2017年7月6日木曜日

『パイレーツオブカリビアン/最後の海賊』

 今日は『パイレーツオブカリビアン/最後の海賊』を観てきた。観たいものはさっさと観ておこうと思い、今日も朝一から新宿で観てきたのである。このパイレーツオブカリビアンシリーズはディズニー映画ということで、まあ言ってしまえば万人ウケするように作られているし、毎回同じようなノリ、テンポがあって、誰が見ても楽しめる作品である。まあそれがいいのだが(笑)。もちろん私もそれを楽しんでいる一人である。いろんなシリーズを通してキャラクターが出でくるが、私はジャック・スパロウが一番好きなキャラクターである。いつもいい加減なところ、だらしないところ、でもやるときはやってくれるところが魅力的なキャラクターである。普段は“永遠”とか“不死身”とかマジサイコーとか言っているが、土壇場のところで本当はそんなものどうでもいいと簡単に捨ててしまうところがいい。ジャックはやっぱり海が好きでなんといっても自由を愛しているのである。今回は5作目なのだが、もちろん1作目から全部観ている。今作も含めて一番評価が高いのは一作目である。私はどれも大好きである(笑)。キャラクターとしてはもちろん全編繋がっているが、ストーリーとしては一作目は完結、二作目三作目は繋がっていて、四作目は完結、そして今回は一作目から全部繋がっているような感じであった。今回もツッコミどころはたくさんあったし、このキャラクターの扱いなどちょっと言いたいこともあるが、すごくいい映画でった。パイレーツオブカリビアンシリーズで初めて泣いたかもしれない(笑)。鑑賞後、調べてみると今回復帰したウィル・ターナーとエリザベスとその息子の関係の話で感動している人が多いみたいだが、私はウィルやエリザベスはそこまで好きではないのでそこまで感動はなかったが、やはり私はジャックが今回もいろいろあったが、一作目からジャックと共に海を旅してきたが、彼は今も昔も全く変わらないんだなと感じたことである。水平線が俺を呼んでるぜ、とジャックはまた新たな航海に出ていくのだが、そのシーンに涙してしまった。在り来たりと言ったら在り来たりだが、それはそれでよかった。今回も世界で大ヒットしているので、おそらくまた続編が作られると思う。またジャックと会える日を楽しみにしたい。

2017年7月4日火曜日

『ハクソーリッジ』

 本日さっそくというか、重たい腰を上げて映画館に行ってきたのである。全然重たくなかったが(笑)。久しぶりに映画館行ける、と明らかに睡眠不足だったのだが今日は全く関係なかった。今日は初めてTOHOシネマズスカラ座に行ってみた。そこの映画館の前はしょっちゅう通っていたのだが、想像以上にデカイ映画館で朝一から度肝を抜かれたのである。思っていたより大きい映画館だっただけなのだが(笑)。今回観てきたのは以前にもほんの少しだけ紹介したことのある、メル•ギブソン監督の『ハクソーリッジ』である。最近暴力事件や暴言でハリウッドから干され状態で、そこでスタローンが救いの手を差し伸べて『エクスペンダブルズ3』で悪役で出演し、今回は監督として10年ぶりの作品である。観てみての感想だが、やはりこの人に映画を撮らせたら天才だというのは正しい。めちゃくちゃすばらしい映画であった。この『ハクソーリッジ』はPG12指定の映画なのだが、戦争の残酷さをこと細かに描写している。スピルバーグ監督のノルマンディー上陸作戦を描いた映画『プライベートライアン』の最初の25分もすさまじい描写で、戦争の過酷さというのか、本当に銃の弾が耳元をかすっていくような描写で、自分もその場にいる感覚になる。横にいた兵士が次見たときにはもう死んでいるというすさまじい状況の映画であったが、今回のこの『ハクソーリッジ』はそれをも上回る描写だとも言われている。確かに残酷残虐シーンの連続である。監督のメル自身がそういう描写にはこだわりがあり、過去の監督作品もそれは観てのとおりで、今回もそれが遺憾無く発揮されている。もしメル監督が撮らなければ、手榴弾で爆発したらただ人が死んで煙で見えなくなって次のシーンみたいになるのだが、メルが撮っているのでそうはならず、肉片や内臓や血が飛び散ってそれが近くにいる兵士に降ってくるということになる。これは過剰な表現ではなく、実際本当にそうであったみたいだし、おそらく本当の戦場であればもう本当に映像にはできないくらい残酷なのだと思う。『ハクソーリッジ』のハクソーというのはノコギリという意味で、リッジは崖という意味で、これは沖縄にある前田高地という実在する場所のことである。約150メートルある垂直の崖があるのだが、それがまるでノコギリで切ったみたいに見えたことで、アメリカ軍からハクソーリッジと呼ばれていたみたいである。この前田高地での戦いは本当に地獄で、アメリカ軍があらゆる地獄を一つにまとめたというくらいのすさまじい戦闘だったみたいだ。この沖縄戦はアメリカ側に精神異常者が続出したみたいで、アメリカ側はPTSDがその1945年当時にあったことを知っていて、でもそれがあるっていうことがバレるとみんな戦争に行かなくなってしまうので、アメリカ側はそれを揉み消したみたいだ。そしてそのPTSDにかかっている兵士の多くが沖縄戦の経験者みたいだ。どれだけ酷かったかということである。敵も味方も生き残った人も頭がおかしくなってしまうという戦闘だったのである。その中で一旦は退却してしまったそのハクソーリッジでたった一人残って敵も味方も関係なく救助していくのが今回の映画の主人公デズモンド•ドスである。彼はセブンスデー•アドベンチストというキリスト教の中でも非常に厳格で聖書原理主義的な宗派の一人で、聖書にある十戒の一つ、「汝殺すなかれ」というのを完全に守るというのが彼らの主義なのである。なので戦争に行っても武器を一切持たず、良心的な兵役拒否ができるのである。しかし部隊に入ってみると、隊長や一緒に訓練する仲間が、「僕は銃には触りません」とドスが言っているので、周りがイライラしてしまい、だんだんイジメに発展してしまうのだが、彼は辞めないのである。彼は徹底的に衛生兵としてみんなを助けるために行くんだと言って戦場に赴くのである。しかし、その戦場は想像以上で、グチャグチャになった人間が至る所に転がっているのである。その中で彼は衛生兵として活躍していくのだ。とある一人の男が、人間が、自分の信念を貫き通した映画なのである。今回も何度も涙が出てしまうシーンがあった。訓練ではイジメていた仲間や隊長が彼の活躍を見て、「俺が間違っていた」、「俺を許してくれ」と言う。ドスは土曜日が安息の日ということで祈るために休まないといけないのだが、次の日が土曜日でその前日隊長がドスに言う。明日は土曜日でお前は安息日だが、お前無しでは俺たちは戦えない、と。ドスは困った表情をし、次の日のシーンになる。戦艦からの砲撃でまずはハクソーリッジにいる日本兵を退却させてから突撃するのだが、戦艦が砲撃して10分になるというのに部隊はまだ突撃しない。戦艦からの通信で、「なぜ突撃しないんだ!!」と。隊長が言う、「待っているんです」と。戦艦からの通信が、「何を待っているんだ!!」と。そして隊長が言う、「ドスの祈りが終わるのを」。
 戦争は経験しなければその残酷さ、過酷さはわからない。今日この今も世界の至る所で戦争や紛争は起きているが、少なくとも私が実際に戦場に行くことはほぼないだろう。実際の映像などを見るとすればやはり映画になってしまう。映画となれば普段公開しない資料や経験者かやの情報を集めてそれを映像にしてくれる。過去の記録を映像として残してくれる。実際はもっと違うのかもしれないが、唯一観れる機会なのである。やはりこういうのは観た方がいいと思う。戦争の残酷さを、過酷さを、愚かさを。歴史を学ぶ理由は、同じ過去を繰り返さないためである。たが現実は違う。人間は愚かである。何度も何度でも同じ過去を繰り返す。本当人間って愚かなんだなと思う。このような映画を観て、戦争したいという人はいない。だから戦争映画は作られる。必要とされる。観ていて辛くなるししんどくなる。しかし、ついこの間まで実際に起きていたこの現実から目を反らすわけにはいかない。その現実を受け止めなければならないのだ。一人の人間として。

