたいていの人は優しい人が多いと思います。
      それにしても2月は休暇が取れるといいですね。
      私もおススメの場所なんかをご紹介できたらと思います。

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