2017年7月2日日曜日

いろいろあって(笑)

 しばらく更新できずに申し訳ない。引っ越しやなんやかんやでいろいろあり、仕事がお中元時期でめちゃくちゃ忙しく、不備なんかもいろいろあって休日に出勤したりと落ち着かない日が続いているところである。休日はちゃんとあるのだが、思考が停止してしまっていて、一日中ボーっとしてしまってより腐敗堕落してしまっているのである。先日、前職場というかお店を退店してから一度も行っておらず、最終日には周りのお店の方々からいろんなモノをいただいており、それのお返しがなかなかできずにいたので、ついにというかやっとそのお返しをすることができたのである。ずーと気になっていたことがとりあえずひと段落したので少しほっとしたのである。久しぶりにお世話になった方々にお会いすることができて私も嬉しい限りであった。みなさん元気そうでなによりである。落ち着いたらまた遊びに行こうと思う。

 6月下旬から私が観たい映画が公開されているのだが、なかなか観に行くことができない。というか腰が重たくなってしまっている。休みは家にいたいという気持ちが強く、なかなか外に出られない。今は梅雨ということで雨の日が多く、それも理由の一つだろうが、いろんな意味でもう少し外出したい。というか次の日が仕事だと外出しにくいというのもある。連休であれば、一日目は外出して二日目は家でゆっくりするというのがいいのだが、なんせ連休が少ないというのもあって、外出が減ってしまったのである。前お店では私がシフトを作成していたので、私の思うがまま?のシフトだったので結構連休を入れていたので、外出することが多かったのだが、今はそれができないのが苦痛である。なんとかならんもんか(笑)。
 しかし、家にいても更にイラつくことがあり、それはパソコンである。引っ越しをして新たにネット契約したのだが、これがまた通信速度がサイコーに遅く、ネットを開くのに何分もかかってしまうのである。開いても調べたいことなどを検索しても、次のページにいくまでにこれもまた何分もかかってしまい、本当にイライラしてしまっているのである。さすがにパソコンの限界というやつなのかもしれない。買い換えるのはいいが、またお金がかかってしまうな。パソコンを安くはないし。というか安いのを見ていないだけなのだが。これもなんとかならんもんか(笑)。更新していない間にもいろいろあったのだが、なんせ毎日がクタクタで休日は脳が死んでいるので、更新したい気持ちは山々なのだが、それさえもなかなかできない。この鬱陶しい梅雨が明ければ活動し出すかもしれない(笑)。できるだけ更新していきたい。